2016.4.21 (Thu)
ICTで業務を効率化(第2回)
紙のマニュアルより伝わる社員向け動画を作ろう!概要
オンデマンドとはユーザーからの要求に応じて即時にサービスを提供することである。とくに、ユーザーが見たい映像コンテンツを見たい時に配信するサービスをビデオ・オンデマンド(VOD Video On Demand)という。
長所・短所
長所は配信元により決められたスケジュールではなく、ユーザーが利用したい時にサービスが提供できることにある。ユーザーはスケジュールに合わせて待たされることも、見逃すことも無くサービスの提供を受けることができる。また、VODを利用する上では、従来のようにレンタル店への訪問、返却などの手間がかからないことや延滞の心配もないことがユーザーにとって大きな利点といえる。
短所は、1回の視聴ごとに課金される場合、料金が従来と比べ高めな点が挙げられる。
場面
オンデマンドの利用には一般的にパソコン、テレビ、スマホ、タブレットに対応している。また、ゲーム機などもオンデマンドのサービスを提供しているものもある。なお、オンデマンドの利用環境としてインターネットによるデータを配信が前提であることが多く、インターネット常時接続環境は必須といえる。
種類
現在、オンデマンドによるサービスはテレビ局、衛星放送、ケーブルテレビ、インターネットサービスプロバイダなどが開始している。また、レンタルビデオチェーン店もオンデマンドによる映像コンテンツの配信サービスを提供しはじめている。
シーン
映像コンテンツ、ゲーム、eラーニングなどインターネットを利用したサービスでオンデマンドの仕組みが利用されている。
歴史
近年インターネットの常時接続の普及と通信速度の向上により、オンデマンドによる映像コンテンツ配信の環境が整ってきている。また、近年ではビデオ・オンデマンドの中でも定額制、見放題でコンテンツ配信を提供するSVOD(Subscription Video on Demand)が注目をあつめている。現在、SVODは国内、海外資本の企業に複数サービスが開始されている。
SVODの特徴は月額1,000円程度の定額料金で全ての映像コンテンツが見放題という点である。ユーザーは従来のように料金を気にすることなく、見たい番組を見たいだけ複数視聴できる。また、海外資本のSVODでは映画にせまるクオリティのオリジナルドラマが製作され、 ユーザーの囲い込みに成功している。