用語解説 

ワークプレイス

概要

 ワークプレイスとは、働くための場所、環境を表す言葉である。主に働く場所や時間が固定されずに働ける場合に用いられる。

 従来のワークプレイスである仕事場であるオフィスには、自分のために用意された机、椅子、電話やパソコンなどがつねにあるというスタイルが多かった。しかし現代のワークプレイスにおいては、自らが利用する座席や端末が固定されていない場合もある。このような形態をフリーアドレスと呼ぶ。

 さらに電話端末も会社用もしくは個人用の携帯電話が職場用の電話となる場合もあり、ワークプレイスも多種多様となってきている。自社のワークプレイスのあり方を再検討することで、形態を変えることで社員の生産性を上げることも可能である。

種類

 ワークプレイスの場所としてはオフィスだけでなく、自宅や出張先、一部の人についてはカフェなどもワークプレイスとなり得る。

 近年では、自宅をワークプレイスとするいわゆる在宅勤務を取り入れる企業も増えている。これは子育てをしている親や、病気の親の介護が必要といった理由などで、仕事場に行くことが困難な人も社会で活躍できる場を持てるため、社員の満足度も向上し、社会的な評価も高くなるメリットがある。近年はカフェなどにおいてもノートパソコンを利用して仕事をする人も増えてきたが、この場合には後ろからパソコンの画面を覗かれるなどして、機密情報が外部へ流出しないようにする注意が必要である。

 このように自宅や外出先でも仕事ができるようにするためには、会社のパソコンに遠隔でログインするなど環境の構築が必要となるため、初期コストはかかるが、その分生産性の向上などメリットは多い。

シーン

 会社内のワークプレイスを、先述のようにフリーアドレス化することで、社員が日々座る場所を変更し、普段関わることのない部署の人と話すことで、新たなアイデアが生まれたり、仕事が円滑に進んだりするメリットがある。しかしフリーアドレスにするだけでは、社員は慣れた席に座りたがるようになり、結局毎日同じ席に座っているということがあり得る。社員の座席を毎日ランダムでシステムが決定し、社員は日々違う席に座ってから仕事を開始するようなシステムも登場している。

歴史

 ワークプレイスは以前、オフィスと呼ばれていた。オフィスとは、会社において事務作業を行う部屋と位置づけられており、ひとつの固定された居室を意味していた。ワークプレイスはオフィスだけでなく、さまざまな場所で働けるようになったことで誕生した言葉で、オフィスと差別化するに使われている。

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