Windows Server 2008のEOL対策

Windows Server 2008のサポートが2020年1月14日に終了しました。
一般的にはMicrosoftのサポート終了に伴いセキュリティをはじめとした懸念が生じますので、何らかの対策検討が必要です。
対策としてWindows Server 2008のシステム移行がありますが、移行先にはさまざまな選択肢があります。
検討と移行には一定期間を要するため、できるだけ早く自社の状況に合った検討・移行に着手することをおすすめいたします。

RISK
Windows Server 2008 のサポート終了に伴うリスク

セキュリティの脆弱性

情報セキュリティの脆弱性

更新プログラムの提供がなくなり、ウィルス感染や情報漏えい等の情報セキュリティリスクが高まります。
情報セキュリティ対策を怠ると、企業の存続にかかわる重大な危機を招く恐れがあります。

サポートの終了

サポートの終了

Windows Server 2008のサポートが終了し、仕様変更や新機能のリクエストが出来なくなっています。
また、特別な契約が無い限り、これまであったサポートが受けられない状態でシステム運用を続けることになります。

ハードウェアの老朽化

機器の老朽化

Windows Server 2008は10年以上前の製品であるため、インストールして運用しているハードウェアも5年以上経過したものであることが想定されます。
耐用年数を越えたハードウェアによるシステム運用では、障害発生リスクが格段に高くなります。

PLAN
移行先選定

オンプレミスとクラウドを比較してみましょう。

移行先 オンプレミス クラウド
メリット

構築時

  • 予算や期間が許す範囲で完全独自なカスタマイズが可能
  • 自社専用のシステムのため、他システム連携や統合の調整が容易

運用時

  • システムを保有する安心感
  • 自社の都合に最大限合わせた、運用計画の立案と実施が可能

構築時

  • サーバー機器調達のための初期投資が不要
  • サーバー機器調達のための期間が不要

運用時

  • サーバー機器老朽化に伴う更新検討が不要
  • 迅速なサーバー台数やスペックの変更が可能
    (管理画面での変更のみ)
  • クラウド側の障害対応は事業者にお任せ
    (運用コスト削減)
  • 先進的なサーバーセキュリティ環境を利用
  • 別拠点でのサーバー、データ保管による
    BCP(事業継続計画)対策が可能
デメリット

構築時

  • 機器調達のための初期投資が必要
    (移行期間中の設置場所の確保も必要)
  • 構築までの期間が長い
    (調達に数カ月かかる場合も)

運用時

  • 機器老朽化やサポート終了に伴う対策実施や更改検討が必要
  • 情報セキュリティ対策(更新)や障害対応を自社で実施するためのエンジニアリソースが常に必要

構築時

  • 他システムとの複雑な連携には高い技術スキルが必要

運用時

  • 事業者のサービスによっては運用のオペレーション変更が必要

クラウド移行先にも複数の選択肢があります。
移行要件と将来の運用を見据えた移行先を選択しましょう。

ご利用のアプリケーションが新しいOSに対応していない場合

Microsoft Azureへ

Microsoft社のクラウドサービスMicrosoft AzureにWindows Server 2008の環境を移行することで、サポート終了後も最大3年間、Windows Server 2008のセキュリティ更新プログラムが無償提供されます。移行作業を十分な時間をかけて行うことができます。

Microsoft Azureは、米国Microsoft Corporationおよびその関連会社の商標です。

アプリケーションが新しいOSに対応している場合

システム環境に合う
クラウドサービスへ

オンプレミスでのバージョンアップという選択肢もありますが、クラウドサービスの「コスト最適化」、「ビジネスの俊敏性」、「運用負担の軽減」などのメリットが享受できる、クラウドサービスへの移行がおすすめです。自社の他システムとの連携や運用なども踏まえたクラウドサービスの選定を行いましょう。

POINT
移行するだけじゃモッタイナイ。 クラウド化のメリット。

EOL対応からの解放

EOL対応からの解放

ハードウェアのEOLからは解放されます。更に、クラウド移行後、クラウドネイティブなアーキテクトへシステムを移行( シフト) することにより、長年一定のタイミングで対応に迫られていたソフトウェアの煩わしい更改作業からも脱却することが可能です。

新しいビジネスの創出

新しいビジネスの創出

クラウドではビッグデータやAI、機械学習といった、従来それらを利用するために莫大な費用や時間のかかったサービスが「リーズナブル」かつ「迅速」に利用を開始することが可能です。クラウドへの移行によって、それらサービスを活かした新しいビジネスの創出も期待できます。

働き方改革の推進

働き方改革の推進

場所や時間に囚われない働き方を促進するシンクライアントをクラウドでは「リーズナブル」かつ「迅速」に展開することができるため、手軽に働き方改革を始めることが可能です。

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