テレワークで始める新ワークスタイル 場所や時間にとらわれない新時代の働き方を考える

テレワークをしてみたが、業務効率が上がらない…
自宅にある機器やデスク周りの見直しで作業環境は改善できる?

テレワーク活用例 【作業環境】

新しい働き方として定着しつつある、テレワーク。導入する企業が増える一方で、在宅勤務時のインターネット環境や機器の用意は利用者個人に頼るケースが少なくないようです。テレワーク勤務をしたくても「何を揃えればよいかわからない」「やってみたが、自宅の環境では今ひとつはかどらない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は在宅勤務でテレワークをする場合に用意しておきたい環境やツールについて紹介したいと思います。

先週のテレワークでは、ご迷惑おかけしました!
Web会議も途中で切れてしまうし、ファイル送信も時間がかかるし、疲れて効率落ちるし…。私にはテレワークは向いていないみたいです。

いやいや、あれはユウタロウさん家のネット環境のせいですよ。
あと、ダイニングテーブルと硬い木の椅子で作業してたら、誰でも長時間は疲れますって。

えっ、そうなんですか?
ちょっ、ちょっと詳しく教えてもらえます…!?

テレワーク環境に欠かせないものとは?

時間や場所にとらわれない柔軟な働き方とされるテレワークですが、在宅勤務を体験した人からは「社内のような設備がないため業務効率が下がる」という声が上がっています。
まずは、【最低限これだけは準備したいもの】をみていきましょう。

テレワークには通信環境の整備が必須

快適なテレワーク環境のためには、業務内容に応じたインターネット回線選びが不可欠です。テレワークをしてみて「回線が切れやすい」「ファイルのアップに時間がかかる」と感じる場合、回線の見直しが必要なケースもあります。

回線速度や安定感に不満がある場合は、光ファイバーなど高速な固定回線への切り替えで解決できることも。
固定回線には、高速で安定した通信を実現しやすいという特徴があります。Web会議や大容量ファイルを頻繁にやり取りする場合は、かなりのストレス軽減になるはずです。

また、すでに固定回線を利用しているものの「Wi-Fiが遅い」「途切れやすい」という場合には、Wi-Fiルーターを見直してみましょう。
規格が古いために通信速度が低下してしまうことがあるためです。
買い替える場合には、最新規格「Wi-Fi 6」対応のルーターがおすすめです。

テレワーク導入をお考えの方に!「テレワーク導入ガイドブック」

Web会議に必要な機器はこれ

Web会議をしようとおもったら、パソコンにカメラがついていなかった…、そんな場合は、外付けできる「Webカメラ」を買い足すことで対応できます。
パソコンを新調する予定があるのであれば、カメラ内蔵型を条件に選ぶと良いでしょう。

また、家族に会議内容を聞かれたくない場合や、家族がたてる物音を会議相手に聞かれたくない場合には、ヘッドセットがあると便利です。パソコンにマイクやスピーカーがない場合も、ヘッドセットで対応できるケースがほとんどです。

ヘッドセットには、イヤホン型やイヤーフック型、ヘッドバンド型などさまざまな形状があります。選ぶ際には、用途や利用時間に合った形状を意識してみてください。
とくに長時間つけっぱなしにする場合は、骨伝導イヤホンなど耳に負担の少ないものを選びましょう。また、大きい音を長時間にわたって聞くと、イヤホン難聴で聴力が落ちてしまうケースもあるので、注意が必要です。

コミュニケーションの改善に!「一目置かれるWeb会議ツールの使い方!」

長時間のテレワークを快適にしてくれるアイテムは?

業務内容に適したスペックのパソコンと、「サクサクと快適な通信環境」があれば、スムーズにテレワークができるはず。しかし、一日中デスクに向かっていると「ちょっとしたストレス」「姿勢による疲れ」が積み重なって、業務効率が低下してしまうことも…。
そんな場合は、機器を充実させるなど、環境のバージョンアップを検討してみましょう。

業務効率アップに役立つパソコン周辺機器を導入してみよう

企業によってテレワーク時のルールは異なりますが、情報漏えい対策などで印刷などのファイル出力が禁止されているケースがあります。しかし、複数のファイルを見比べながら書類を作成する業務では、パソコンの画面に入りきらず、必要な画面を何度も切り替えるなどの手間がかかってしまいます。

このようなケースでは、『大画面の外付けディスプレイ』の導入がおすすめです。
パソコンのモニターには作成中の書類を、外付けディスプレイには参照用の資料を複数並べて表示するなど、2つの画面を広々と使って作業ができ、作業効率が大幅にアップします。

また、テンキーのないキーボードを使っている場合、資料やデータをまとめる際に数字入力が続いてストレスを感じることも。
こんな場合は、外付けできるテンキーボードを導入することで楽になります。

テレワークではデスク周りの環境も重視しよう

テレワークをしていて、オフィスと同じ作業をしているのに疲れ度合いが違う…という場合は、デスクや椅子などを見直してみましょう。

オフィスでは、長時間座っても疲れにくい1人掛けの椅子を利用していませんか?
座高やデスクの高さに合わせて座面の高さを変えたり、キャスターがついていて立ち座りがしやすかったり、考え事をするときに寄りかかって背中を預けたり…。
意外と、いろいろな動作を椅子がサポートしてくれているのです。

また、普通のテーブルでパソコンを使用していると、姿勢がゆがんで腰に負担がかかる、肩や目に疲労を感じやすくなる、などのトラブルが起こることも。
パソコンを使うために作られたパソコンデスクや椅子を選ぶことで、長時間のデスクワークでも負担を感じにくくすることができます。

セキュリティ管理や体調管理にも気を配ろう

今回は、テレワークを在宅勤務で行う場合に用意したいものについて取り上げました。

私物パソコンを使用したり、会社からパソコンを支給したりと、企業によっても対応が分かれていますが、いずれにせよセキュリティ対策は忘れずに行いましょう。
会社からセキュリティソフトの指定がない場合は、会社に相談しながらサブスクリプション契約できるセキュリティサービスなどを試してみるのもひとつの方法です。

また、通勤のないテレワークも、意外と疲労がたまるものです。
1時間おきに立ち上がってストレッチをする、マッサージチェアやアイマスクでリフレッシュするなど、身体のケアも大切にしていきましょう。

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