
顧客一人ひとりを深く理解した最適なデジタルマーケティング・店舗販促をデータドリブンに伴走支援するCXソリューション
インターネット通販が拡大する一方、実店舗での売上が減少し、人々の購買スタイルが大きく変化しています。
NTT東日本では、データ収集から効果的なマーケティング施策の検討・実行までをトータルでサポートします。
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小売業で広がるICT活用(第18回)

スマートフォンやパソコンの普及などの普及にともない、さまざまなものがデジタル化しています。デジタル化した代表的なもののひとつは、書類です。書類を紙媒体から電子媒体に移行することで、保管スペースの縮小などが期待できます。電子マネーも、紙幣がデジタル化したものと考えられます。しかし、財布の中に依然として「レシート」という紙媒体がスペースを占領している人も少なくないでしょう。ここではレシートのデジタル化、つまり「電子レシート」について解説します。
電子レシートとは、購買を記録、証明するために紙で発行していた書類をデータ化したものです。最近ではクレジットカードでの決済や、QRコードを活用した決済の後に発行されることがあります。
日本政府も、電子レシートを推進しています。2018年、購買履歴データを活用できる環境整備を進めることを掲げて、東京都町田市で経済産業省が「電子レシート実証実験」を行っています。計27店舗と約2700人の顧客の協力により、電子レシートによる購買履歴データを扱う際の標準フォーマットと、蓄積された購買履歴データをほかのアプリケーションなどと連携する際に用いるAPIを完成させています。

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顧客側から見た電子レシートの特長としては、まず「保管が簡単である」ことが挙げられます。確定申告をする場合はレシートを保管する必要がありますが、財布がレシートであふれかえる経験をした人もいるのではないでしょうか。また、経年劣化しない点も特長です。紙のレシートは劣化で印字がにじんだり、破れることもあります。電子レシートであれば、そのようなことは起こりません。
次に挙げられる特長は、「他のアプリやソフトとの連携」です。たとえば家計簿アプリと連携すれば、家計簿へ入力する手間を省けます。ヘルスケアアプリと飲食店のレシートデータを連携して食生活の栄養バランスを分析し、次の食事で摂取するべき栄養素を知らせてる、といったことも考えられます。
事業者側から見た電子レシートの特長としてまず挙げられるのは、「コスト削減と発行時間の短縮」です。レシートロールなどの購入費用を削減できるほか、レシートの発行にかかっていた時間を削減できる可能性もあるので、レジの混雑回避が期待できます。
一方で、初期投資費用が発生することに注意しなければなりません。電子レシートを導入するには、対応するレジの購入や改修が必要なため、一時的に大きな費用がかかります。また電子レシートに関する発行手続きや、商品の返品手続きなど、これまでとは違う業務が発生するので、従業員への教育コストもかかってしまいます。
スマートレシートは、東芝テックが提供する電子レシートサービスです。通常紙で提供されている商品の明細レシートを電子化したもので、同社が電子データを一度預かり、顧客がスマートフォンアプリを通じてデータを閲覧できる形式を取っています。

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