スマートフォン
概要
スマートフォン(smartphone)は、従来の携帯電話の主な機能であった通話機能・メール機能など、様々な機能が実装されている高機能携帯電話端末を指す。日本ではスマホとも略される。
スマートフォンの長所は、従来の携帯電話と比べ「メール」「インターネット」「拡張性」の3点で優れている。
「メール」の場合、契約している通信会社のメールアドレスだけではなく、パソコン用のアドレスでメールができる。たとえば会社で使用しているメールアドレス等も合わせて使うことができる。
また、パソコン上でみているウェブサイトをスマートフォン上でも閲覧できる。さらに、スマートフォンにアプリケーションをいれることで、新たな機能やサービスを自由に使うことができるようになる。
短所としては、おサイフケータイ・赤外線機能といった「ガラケー」の特徴的な機能を利用できない機種が多いことが挙げられる。しかし、これらの機能が搭載された機種も徐々に増えつつある。
種類
様々なスマートフォンが販売されているが、主に「iOS」「Android OS」という2つのOS(Operating System)による分類である。
シーン
スマートフォンの利用用途としてはインターネット閲覧、メール、通話、カメラでの撮影などが主なものとして挙げられる。隙間時間にメールの確認やタスク管理、各種情報の確認ができるため業務効率の向上が見込める。また、ゲームアプリや読書アプリ、カメラアプリなどをいれることで、ちょっとした暇つぶしや嗜みとして使用することもできる。
歴史
世界初のスマートフォンは1996年ころノキアから発売された。タッチパネルはなくパソコンのキーボードを簡略化したものが搭載されるなど、現在のスマートフォンとは異なるが、先駆けと言われている。
大きなターニングポイントとなったのは1999年、リサーチ・イン・モーション社がブラックベリーという端末を発売したころである。ブラックベリーはパソコン用メールアドレスが使えたり、ウェブサイトが閲覧できたりと、パソコンと携帯電話とを融合させた端末となっている。
そしてスマートフォンを爆発的に広めたのが、Apple社のiPhoneである。タッチパネルが搭載されてあるため直感的に操作できることから、大きな話題となり、一気にスマートフォンが広まった。