2016.05.18 (Wed)

朝礼ネタ帳(第40回)

印象を左右する効果的な色の使い方

posted by KEISUKE /studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

 見た目や雰囲気が、第一印象を左右することは多くの人が感じていると思います。なかでも、色が与える影響は非常に大きなもの。自分のイメージを作るために、シャツやネクタイの色を選んでみてはいかがでしょう。色ごとに相手が受ける印象を紹介します。

視覚情報の多くは色によるもの

 色は、姿形や振る舞い以上にイメージを左右します。視覚からの情報の多くは色によるものだと言われており、その印象は相手に強く残るとのこと。また、身につけているものの色によって、自分の感情や行動にも影響をおよぼします。


情熱や強さを感じさせる色です。勝負の時に取り入れたい色で、特に赤いネクタイは「パワータイ」と呼ばれ、大事なプレゼンや自己アピールの場に適しています。自分の気持ちを奮い立たせる力もあるので、重要な局面ではぜひ赤を身につけましょう。オバマ大統領もここ一番という時にはパワータイを身につけるようです。


知的で冷静な印象を与える色です。相手の心を落ち着ける色なので、信頼感を得たいときにお勧め。真面目で誠実な印象が強いので、謝罪するときには青い色を身につけると良いでしょう。また明るいトーンの青ならフレッシュで若々しいイメージを与えることができます。

黄・オレンジ
親しみやすく明るい印象の黄色やオレンジは、親近感を与え、コミュニケーションを活発にすることができます。初対面の相手と和やかな関係を築きたいときにお勧めのカラーです。


癒しや安全、平和を感じる色です。争いを避けたい場面で取り入れると良いでしょう。また、実直な印象を与えるので、きちんと仕事をこなす人に見られたいときには、落ち着いた緑がお勧めです。


フォーマルな場面で用いられる黒は、格式を感じさせる色です。また、黒は他の色に染まらない強さから、自分を守る鎧のイメージを持っています。厄介ごとを押し付けられそうなときは、黒を選んでみてはいかがでしょうか。

グレー
グレーは主張のない色です。自分をアピールしたいときには不向きな色ですが、存在を消したいときにはグレーを主体としたコーディネートがお勧めです。


清潔感や純粋なイメージのある白ですが、同時に味気なさを感じさせるカラーでもあります。個性を出したい場面には不向きと言えるでしょう。

パーソナルカラーに合わせた色選びを

 色にはそれぞれイメージがあり、色の持つイメージで自分の印象を変えることが可能です。しかし、似合っていない色を身に付けると、不健康に見えたり若づくりをしているように見え、魅力が半減してしまいます。

 例えば、同じ赤でも鮮やかな朱赤から、落ち着いたワインレッドまで多くの赤があります。自分の思いどおりの印象を作るために色を使うのであれば、肌色などに合わせて似合うカラーを選ぶことも重要です。最近は、インターネット上で簡易にパーソナルカラーを調べられますので、参考にしても良いでしょう。

 服装よりも自分の中身や仕事ぶりで判断されたい、という考えもあるでしょう。しかし紫のスーツに派手なネクタイの若者と、濃紺のスーツに淡いカラーネクタイの青年のどちらを部下にしたいかと問われれば、人となりを知る前に決めてしまうのではないでしょうか。

 極端な例ですが、見た目の印象で相手がどのような人物か推測することはよくあります。自分の主張を正確に伝えたいのであれば、イメージに合わせたカラー選びは重要なプレゼン前の準備と言えるでしょう。自分の仕事ぶりをきちんと見て欲しいからこそ、服装にもこだわりたいものです。

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ライター・ウェブディレクター。プロのダンサーから転身。就職サイト、社会人向け情報サイト、エンタメサイトのウェブディレクターの経験を経て、記者、フリーライターとして活動しつつ、某テレビ局のサイト立ち上げ、コンサルなど幅広く活動している。

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