2016.12.16 (Fri)
【特別企画】スペシャルインタビュー「あの有名人が語る!」(第10回)
藤原和博氏に聞く、100万人に1人の人材を育てる方法概要
キャリア(career)とは、その人の仕事に関する経験や経歴のことである。
「キャリアが長い」とは、その仕事に就いてから長期間が経過し、仕事に精通していることである。「キャリアを積む」とは、仕事で結果を残して、昇進を重ねていくことである。「キャリアパス」とは、自分が目指す職種への転属や昇進などのために、必要な専門性やスキルなどを身につける方法や手段のことである。「キャリアアップ」とは、転職、異動などによって、新たな能力を身に着けて、能力や職歴を成長させることである。
このように、あとに続く言葉によってキャリアの意味はそれに応じて変わってくる。
種類
キャリアは前述した仕事の経験や経歴という意味で使われることが多いが、国家公務員では違う意味もある。「国家公務員一種の試験に合格し、本庁で国家公務員として働く人」で、国家公務員のエリートにあたる。
電気通信事業者のことをキャリアと呼ぶが、これはスペルが違う(carrier)。「運ぶもの」という意味が由来で、通信ネットワークで各種データを運ぶさまから呼ばれるようになった。区別するために「通信キャリア」と表記されることが多い。日本においての通信キャリアは、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIなどの電気通信事業者のことを指している。
シーン
キャリアパスは、自らの目指したい仕事や職種によって違ってくる。
専門家のような特定の分野に深い造詣を持ったスペシャリスト人を目指す場合は、同じ職種で長期の経験を積んで、あらゆる事例に精通することがキャリアパスとなる。分野を特定せず広い範囲の知識や技術を持つジェネラリストを目指す場合は、転職や部署異動などを繰り返し、さまざまな業務を経験し、会社運営などの。
どちらが良いという答えはないが、自分が仕事のどの部分に対してやりがいを感じているか、将来どのように仕事をしていきたいか、どのような人生を歩みたいかなどによってこれらのキャリアパスを選択する必要がある。
歴史
以前の日本企業は終身雇用によって1社で働き続けるキャリアが一般的であった。近年では景気や社会情勢、価値観の変化により、同じ会社や仕事に長年、属せず、さまざまな職場でキャリアを積むことや、自分のやりがいや目指すべき目標に近づくためのキャリアアップとなる転職する人も多くなっている。