
製造業のスマートファクトリー化をデジタル技術から支援します
工場の生産性を大きく向上させる手段として期待されているのが、スマートファクトリー化です。
NTT東日本では、製造業の各種課題を解決する、多岐にわたるデジタル技術活用支援と、それを実現するための柔軟性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築をトータルでご提供します。
ICTで製造業はどのように変わるのか(第3回)

近年、日本では「スマートファクトリー」という言葉が注目を浴びています。現時点ではそれほど多くないものの、さまざまな企業がスマートファクトリー化への道を歩んでいます。なぜ多くの企業はスマートファクトリー化をめざすのでしょうか。今回は、企業のさまざまな問題を解決する手段としてのスマートファクトリーについて解説します。
スマートファクトリーの概念は、ドイツ政府が提唱する「インダストリー4.0」の構想から誕生しました。インダストリー4.0とは、第4次産業革命という意味をもつ名称です。水力・蒸気による大量生産が始まった第1次産業革命、石油・電力の利用が始まった第2次産業革命、ICT技術が活用されるようになった第3次産業革命。そして第4次産業革命の主眼は、スマートファクトリーを中心としたエコシステムの構築です。たとえばIoT(モノのインターネット)・AI・ビッグデータなどのICT技術を活用し、品質や生産性の向上、作業の自動化・可視化をめざす、といったことが挙げられます。これらはコスト削減や業務プロセスの改善にも効果的です。
日本では、経済産業省が「スマートファクトリーロードマップ」を2017年5月に発表しています。その中で、「ものづくり企業は20〜30年後の未来に向けて、下記の7つの課題を解決する必要がある」と述べています。
1. 社会のデジタル化・ソフトウェア化に伴う消費の高度化への対応
2. デジタル技術による擦り合わせ・カイゼンのコモディティ化への対応
3. 生産技術・材料技術のイノベーションの取り込み
4. 製造現場のデジタル化・ソフトウェア化への対応
5. 人材の質・量の不足への対応
6. 資源制約・CO2フリーへの対応と成長市場の取り込み
7. リスクマネジメントへの対応
スマートファクトリー化を進めることは、企業の生産性を高めるだけでなく、社会的にも意義のあることなのです。

製造業のスマートファクトリー化をデジタル技術から支援します
工場の生産性を大きく向上させる手段として期待されているのが、スマートファクトリー化です。
NTT東日本では、製造業の各種課題を解決する、多岐にわたるデジタル技術活用支援と、それを実現するための柔軟性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築をトータルでご提供します。
スマートファクトリーの推進は、顧客一人一人に最適化した製品の提供や、アフターサービスの充実などの付加価値の提供にもつながります。付加価値向上のために以下の4つが掲げられます。
1. 多様なニーズへの対応力の向上
2. 提供可能な加工技術の拡大
3. 新たな製品・サービスの提供
4. 製品の性能・機能向上
IoTセンサーと通信機能を製品に組み込むことで、たとえば出荷後でも製品のバッテリーの消耗具合や部品の摩擦状況などをリアルタイムに把握できます。これは、アフターサービスを適切なタイミングで行えるようになることにもつながります。組み込まれたIoTセンサーから実際の顧客の使用方法や利用状況を把握することができるので、顧客の情報をもとに、新たな製品の開発にも役立てることができます。
今後の製造業は、「製品を提供したら終わり」ではなく、提供後のデータを活用してより価値の高い製品や体験を提供することが大事になるでしょう。
スマートファクトリーは、これまでの製造業を大きく進化させる可能性を秘めています。しかし、経済産業省が発行している「2020年版ものづくり白書」の調査によると、デジタル技術を活用している企業は49.3%となっています。スマートファクトリー化を推進している企業は、それほど多くないというのが実情です。
さらに興味深いデータがあります。大企業と中小企業に分けたところ、大企業のスマートファクトリー導入率は60.8%となりました。対して中小企業は、48.5%。中小企業と大企業で約12%の差が出ています。これは、スマートファクトリー化に必要な多額の資金が用意できないことが原因だと思われます。資金の問題はそう簡単に解決できることではないので、製造業のスマートファクトリー化は、企業規模によって二極化が進むことが予想されます。
スマートファクトリー化を推し進めることで、生産性を向上し、得られたデータをもとに自社にしかない付加価値を生み出すことが期待できます。
そのためには情報セキュリティを万全にする必要があります。スマートファクトリーは新しく生まれた概念なので、情報セキュリティという観点が手薄であるケースもあります。2017年には「WannaCry(ワナクライ)」による大規模なサイバー攻撃が行われ、150カ国の23万台以上のコンピューターが被害に遭いました。その結果、多くの工場が一時的に稼働をストップすることになりました。スマートファクトリー化によるインダストリー4.0を実現するためには、周到なセキュリティ対策を講じられるかが鍵になります。

製造業のスマートファクトリー化をデジタル技術から支援します
工場の生産性を大きく向上させる手段として期待されているのが、スマートファクトリー化です。
NTT東日本では、製造業の各種課題を解決する、多岐にわたるデジタル技術活用支援と、それを実現するための柔軟性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク構築をトータルでご提供します。

これからの製造業には、IoT機器の導入をはじめ。ネットワーク環境を適切に整えることの重要性が高くなると思われています。本資料では、デバイス数の増加やアップロードするデータ量の増加に対応できるネットワーク環境を構築するための検討のポイントと、実際の導入事例について紹介いたします。
ネットワークインフラの強化で実現する製造業の「スマートファクトリー化」ガイド
資料ダウンロード
さまざまな業種・業態・規模のお客さまのビジネスに役立つ資料や、NTT東日本の各種サービスのパンフレット、ご利用ユーザーさま向けのマニュアルをダウンロードいただけます。