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用語解説 

デポジット

概要

 デポジットとは、預かり金や保証金のことである。あるサービスを利用する際に、借りるものについてデポジットを一旦支払い、ユーザーがサービスを利用し終えた際に借りたものを返却するとデポジットで預けたお金がそのまま返ってくるという仕組みである。

 メリットとしては、たとえば飲食物の容器にもデポジットが使われることがあるが、返却させることで容器のリサイクルが可能であるため環境に優しいという点がある。しかし容器を返却してお金が戻ってくるための仕組みを作る部分において、費用がかかったり普及させることが困難であったりと、導入のハードルが高い点がデメリットである。

 海外ではリサイクルという観点でのデポジットの利用が進んでいるが、日本ではそれほど普及していない。

種類

 身の回りにはさまざまなデポジットサービスがあり、たとえば、鉄道会社が発行するICカードは、デポジットとして数百円を鉄道会社に預け、ユーザーがカードを使わなくなった場合に鉄道会社にカードを返却すると、デポジットで支払っていた数百円が戻ってくる、といった用途で使われる。これはカードを捨てられてしまうことを防止している。

 ほかでは海外でホテルに宿泊する際に、デポジットを請求されることもある。これは宿泊期間中に、客がお金を使い過ぎて、宿泊代金の支払い能力がなくなってしまったときにホテル側が損をしないように確保しておくお金のことである。お金が返却されるようなコインロッカーもデポジットにあたる。

シーン

 海外のホテルにおけるデポジットの支払いは、クレジットカードによるものが一般的であるが、現金で支払うこともできる。しかし、ホテルによっては現金の方が、より高い金額のデポジットを払う必要がある場合もあるのと、慣れない紙幣で手間取ることもあるため、カードでデポジットを預けた方がスムーズに処理が進んでいく。

 クレジットカードの情報をホテル側に与えることに不安を覚える場合は、現金でデポジットを支払ってもよい。デポジットは、チェックアウトの際に返却されるため、確実に返却されているかの確認を怠ってはならない。

歴史

 リサイクルのために用いられるデポジットは、1970年代初頭にアメリカで初めて導入したとされている。その後、海外においては各種容器のリサイクルに伴うデポジットの制度が普及していった。日本においては特定の業種を除き、まだ普及していないというのが現状である。

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