2016.02.01 (Mon)

朝礼ネタ帳(第4回)

会話のコツは「たちつてとなかにはいれ」

初対面の相手や、あまり親しくない相手など、まだ面識の浅い人とのコミュニケーションで、会話が途切れてしまい、気まずい思いをした経験は誰にでもあるもの。今回は、そんな状況に備えて心得ておきたい会話ネタ「たちつてとなかにはいれ」を、ご紹介したいと思います。

困った時の会話ネタ「たちつてとなかにはいれ」とは?

た⇒食べ物
ち⇒地域
つ⇒通勤・通学
て⇒天気
と⇒富(景気)
な⇒名前
か⇒体
に⇒ニュース
は⇒はやり
い⇒異性
れ⇒レジャー

もう、これだけでお分かりですね。どれもこれも、会話のきっかけ作りに一役買ってくれそうなネタばかりです。「食べ物」や「レジャー」の話題は、相手の好みや趣味を知ることが出来ますし、「時事ニュース」や、「はやり」のネタは場が盛り上がります。また、「体」や「異性」というと、少し踏み込んだイメージがあるかもしれませんが、女性同士でのダイエットや美容情報、好みの芸能人などの話は尽きることがありません。

さて、ここで大切になって来るのが、「きっかけ」をつかんだ後の流れになります。「て⇒天気」の話題を例にとってみましょう。

あなた 「今日はいい天気ですね」
相 手 「そうですね・・・」

こうなってしまうと、会話はあっという間に終わってしまいます。 そこで、会話を「はずませる」ための、ちょっとした「情報」を入れてみましょう。

あなた 「今日はいい天気ですね」
相 手 「そうですね・・・」
あなた 「今週はずっといい天気が続くようですね。週末どこか行かれたりされるんですか」
相 手 「いえ、最近はもっぱら家で映画ばかり見ています」
あなた 「そうなんですか。なにかおすすめの映画はありますか。私は○○が好きなんですが」

いかがでしょうか。「今週はいい天気が続く」という、情報を知っているだけで、単なる『社交辞令』が『会話』に発展していきます。実は、このような会話ネタは他にもいくつかありますが、そのすべてが「きっかけ」を作り出すものにすぎません。大切なのは、この「きっかけ」に「事前準備した情報」をプラスすることで、話をはずませていくということなのです。「たちつてとなかにはいれ」に沿ったあなたなりの簡単なメモやセリフ集を作っておいたり、「たちつてとなかにはいれ」に関する話題には常に関心を寄せ、情報を更新しておくことで、いざという時に必ず役に立ちます。

大切な場で気まずい思いをしないためにも、あなたなりの「たちつてとなかにはいれ」を作ってみてはいかがでしょうか。

連載記事一覧

メルマガ登録


NTT EAST DX SOLUTION


ミライeまち.com


「ビジネスの最適解」をお届けします 無料ダウンロード資料


イベント・セミナー情報

ページトップへ

ページ上部へ戻る