2016.03.16 (Wed)

朝礼ネタ帳(第33回)

脳を活性化する7つの方法

posted by KEISUKE /studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

 脳は加齢とともに衰えるものと考えている人は多いと思います。しかし近年、脳の老化は年齢とは関係ないとされる研究報告が増えているとのこと。脳細胞は鍛え続ければ、記憶力や集中力、暗記力などが強化されるそうです。ここでは「声に出して読む」など簡単にできる、脳を活性化させる方法を紹介します。毎日の習慣で、年齢を重ねても“冴える人”でいることを目指してみてはいかがでしょう。

簡単にできる脳を活性化する方法

 脳細胞を活性化する方法はいろいろありますが、習慣にできる簡単な方法を7つピックアップしました。どれも簡単なものなので、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょう。

(1)音読する
 本を読むこと自体が脳にいいことですが、声に出して読むことで脳をさらに活性化することができます。慣れてきたら、できるだけ早く正確に読むように努めるといいでしょう。

(2)よくかんで食べる
 咀嚼と脳は強く結びついています。脳の機能が低下すると咀嚼ができなくなり、咀嚼を十分に行わないと脳の機能は衰えていきます。もちろん、きちんとした食事や十分な水分補給ができていることが前提です。

(3)人との会話
 話を聴く、理解する、相手の反応を考えてしゃべるといった会話の一連の行為は脳を活性化します。3人以上での会話であれば、さらに脳を使うことになります。また理想に近い人や憧れの人との会話は、より脳を活性化するようです。

(4)手を使う
 手は脳のさまざまな部位とつながっており、手を使った作業は脳の多くの部分を活性化させることができます。編み物や折り紙などの遊びを取り入れてみましょう。また、利き手ではない手を使うこともおすすめです。

(5)右脳を鍛える
 日頃の生活では左脳を使うことが多いとされていますが、両方の脳をバランスよく使うことで、脳はさらに鍛えられます。右脳は直感やひらめき、芸術的センスと関わりが深いため、絵を描く、音楽を聴くといった行為が効果的です。また、右手は左脳、左手は右脳との結びつきが強いといわれているので、左手を使ってみるのもいいでしょう。

(6)適度な運動
 運動をすることで、血流がよくなり脳に酸素が行き渡ります。また有酸素運動で、記憶と関係の深い海馬が大きくなるという報告もあります。ウォーキングしながら、暗記やリスニングをするのもおすすめです。

(7)いつもと違うことをする
 脳はマンネリを嫌います。朝食のメニューを変える、通勤経路を変えるといった簡単なことでよいので、いつもと違うことを取り入れると脳を刺激することができます。

 いかがでしょうか?脳を活性化するには、特別なことは必要ありません。ほんの少しの行動で、脳の老化を防ぐことができそうです。無意識にマンネリ化した生活を送らずに、自覚的に行動して毎日を過ごしましょう。

脳の休息

 当たり前ですが、脳には休息も大事です。眠りが浅い、寝つきが悪い、食事をおいしく感じない、疲労感や不安感が強い……このような症状があれば、脳が疲れているのかもしれません。

 脳を休めるには、15分程度の昼寝、瞑想、クラシックなどの音楽を聴く、アロマでリラックスするなどがおすすめです。そして、夜は良質の睡眠をとるように心がけましょう。

 脳を使う時間と休ませる時間にメリハリをつけて、効果的に脳を活性化させたいですね。

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ライター・ウェブディレクター。プロのダンサーから転身。就職サイト、社会人向け情報サイト、エンタメサイトのウェブディレクターの経験を経て、記者、フリーライターとして活動しつつ、某テレビ局のサイト立ち上げ、コンサルなど幅広く活動している。

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