2016.8.29 (Mon)
多発するサイバー攻撃から身を守る(第12回)
ウィルス対策ソフト、単に入れただけでは危険です!概要
アイコンとは、パソコンやスマートフォンにおいてアプリケーションプログラムを起動したり、その存在を示すために使用されるマークのこと。ほとんどの場合、アイコンを見ればどんなアプリケーションプログラムかわかるデザインになっている。外形のサイズが統一されているので、パソコンやスマートフォンの画面には、アイコンが整然と並べられるようになっている。一部例外として大きなアイコンも存在するが、障害者や高齢者の使用を前提として作られた場合などである。アイコンには、セキュリティ上などの観点から使用制限を設定することが可能。1台のパソコンを、複数のユーザーで使用することを考慮した機能であり、パソコンの管理者権限を持つユーザーによって、他のユーザーが使用できるアプリケーションプログラムに制限をかけることができる。
種類
アプリケーションプログラムごとにアイコンは異なるため、現在のコンピューターやスマートフォンにおけるアイコンの種類は数え切れないほどである。存在する。アイコンは、アプリケーションプログラムの作者(または管理者)が独自にデザインしたものであり、色や形などに決まった規則はない。パソコン用のアイコンは、小さな画像とともに下にタイトルを表示できるようになっている。スマートフォン用のアイコンは、小さな画像のみであるがそのほとんどが画像内にタイトルを組み込んでいるものが主流である。
用途
アイコンは、パソコンやスマートフォンにおいてアプリケーションプログラムを起動するために使用される。ユーザーはアイコンをダブルクリック(スマートフォンではタップ:指でタッチスクリーンを軽く1回たたくこと)することでアプリケーションプログラムを起動できる。マウスをアイコンの上にもっていくと、そのアイコンによって起動されるアプリケーションプログラムの名称や説明が一時的に浮き出したり、拡大して表示されるものが多い。他にもアイコンから得られる情報として、右クリックからプロパティを開くと、アプリケーションプログラム名・リンク先・ユーザー権限などを知ることができる。
気を付けるべきポイント
初心者にありがちな失敗として、アイコンをうっかり削除してしまうことがある。コンピューターに精通したユーザーであれば、もともとそういった失敗はないのだが万が一、消えてしまったとしても、コンピューターに精通したユーザーであれば、自分で復旧可能なトラブル。しかし、初心者の場合は自分で復旧は難しいので、削除しないように注意すべきである。