「JIIMA認証」とは?電子帳簿保存法の対応が可能なクラウドサービスの紹介

  • 2023.8.28 (月)
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電子帳簿保存法(以下、電帳法)の改正に伴い、税務関係帳簿書類をデータとして保存することが可能となりました。

データ保存サービスを検討する際に「JIIMA認証」という言葉をよく見かけると思います。

このコラムでは「JIIMA認証」とは、そもそもどのような認証なのか詳しく解説していきます。

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1.JIIMA認証とは

JIIMA認証は、「JIIMA」という公益社団法人日本文書情報マネジメント協会が提供している認証です。

市販されているソフトウェアやソフトウェアサービスが、電帳法の要件を満たしているかをチェックし、法的要件を満たしていると判断したものを認証しています。

そのため「JIIMA認証」を取得しているソフトウェアを使用すれば、電帳法に準拠した適切な税務処理を行うことができます。

1-1.JIIMA認証制度の背景

令和3年度電帳法改正前は、事前承認制度としてJIIMA認証の取れたソフトウェアサービスを利用して書類を作成した場合は、承認申請書の記載事項や添付書類を一部省略することを国税庁が認可しておりました。

令和3年度税制改正において事前承認制度は廃止となりましたが、JIIMA認証に関しては現在も国税庁のホームページに掲載されており、優良な電子帳簿の普及促進の観点から勧められている認証となります。

1-2.JIIMA認証の種類

JIIMA認証は以下のように全部で5種類の認証があります。

・電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証

「スキャナ保存」に対する法的要件を満たしているか判断する認証

・電子書類ソフト法的要件認証

システム等を使用して電子的に作成した国税関係書類の取引関係書類を電子データとして保存する「電子書類」システムに関する法的要件を満たしているか判断する認証

・電子帳簿ソフト法的要件認証

国税関係帳簿の作成に関する法的要件を満たしているか判断する認証

・電子取引ソフト法的要件認証

国税関係書類の電子取引に関する法的要件を満たしているか判断する認証

・アーカイブ用光ディスク認証

アーカイブ用光ディスク製品の品質の高さを判断する認証

ソフトウェアサービスを探す際は、上記の5つの認証のうち何を取得しているのか確認してから選びましょう。

2.ファイル保存に関するJIIMA認証

JIIMA認証の中で「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」と「電子書類ソフト法的要件認証」の2種類がファイル保存に関する要件認証になります。

この2つの要件認証は、ソフトウェアサービスが電帳法に準拠したファイル保存に対応していることを証明しています。

2つの要件認証を両方とも取得しているおすすめのソフトウェアサービスとして、NTT東日本の「コワークストレージ」があります。

具体的にどのような機能が認証を得ているのか詳しく説明します。

2-1.電帳法スキャナ保存ソフト法的要件

「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」とは、国税関係書類の取引関係書類(契約書、見積書、注文書など)が対象で、取引相手から紙で受け取る、もしくは取引相手に紙で交付する場合に、紙のままではなく複合機で読み取った電子データの形式で法的要件を満たして保存できるサービスであることを証明する認証です。

コワークストレージでは複合機と連携することで、紙で受領した見積書や紙で作成した契約書等をスキャン・読み取り、電子データとして文書を保存できます。

2-2.電子書類ソフト法的要件認証

「電子書類ソフト法的要件認証」とは、ExcelやWordなどを利用して作成した国税関係書類の決算関係書類または関係書類(契約書、見積書、注文書など)の写しを電子データのまま法的要件を満たして保存できるサービスであることを証明する認証です。

コワークストレージでは、作成した電子データをファイルが誤って変更・削除が行われないよう安全に保存しておくことが可能です。

3.電帳法の対応には「コワークストレージ」がおすすめ!

コワークストレージは、安全にインターネットを介してどこからでも利用できるクラウドストレージサービスです。

慣れ親しんだデスクトップと同じ感覚で使える高い操作性が特長で、従来のファイルサーバやNASと変わらない運用ができ、大切なデータを強固な情報セキュリティ対策のもと国内にて保管できます。

JIIMA認証を取得しているコワークストレージを利用すれば、電帳法対応のファイル保存が簡単に実現できます!

3-1.JIIMA認証を取得し電帳法に対応した機能

コワークストレージはJIIMA認証を取得しており、電帳法に準拠した適切なファイル保存ができる機能が備わっています。

・複合機連携

複合機と連携することでスムーズにスキャンした書類を電子データとして保存することが可能です。詳しくはこちら

・ファイル保存情報の記録

ファイルの保存日時・保存者情報を記録することが可能です。

・誤操作対策

フォルダに対して保存しているファイルの削除・変更ができないように設定することが可能です。

・ファイル検索

検索要件に合わせた情報をファイルに登録でき、登録した情報でファイルの検索を行うことが可能です。

・ログの記録

「どのフォルダに対して、どのような操作を行ったのか」など、過去10年間の行動の確認が可能です。

3-2.企業の規模に合わせて選べる料金体系

料金プランは企業規模や用途、予算に合わせて4つのプランの中からお選びいただくことが可能です。

料金について詳しくはこちら

3-3.安心のセキュリティ

コワークストレージに保存したデータは、国内のデータセンターで保管します。

詳細で柔軟なアクセス権限の設定やデータの暗号化など、セキュリティ対策もきちんと行っているため、クラウドにつきもののセキュリティ対策への不安がありません。

また、取引先などにデータを送信する際も、パスワード付き暗号化zipファイルを送るよりセキュリティが高い、ファイルをダウンロードできるリンクURLを発行する方法をとれるため、より高いセキュリティ対策を実施することができます。

コワークストレージについて詳しくは公式ページをご覧ください。

また、コワークストレージでは無料トライアルを提供しております。

ペーパーレスにむけた電帳法対応をご検討される際に、是非お試しください。

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