オフィスソフト使いこなし(第66回)

パワーポイントの蛍光ペン機能で見やすい資料作りを

posted by 山田 尚明

 本や書類を読むときに、重要と思われる箇所を蛍光ペンで強調することがあります。また、学校の授業やセミナーでは、講師が重要な箇所を解説する際にアンダーラインをしたり、文字を囲ったりします。蛍光ペンによるマーキングやアンダーライン、あるいは文字を線で囲むことで、重要なポイントを伝える手法は、プレゼンテーションでも活用したいものです。

 パワーポイント2016より搭載された新機能[蛍光ペン]は、直線的で美しく線を引くことが可能です。また従来の[ペン]機能に用意されている[蛍光ペン]は、手書きでメモを入れたり、文字を線で囲うことができます(オフィスのバージョンや利用環境により利用できない場合あり)。本記事では、2つの[蛍光ペン]機能の違いを紹介します。

[蛍光ペン]機能の特徴

 まず、新しい蛍光ペン機能についてセミナーで配布する資料をサンプルに説明しましょう。まず[ホーム]タブの[フォント]グループにある「ab」という文字の下に黄色の線が表示されている[蛍光ペンの色]アイコンをクリックします。

 マウスポインターが蛍光ペンの形になったことを確認したら、強調したい箇所をドラッグして選択します。

 ドロップすると、選択した箇所が黄色でマーキングされます。

 色を変更することも可能です。色の変更は、[蛍光ペンの色]アイコンの右側にあるプルダウンをクリック。すると色の一覧が表示されるので、好みの色を選択しましょう。

 好みの色を選択すると、アイコンの下部にある線の色が選択した色に変更され、先程と同様に強調したい箇所をドラッグ&ドロップすれば、マーキングされます。

自由自在に使える[ペン]機能の蛍光ペン

 続いて、従来より用意されている[ペン]機能は、蛍光ペンだけでなく、通常のペンや消しゴムなども備えており、さまざまなところにフリーハンドで線を引いたり文字を書くことができます。

 まずは[校閲]タブを開き、[インク]グループにある[インクの開始]をクリックします。

 すると、[ペン]というタブが表示されます。タブ左側にある[書き込み]グループでツールを選びましょう。[ペン]は、手書き感覚で使えるツールです。スライド中にフリーハンドでアンダーラインを引いたり、文字を線で囲うといった使い方ができます。タブの中央にある[ペン]グループで色や太さを変更することも可能です。

 書き損じたときは、[消しゴム]によって消すことができます。[書き込み]グループにある[消しゴム]をクリックすると、マウスポインターが消しゴムの形になるので、消したい箇所でドラッグします。

 消しゴムのサイズ設定は[消しゴム]アイコンの下にあるプルダウンメニューをクリックすると表示されます。

 また、[ペン]機能にも[蛍光ペン]があり、マーキングすることが可能です。前述の[ホーム]タブにある[蛍光ペン]機能はテキストのみを強調するツールですが、[ペン]タブに用意された[蛍光ペン]はフリーハンド形式となります。

 [ペン]機能はフリーハンドで描けるツールです。よって、たとえば蛍光ペンとペンを併用すれば、下図のようなスライドも作成できます。

2つの蛍光ペンを使い分けよう

 新しい[蛍光ペン]機能は、テキスト以外には使用できませんが、直線的なマーキングを行えるのがメリットです。

 一方、従来の[ペン]機能にある[蛍光ペン]は使える場所の自由度が高く、フリーハンドで記入できることがメリットです。しかし、フリーハンドなので、直線的なマーキングを行うのは難しいでしょう。

 見た目を重視するのであれば新しい[蛍光ペン]機能を、描く場所を選ばずに使用したいならば従来の[ペン]機能にある[蛍光ペン]を、というように使い分けると良いでしょう。

※掲載している情報は、記事執筆時点(2018年3月2日)のものです。

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山田 尚明

山田 尚明

大学院卒業後、メーカの営業企画部署にて5年半、カタログ・Web制作や展示会の運営などのプロモーションに携わる。その後IT企業にて1年半インターネット広告の運用を担当。現在はフリーランスとしてIT、ビジネス、健康、金融、ニュースなどさまざまなジャンルの記事を執筆するとともに、Webサイトの制作やコンテンツマーケティング、インターネット広告の運用などの業務を行う。

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