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  • 2024.2.29 (木)
    Posted by NTT東日本

Wi-Fiの導入は、オフィスでの業務効率や店舗の集客力を高めるのに欠かせません。Wi-Fiの種類によって通信速度や周波数などが異なるので、使用環境に合う最適なWi-Fiを選びたい方は多いでしょう。

そこで本記事では、Wi-Fiの選び方や規格について解説します最新規格のWi-Fi6を使用するメリットも紹介するので、これから導入予定の方はぜひ確認しておきましょう。

記事の後半には、導入から運用までプロのスタッフのサポートが受けられる「ギガらくWi-Fi」についてもお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

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1.Wi-Fiルーターとは【無線でネットを利用できる機器】

Wi-Fiルーターとは【無線でネットを利用できる機器】

Wi-Fiルーターとは、パソコンやスマホなどを無線でネット接続させる機器ですWi-Fi対応端末に配線をつなげる必要がないことから「無線LANルーター」とも呼ばれています。一般的にスマホなどのタブレット端末には、毎月データ通信量の上限が定められています。契約プランによっては通信量を超えてしまうと制限が掛かり、通信速度が遅くなるので不便ですよね。

Wi-Fiが接続されている間は、通信量を消費せずにインターネットが利用できるため、毎月の上限を気にすることはありません。例えば、データ量の多い音楽や動画も、思う存分視聴できます。

毎月のデータ通信量が多い方やネットの通信速度が遅い場合は、Wi-Fiを導入してインターネット環境を快適にしましょう。

2.Wi-Fi機器(ルーター)の選び方3選

Wi-Fi機器(ルーター)の選び方3選

Wi-Fiルーターは種類が豊富なので「どの機器を選んで良いか分からない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。選び方を理解して、自社に最適なWi-Fiルーターを設置したいですよね。

そこでこの章では、以下のポイントでWi-Fiルーターの選び方を紹介します

  • 使用環境
  • 最大接続数
  • 最新規格

失敗しないWi-Fiルーターの選び方を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

2-1. 【戸建て・マンション】使用環境で選ぶ

Wi-Fiルーターは、使用する環境によって最適な機器が異なります。例えば、オフィスや店舗など部屋の隅々まで電波を届けたい場合、間取りに合うWi-Fiルーターを選ぶ必要があります。

また、戸建てであれば「1階建てか2階建てなのか」で選ぶ製品が異なります。マンションの場合は「ワンルームか2LDKなのか」というような具合に、使用環境の間取りに合わせてWi-Fiを選びましょう。

使用環境でWi-Fiルーターを選ぶ際のポイントは、実際に使用する環境の間取りよりも、余裕のある機器を選ぶことです例えば、間取りが1LDKの場合は、少し余裕をもたせて2LDKに対応可能なWi-Fiルーターを選ぶことで、機器の性能を十分に発揮できます。

2-2. 最大接続数を確認する

Wi-Fiルーターによって、同時に接続できる最大接続数は異なります。そのため、事前に何台くらいの機器を使用する予定なのか確認しておきましょう。

最大接続数でWi-Fiルーターを選ぶ際のポイントは、接続している機器の数よりも、最大接続数に余裕があるものを選ぶことです。同時に接続している機器が最大接続数より少ない方が、Wi-Fiルーターの力を発揮しやすいので覚えておきましょう。

社員が多く使用する端末が多い場合は、最大接続数を超えてしまう恐れがあります。万が一、最大接続数を超えてしまうと作業がストップしてしまうこともあるので、余裕のあるWi-Fiを選ぶのがおすすめです。

2-3. 最新規格のモデルを選ぶ

Wi-Fiルーターには「IEEE 802.11〜」の表記で表す、国際的な標準規格があります。省略して「802.11b」や「11b」と呼ばれることもあります。

この規格名は長くて覚えづらいので、最近では「Wi-Fi6」というように数字表記で表されることが多いです。Wi-Fiは規格によって最大通信速度や周波数帯が違うので、以下の表を参考にしてみてください。

規格名
最大通信速度
周波数
新呼称

IEEE 802.11n

600Mbps

2.4GHz 帯
5GHz 帯

Wi-Fi 4

IEEE 802.11ac

6.9Gbps

5GHz 帯

Wi-Fi 5

IEEE 802.11ax

9.6Gbps

2.4GHz 帯
5GHz 帯

Wi-Fi 6

Wi-Fi6は、他の規格に比べて通信速度が速く、同時接続しても速度が下がりにくいなどのメリットがあります。

最新規格のWi-Fiを設置しても、今使用してるパソコンやスマホを引き継げるので安心してください。スマホやパソコンを買い替える必要なく、快適なネットワーク環境を構築できます。

