2016.2.1 (Mon)
他人には聞けないICTの"いま"(第2回)
ばらまき型メールによるウイルス感染に注意概要
コンテンツ(contents)とはウェブサイト・動画・画像・音声・テキストに含まれる、情報や知識の内容そのものを指す。提供される形式は様々であるが、内容を伝える目的や内容の価値を重視する場合に、コンテンツの概念を用いる。
種類
娯楽目的では、音楽・写真・映像・漫画・アニメーション・ゲームなどがある。これらをビジネスとする場合には「コンテンツ産業」と呼ぶこともある。教養目的としては、百科事典・書籍・教材などがある。情報伝達の目的としては、天気予報・報道・統計データなどがある。
シーン
インターネット普及後は、コンテンツをデータで送受信することが主流である。インターネット普及以前は、メディアとしてラジオ・テレビ・ビデオ・CD・DVD-ROM・フロッピーディスクなどを用いてコンテンツの取引が行われていた。 データ化されているコンテンツは「デジタルコンテンツ」と呼ばれ、著作権保護問題の報道などで用いられる場合が多い。
歴史
大衆が楽しむものとしてのコンテンツや、音楽・ビデオなどを購入して楽しむスタイルが浸透した点を踏まえると、コンテンツ産業は1950年~1960年まで遡る。 インターネット普及以後、コンテンツの価値が更に高まっていった事より、2004年に日本のコンテンツ産業の振興・促進を目的として法律が制定された(コンテンツ振興法・コンテンツ促進法)。 また、日本のコンテンツ産業は2008年に世界第2位の規模まで発展し、2013年時点で市場規模は約12兆円に上る。しかし近年では国内の人口増加が減少していることから、市場規模も横ばいとなっている。