2016.02.01 (Mon)

朝礼ネタ帳(第15回)

珈琲が仕事にもたらす良い効果!?

皆さんは、どんなときに珈琲を飲みますか?朝の仕事はじめに1杯、ランチの後に1杯、行き詰まったときの気分転換に1杯と、一日に何杯も珈琲を口にするといったビジネスマンも少なくないのではないでしょうか?今回はそんな珈琲の持つさまざまな効果についてご紹介します。

脳を活性化させ、やる気や集中力をアップ

“珈琲を飲むと目が覚める”という効果は一般的にも知られていますが、これは珈琲に含まれるカフェインが脳を刺激し、活性化させるためだと言われていま す。さらに珈琲の香りには快感神経である「A10」、いわゆるドーパミンの分泌を促す効果があり、それによりやる気や集中力がアップすると言われていま す。加えて深煎りの珈琲の香りには感覚や情緒を司る右脳後部からのα波を多く出現させる働きがあり、それがクリエイティブな作業に良い影響を与えるだけで なく、リラックス効果にもつながるとも言われています。

さまざまな健康リスクをおさえ、二日酔いにも効く!?

続いては健康についての効果。さまざまな研究において、珈琲には心臓病や一部のガンの発症リスクを軽減するといった働きがあることが認められていますが、 なかでもビジネスマンの皆さんにとってありがたいのは“二日酔いの頭痛解消に効果がある”といった点。その理由については二日酔いの頭痛の原因であるアセ トアルデヒドという物質を体外に出し、脳の血液を循環させるのに、珈琲に含まれるカフェインが有効なためだと言われています。また、別の研究ではカフェイ ンが肝機能の状態をはかるバロメータあるγ-GTPの数値を好転させるなど、お酒を飲む機会の多いビジネスマンにはなんとも嬉しい効果が目白押しです。

“正しい時間帯”に飲もう

最後は珈琲の飲みかたについて。朝の珈琲は眠気覚ましに効くと言われていますが、実は時間帯によっては、起きてすぐの珈琲はあまりおすすめしないという研 究結果があります。なぜなら脳の覚醒を促すコルチゾールというホルモンが最も分泌されるのが一般的な起床時間とされる午前8時頃、つまりその時間帯に珈琲 を飲んでもそもそも脳内から覚醒を促すホルモンが出ているのであまり効果はなく、そればかりかこれを継続することで身体にカフェインに対する耐性ができて しまい、必要なときの効果が薄れるというデメリットも。では何時に飲むのが良いのかというと、ホルモンが下がりはじめる午前9時半~11時半頃の時間帯が 珈琲を飲むのに最適な時間帯だと言われています。また、眠る前4~5時間前の珈琲は睡眠を妨げる場合もあるので、珈琲を飲む時間帯については注意を払う必 要があるかもしれません。

いかがでしたか?今回ご紹介したもの以外にも珈琲はさまざまな良い効果があります。どうぞ、上手に珈琲を飲んで皆さんの仕事の“良き相棒”にしてあげてください。

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