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3.Wi-Fi4の機器は古い?Wi-Fi5やWi-Fi6のルーターの特徴

Wi-Fi4の機器は古い?Wi-Fi5やWi-Fi6のルーターの特徴

前章でも簡単にお伝えした通り、Wi-Fiには規格があります。それぞれの特徴を知ることが、最適なWi-Fi選びにつながります。そこでこの章では、以下のWi-Fi規格について詳しく紹介するので、それぞれの特徴を理解して使用環境に合うWi-Fiを選びましょう。

  • Wi-Fi4
  • Wi-Fi5
  • Wi-Fi6

規格について「よく分からない」という方は、ぜひ確認してみてください。

3-1. Wi-Fi4

Wi-Fi4の正式規格名は「IEEE 802.11n」で、最大通信速度600Mbps、周波数2.4GHz帯/5GHz帯、データ量は200〜300Mbpsほどです新しい規格に比べて速度が半分以下とかなり遅いので「Wi-Fi5」や「Wi-Fi6」への買い替えを検討している人もいるでしょう。

Wi-Fiの通信速度や送受信されるデータ量が少ない機器は、パソコン間でファイルをやり取りする際などで不便に感じるかもしれません。特に会社の場合、資料やデータのやり取りが遅いと仕事がはかどりません。

またWi-Fi4より前のルーターは、光回線で使うには通信速度が遅すぎます。高速な光回線を導入しているのに古い規格を使用している場合は「Wi-Fi5」や「Wi-Fi6」ルーターへの変更を検討してみてください。

3-2. Wi-Fi5

Wi-Fi5の正式規格名は「IEEE 802.11ac」で、最大通信速度6.9Gbps、周波数は5GHz帯、送受信できるデータ量は3.45Gbpsほどです。1つ前のWi-Fi4に比べると、通信速度がかなり高速になりました。

しかし、Wi-Fi5は5GHz帯のみに対応するので「障害物に弱い」というデメリットがあります。電化製品などの電波に干渉されやすいため「離れた場所でWi-Fiを使用したい」という場合はおすすめしません。安定したインターネット環境を作りたい場合は、2.4GHz帯と5GHzの両方に対応している「Wi-Fi6」がおすすめです。

3-3. Wi-Fi6

第6世代のWi-Fi6は、2019年に発売されました。正式規格名はIEEE802.11、最大通信速度は9.6Gbps 、周波数は2.4GHz帯/5GHz帯です。Wi-Fi5にはない2.4GHz帯の周波数で、電波を遠くまで飛ばせます壁や床をすり抜けて使用できるため、離れた場所でも安定したネット環境で作業できます。

また、1つ前のWi-Fi5に比べておよそ10倍ほど情報処理が早くなりました。一度に接続できる最大接続数も増えるため「処理スピードが遅い」というような不満を解消できます。Wi-Fi6のデメリットは、家電の距離が近い場合に電波が低下しやすいことです。Wi-Fi6のルーターを設置する際は、家電の近くに置かないように注意しましょう。

4.最新機器Wi-Fi6のルーターを使用するメリット3選

最新機器Wi-Fi6のルーターを使用するメリット3選

最新規格のWi-Fi6を使用するにあたって、具体的なメリットは何があるか気になりますよね。そこでこの章では以下3つのポイントから、Wi-Fi6のメリットを紹介します。

  • 通信速度
  • 同時通信
  • 電力消費

Wi-Fi6はこれまでのWi-Fiに比べて「高速で混雑に強い」などのメリットがあります古い規格のWi-Fiルーターを使用している方や、Wi-Fi6について詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

4-1. 通信速度が速い

従来のWi-Fi4に比べて、Wi-Fi6の通信速度には格段の差があります。1つ前のWi-Fi5と通信速度を比べた場合、パソコンは3倍ほどでスマホは約1.5倍も早くなりますまた「5GHz帯」と「2.4GHz帯」の両方を使用できるWi-Fi6は、周波数を電波の状況によって変えることができます。周波数の切り替えができるので、より安定したネット環境の構築が可能になりました。

