2016.11.2 (Wed)
朝礼ネタ帳(第63回)
スタバに学ぶ、顧客に嫌われないツイッター運用術概要
アカウント(account)とは、オンラインサービスなどにログインするための権利のことである。 たとえばソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用したり、オンラインゲームをプレイしたりする場合には、このアカウントを作成する必要がある。このアカウントは、ユーザーと特定個人を結びつける役割を果たしている。 アカウントはID「アイデンティフィケーション」とほぼ同意味で使われることもあるが、IDとパスワードのセットを、アカウントと呼ぶ場合もある。ここではこの意味で解説する。
メリット
アカウントがあれば、オンラインサービスを使用する際、いちいち個人情報の入力をしないで済む。たとえばオンラインの通信販売を利用する場合には、氏名や住所、電話番号などの個人情報が必要である。本来であれば使用するたび入力の必要があるが、個人情報を登録し、アカウントを作ればその手間が省ける。
デメリット
アカウントが外部に漏れた場合、個人情報が漏えいする。現在はアカウントハックツールが存在し、このような悪質なツールを使い、IDとパスワードを盗み出されると、「なりすまし」の被害を受ける。 また、紙に書いて保存したものから、身近な人にアカウントを利用され、なりすまされるという被害もあり、厳重な管理が求められる。
種類
アカウントには様々な種類がある。以下、代表的なアカウントを列挙する。 ・コンピューターにログインするためのアカウント......たとえばWindows OSの管理者アカウントである。 ・オンライン上の会員サイトにログインするアカウント......Wikipediaを編集するためのアカウントなどがそうである。 ・ウェブスペースレンタルサーバにログインするアカウント......無料ブログ作成サービスのアカウントがその一つである。 ・オンラインゲームにログインするためのアカウント......オンラインゲームで使うアカウントなどである。 ・ウイルス対策ソフトウェアなどを使用するためのアカウントノートンアンチウイルスや、ウイルスバスターの管理者アカウントなどである。
気を付けるべきポイント
現在、アカウントハックツールというコンピュータウイルスが出回っている。これはアカウントをツール作成者に送信してしまうウイルスで、主にオンラインゲームを中心に被害が広がっている。ウイルス対策ソフトウェアによっては、このアカウントハックツールを感知できないものもある。対策としては、信頼できないウェブサイトは閲覧しない、EXEファイルをむやみに開かないなどが求められる。