2016.02.01 (Mon)

ビジネス英語講座(第9回)

自分の会社について話す際の英語表現

posted by 株式会社 ヒトメディア

自分の会社について話す際の英語表現
We are one of the leading manufacturers of touch screens.

海外出張の際は、あなたが会社を代表します。英語では、”the face of the company”(会社の顔)になると表現します。ご紹介する英語表現を使い、あなたの会社の一番良い顔を示しましょう。

ポジティブな面を強調する

“We are one of the leading manufacturers of touch screens in Japan.”
(わが社は日本で有数のタッチスクリーン製造業者です。)

“We are one of the leading providers of financial consulting in Japan.”
(わが社は日本の財務コンサルティングにおいてトップ企業のひとつです。)

「会社の一番良い顔を示す」とは、あなたの会社が何において優れているのか、人々に伝えるということです。例文の”provider”という語は、製品の製造ではなくサービスの提供に特化した会社に使います。上記のような表現を使うことで、あなたの会社がその分野で上位5位から10位以内に入っている「トップ企業のひとつ」だということを強調します。

“We are the leading manufacturer of touch screens in Japan.”
(わが社は日本のタッチスクリーン製造業者の中でトップです。)

“We are the number one provider of financial consulting in Japan.”
(わが社は日本の財務コンサルティングにおけるトップ企業です。)

もしあなたの企業が業界ナンバーワンなら、このように言うことでトップであるという事実を強調できます。

“We are a pioneer in touch screen manufacturing.”
(わが社はタッチスクリーン製造の先駆けです。)

“We are the first company to provide financial consulting in Japan.”
(わが社は日本で財務コンサルティングを提供した最初の会社です。)

「業界で初めて~した」とか、「その分野の先駆けとなった」ということは強い印象を与えるはずです。

Cultural FYI 知っておきたい文化の違い

英語では通常、“my company”ではなく“we”や“our company”を使います。“my company”と言うと、あなたがその会社のCEO(最高経営責任者)であるように聞こえます。もし自分が経営者であれば“my company”と言って問題ないですが、そうでなければ“we”や“our company”で表現しましょう。

お客様第一主義

“We believe that our customer’s satisfaction comes first.”
(わが社は顧客満足第一主義です。)

“We believe in service with a smile.”
(笑顔のサービスをモットーとしています。)

“We are committed to doing it right the first time.”
(始めから全力でやることに献身しています。)

日本では「お客様は神様」という表現がありますが、アメリカでは一般的に“the customer is always right.”(お客様はいつでも正しい。)と言います。“to believe in something”(~を信じる)や“to be committed to …ing”(~することに献身する)といったフレーズを使って、企業理念やポリシーを表現することができます。

Cultural FYI 知っておきたい文化の違い

なぜアメリカではお客様は「神様」にはなれないのでしょうか? 理由は、アメリカにはキリスト教徒が多いためです。すべての人が信心深いというわけではありませんが、信仰心に厚い人は宗教をとても真剣に考えています。お客様を神様にたとえてしまうと、そういう人たちは少なからず不快感や怒りを覚える可能性があります。大文字のGから始める”God”はキリスト教における「神」を表し、小文字のgで始める”god”はギリシャ神話における神(ゼウスやアテネなど)や、神道における神などを指す時に使います。

会社の現状について話す

“We are in the process of opening new branch offices in China.”
(中国に支社を開くプロジェクトが進行中です。)

”Our current goal is to increase output of our new mixer by twenty percent to meet high consumer demands.”
(現在の目標は、新製品のミキサーの生産高を20パーセント引き上げ、顧客の高い需要に応えることです。)

現在進行中のプロジェクトについて話す際にはこのように表現することが可能です。

会社の将来について話す

“We plan to open six new stores in China by the end of next year.”
(わが社は来年末までに中国に6つの新店舗をオープンさせる予定です。)

“Our long term goal is to offer our app and customer service in six languages, including Russian and German.”
(長期的な目標は、わが社のアプリとカスタマーサービスを、ロシア語とドイツ語を含めた6つの言語で提供することです。)

今後の計画や目標について話すことで、あなたの会社のポジティブな未来を描くことができ良いイメージをアピールすることができますよ。ぜひやってみてください。

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