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オフィスソフト使いこなし(第52回)
ワードの機能でプロにも負けない画像編集を実現!
- 公開日
- 2025-12-24

ワード文書に画像を挿入する際、単に挿入するだけでなく画像を編集したいと考える人は多いでしょう。画像を編集するときに使うソフトウエアといえば、Windowsに付属するペイントや、アドビシステムズのPhotoshop、フリーソフトのGIMPといった画像編集ソフトが思い浮かぶと思います。しかし、ワードでも画像編集ができることを忘れてはいけません。ここでは、ワードに用意された機能を使った画像編集テクニックを紹介します。
画像の構図を変えるトリミング機能
ワードには[図ツール]という画像編集機能があります。[図ツール]は、画像の構図を変えるトリミングや、ふちをぼかす、背景の削除といった画像編集が可能です。
まずは画像の構図を変えるトリミングを紹介します。たとえば下のような画像で、トリミングをしてコーヒーカップを大きく見せましょう。[書式]タブ→[サイズ]グループ→[トリミング]を選択。すると画像の4隅と、各辺の中央に白い丸の付いた黒い枠が表示されます。

枠をドラッグして、トリミングを行いたい部分を設定します。

トリミングする範囲が決定したら、画像以外の部分をクリックすると実行されます。

スタイル設定でユニークな画像に仕上げよう
ワードの画像編集機能はトリミングのほか、影を付けて立体的に見せたり、額縁のようなフレームを付ける、周囲をぼかすなどの加工が行える[スタイル設定]があります。
この機能を適用するには、[書式]タブ→[図のスタイル]グループの[クイックスタイル]をクリックします。

[クイックスタイル]のドロップリストには、あらかじめフレームと影が組み合わされた効果が、アイコンで表示されています。
下の画像では、4つの効果を設定しました。左上から時計回りで紹介すると「シンプルな枠、白」「面取り楕円、黒」「四角形、面取り」「透視投影、ゆるい傾斜、白」です。

画像のテイストを変えるアート効果
[書式]タブには、アート効果という機能も用意されています。画像編集ソフトのフィルターのような機能で、画像を鉛筆デッサン風や、絵画風、モザイク模様、パッチワーク、マーカーなどに編集できます。アート効果は、透明度や、鉛筆やブラシの太さ、ぼかし具合などのオプションが用意されています。
設定は、[書式]タブ→[調整]グループ→[アート効果]をクリックし、[アート効果のオプション]というドロップリストを表示させます。

リストにある[アート効果]から4つを適用しました。左上から時計回りに「鉛筆:スケッチ」「ペイント:ブラシ」「テクスチャライザー」「カットアウト」です。

画像の切り抜きもOK
トリミングよりもメインの被写体を強調したい場合に使われる、「切り抜き」と呼ばれる技術があります。周囲の背景をすべて削除して、被写体のみにするというものです。ワードでも[背景の削除]という切り抜き機能が備えられています。
画像の背景を削除するには、[書式]タブ→[調整]グループ→[背景の削除]をクリックします。

背景の削除ボタンをクリックすると、自動的に背景が認識され、削除される領域が紫で表示されます。
自動認識でうまく選択されなかった領域は、[背景の削除]タブの[保持する領域としてマーク][削除する領域としてマーク]を使って調整しましょう。下の画像では、ソーサーの左端とスプーンの右端を[保持する領域としてマーク]を選択してから、丸く囲った部分をクリックしています。



背景を透明にするには、[書式]タブの[調整]グループにある[色]をクリックします。ドロップリストがあらわれるので、そこにある[透明色を指定]を選択しましょう。するとポインターの形が変わるので、透明にしたい部分をクリックします。
背景を透明に設定できれば、下の画像のような合成もワードだけで作成できます。

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松崎 美穂
大学卒業後、外資系ソフトウェアベンダーへ入社。インストラクター、コンサルタントとして約5年在籍。その後フリーとなり、インストラクター経験を活かし、各種ソフトウェアの操作説明作成、カスタマーサポート、Office製品・パソコンインストラクターなどの業務に従事。2児の母。趣味はピアノ。
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