2016.2.1 (Mon)
オフィスソフト使いこなし(第2回)
パワーポイントで「魅せる文書」を作ろう概要
テキストボックスとは、文字を入力するための領域である。領域は主に四角形の点線や実線にて表され、アプリケーション内にて文字を入力する際や、ウェブサイトなどでユーザーが任意の文字列を入力する際に用いられる。たとえばプレゼンテーション資料作成ソフトウェアにおいてテキストボックスを用いることで、図や表のみでは伝わりにくい内容を、任意の場所に文字列を配置することで補足することができる。
種類
テキストボックスには、先述したようにアプリケーション内での文字入力と、ウェブサイト上に用意されたテキストボックスがある。ウェブサイト上でのテキストボックスは、ユーザーが入力することができるフォームと呼ばれるもののひとつである。フォームにはほかにもラジオボタン(丸型のボタンで選択肢の中からひとつしか選択できないボタン)や、チェックボックス(四角形のボタンで選択肢の中から複数選択できるボタン)、ドロップダウンリストのような選択型がある。テキストボックスは、自ら任意の文字列を入力することができるインタフェースのものを表す。テキストボックスにも1行しか入力できないものと、複数行入力できるものがある。複数行入力できるものはテキストエリアとも呼ばれている。
シーン
アプリケーション内で利用するテキストボックスで、文字列を入力する際は、文字の大きさや色を変更できたり、文字を太字や斜体、下線などを付属させたりといった文字に対する装飾ができるものが多い。近年では、スマートフォンに利用されているアプリケーションなどにおいても、テキストボックスは利用されている。たとえば撮影した写真に対してコメントを入力するために利用され、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)への投稿などに用いられることが多い。
歴史
テキストボックスが、ウェブサイトに登場した時期は明確ではない。それはインターネットが当初は、ユーザーからの入力を受け付けるためのものではなかったからだ。そのためテキストボックスのようなものはあまり利用されていなかったと考えられている。当初のインターネットではサーバーに対してユーザーがアクセスすると、サーバーに保存されたHTMLファイルをユーザーに見せるというやり取りであったが、1993年以降にCGIというプログラムが利用されるようになると、ユーザーからの入力をサーバーで受けつけ、その入力に対してさまざまな結果を返すことが可能となり、その中でテキストボックスが利用されるようになっていった。