ホスティング
概要
ホスティングとは、各種事業者がデータセンターに設置したサーバーなどの機器を、利用者に貸し出すサービスのことである。
サーバー等の機器設置やネットワーク回線の敷設を個人や小規模の会社にて実施しようとすると高額になってしまうため、月額や年額でサーバーの一部を借りて操作し、自らの必要な用途として用いる。企業のウェブサイトを作成する際などに用いられることが多い。レンタルサーバーとも呼ばれる。
種類
ホスティングでのサーバーの借り方としては、共有サーバー、専有サーバー、VPSの3種類に分けられる。
共有サーバーは、1台のサーバーを複数の契約者との間で共有する方法であり、サーバーの設定はホスティングこと業者にて実施されるため自由度は低いがその分運用は比較的容易である。また複数人で共有するためサーバーの性能は低くなるがコストは安い。
専有サーバーは、1台のサーバーを専有して使える方法であり、性能は高いがコストも高くなる。設定は利用者が実施できるため自由度は高い。そのぶん、導入の難易度は高くなる。
VPSは共有と専有の間のサービスであり、1台のサーバーを複数台のサーバーに仮想化し、そのうちの1台を利用する方法である。仮想的には1台のサーバーを専有しているように見えるので設定の自由度は高くなり、料金も安いが、物理的には複数人で1台のサーバーを使っているため性能は専有サーバーほどではない。
シーン
会社のウェブサイトを作成する際には、独自のドメイン(www.○○○.co.jp)を取得する場合が多く、この独自ドメインを利用するためにはサーバーを設置する必要があり、そこでホスティングサービスを利用してサーバーをレンタルすることで安価に独自ドメインのウェブサイトを開設することができる。
ここで注意すべきは想定されるアクセス数に応じて先ほどの共有、専有、VPSのプランを選択する必要があるということである。仮に共有サーバーを選択した場合、1人に割り当てられる性能が少なめなので、アクセス数が多くなるとサーバーが処理できなくなりウェブサイトにアクセスできなくなる場合がある。ウェブサイトへのアクセスし易さは企業に取って重要であるため慎重に検討したい。
歴史
日本では1995年にPremier hostingがホスティングサービスを開始し、その後のインターネットの発展とともにホスティングこと業者も増えていった。