2016.2.1 (Mon)
オフィスソフト使いこなし(第7回)
パワーポイントにメディアを埋め込もう(前編)概要
パワーポイントとは、Microsoftにより販売されているプレゼンテーション(提案、説明)用ソフトウェアである。パワポと略されることがある。パワーポイントではプレゼンテーション用の資料作成だけでなく、プレゼンテーション時に再生する機能もある。パワーポイントでは、図やグラフ、文字、映像や音声に至るまでさまざまな素材を扱うことができ、提案する相手や場所に応じて最適なフォーマットを選択できる。パワーポイントで作成されたファイルは、主に.pptや.pptxという拡張子を持つ。これらのファイルは別のパソコンにおいても同様にパワーポイントがあれば開けるが、.pptxについてはパワーポイント 2007から登場した拡張子であり、それ以降のバージョンでなければ正常に動作しない可能性がある。パワーポイントは、ワードやエクセルと異なり、Microsoft オフィスのソフトウェアとして含まれていない場合もあるため、ソフトを購入する際はパワーポイントが入っているかどうかを確認する必要がある。
種類
パワーポイントは、ワードやエクセルと同様に多数のオペレーションシステムが対応している。Windows用、Mac OS用などや、iOS用やAndroid用がある。パワーポイントのバージョンは、ワードやエクセルとは異なり、最初はパワーポイント 1.0、2.0というものだった。しかし、その後はワード、エクセルと合わせてリリースされるようになり、1996年から西暦年の4桁の数字による表記に変更された。
シーン
パワーポイントで作成された資料を用いてプレゼンテーションを行う際は、パソコンからプロジェクタなどを用いてスクリーンに映し、複数の人に向けて提案を行う場合が多い。このような場合、資料が文字ばかりだと、プレゼンテーションをあまり聞かずに資料の文字を読んでしまったり、必然的に文字の大きさが小さくなり、読みづらくなってしまったりする。企画の提案などを行う際は文字数を減らし、画像やグラフなどでインパクトを与えるなどのテクニックが必要となる。
歴史
パワーポイントはフォアソート社が1987年に発売したものであった。パワーポイント発売後にMicrosoftが当社を買収したことで、現在はMicrosoftの商品として開発され、販売されている。