特に、膨大なデータ通信を使用するオフィスでは、高速な通信環境が求められます。最新規格のWi-Fi6であればデータ送受信が短時間でできるので、作業の効率化が期待できるでしょう。電波状況によって通信速度が異なるため一概には言えませんが、ネット環境が快適になる可能性は高いです。「速度が遅い」「通信環境を良くしたい」と考えている企業は、Wi-Fi6ルーターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

4-2. 同時通信が快適

スマホやパソコンなどを同時に使用しているときに、Wi-Fiの「電波が弱い」「つながりにくい」と感じたことがあるのではないでしょうか。電波がつながりにくくなる原因は、同時にWi-Fiを使用している機器が多いと混雑状況になり、通信が遅くなるためです。そこでWi-Fi6には、OFDMAという機能が採用されました。

この機能により、複数の機器を同時に使用しても通信の順番待ちが発生しません。電波の「相乗り」が可能になるため、多くの人が集まる場所でも速度が低下しにくいメリットがあります。

4-3. 無駄な電力を消費しない

インターネットを使用していると「スマホのバッテリー消費が早い」と感じる人は多いでしょう。特に、動画や音楽などでデータ容量を多く使用する場合、スマホのバッテリー切れが懸念されます。Wi-Fi6には「TWT」という機能があり、スマホなどのバッテリー消費を抑える役割があります受信の必要がないスマホやパソコンなどの端末をスリープ状態にできるため、電力を抑えることが可能です。

従来のWi-Fi5の場合、受信する必要のない端末も勝手につながってしまうため、使用しない端末も動いてしまいます。Wi-Fi6であれば必要な端末だけが個別に動くので、無駄に電力を消費しなくて済みます。

しかし、Wi-Fi選びの際に「最新規格に対応しているか分からない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。Wi-Fi6に対応している機器をお探しの方は「ギガらくWi-Fi」がおすすめです。資料も無料でダウンロードできるので、気になる方はチェックしてみてください。

5.「ギガらくWi-Fi」なら導入から運用まで安心のサポート付き

「ギガらくWi-Fi」なら導入から運用まで安心のサポート付き

Wi-Fiを設置するにあたって「トラブルがあった場合はどうしよう」などの悩みが出てきます。Wi-Fiについて詳しく知っているプロに相談できたら安心ですよね。そこで、Wi-Fiを導入する予定のある方におすすめなのが、プロのスタッフによるサポートで導入から運用まで安心の「ギガらくWi-Fi」ですWi-Fiに関するトラブルや困りごとがあった場合など、年中無休で相談できます。

サポートセンターの対応時間は9時〜21時で、トラブル内容にもよりますが遠隔による操作で不具合の状況を確認し対応します。訪問による修理サポートが受けられるオプションもあるので、プロによる手厚いサポートを受けたい場合は確認してみてください。「ギガらくWi-Fi」をオフィスや店舗に置くことで、Wi-Fi環境が快適になり従業員の業務効率化や、集客が見込めます。これからWi-Fiを設置する予定がある方は、ぜひチェックしてみてください。

※電話によるご対応時間 9:00-21:00(年中無休) ※メーカーの公式サポートが終了した端末のWi-Fi設定 など、お問い合わせの内容によっては対応できないことがあります。

※故障連絡受付から現地までの駆けつけ時間および回復時間を保証するものではありません。 ※故障の原因がお客さまの責任による場合、別途費用がかかります。

サポート付き簡単オフィスWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」

6.最新規格Wi-Fi6に対応した機器でネット環境の質を高めよう

最新規格Wi-Fi6に対応した機器でネット環境の質を高めよう

Wi-Fiルーターは種類がたくさんあるので、使用環境に合うWi-Fiを選ぶ必要があります。特徴が異なるWi-Fiのなかから、最適な機器を選ぶのは難しいでしょう。Wi-Fi選びにおすすめの方法は、以下の3つです。

  • 使用環境で選ぶ
  • 最大接続数を確認する
  • 最新規格Wi-Fi6モデルを意識する

最新規格の「Wi-Fi6」は、これまでの「Wi-Fi4」や「Wi-Fi5」に比べて通信速度が速く、同時通信も快適になります無駄な電力は必要ないことから、省エネも期待できるのでおすすめです。これからオフィスや店舗にWi-Fiを設置する予定のある方は、上記の選び方を参考にしてネット環境の質を高めていきましょう。

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