2016.2.1 (Mon)
オフィスソフト使いこなし(第5回)
パワーポイントのアウトライン機能を活用しよう概要
ドラッグ&ドロップとは、パソコンにおけるマウス操作のひとつである。パソコン内や外部の装置向けにファイルを移動させたいときに、移動させたいファイルのアイコンの上に矢印を合わせてマウスの左のボタンを押し続けて、そのままマウスを動かす操作(ドラッグ)と、ファイルを置きたい場所でマウスの左ボタンを離すことでファイルをその場に置く操作(ドロップ)を組み合わせた用語である。ドラッグにより荷物(ファイル)を持ち運び、ドロップにより目的の場所に置くというイメージである。ドラッグ&ドロップによりデスクトップにあるファイルを任意のフォルダに移動したり、外部ネットワークに繋がっている環境であればWindowsにおけるエクスプローラなどにより該当の場所を表示させてそこにファイルを移動させたりといったことも可能となる。
種類
ドラッグ&ドロップを利用するケースとしては、先述したようなファイルの移動だけでなくアプリケーションに対するファイルの読み込みにも利用が可能である。ファイルを読み込ませたいアプリケーションを開き、そのアプリケーションに対して開きたいファイルをドラッグ&ドロップすることで、ファイルを読み込ませることが可能となる。ただし、アプリケーションがそのファイルの読み込みに対応していなければファイルを開くことはできない。
シーン
ドラッグ&ドロップはさまざまなシーンにて利用ができる。たとえば、メールにおけるファイル添付にもドラッグ&ドロップは有効である。Windowsで用いられるOutlookにおいては、メール送信画面に対して添付したいファイルをドラッグ&ドロップすることで添付をすることができる。さらに最近では、ウェブサイトにてファイルをアップロードするようなインターフェースにおいても、ドラッグ&ドロップでファイルを選択できるようになっているが、その機能をホームページで明示的に実装していなければならないため、今でも全てのウェブサイトで実施が可能という訳ではない。
歴史
ドラッグ&ドロップは、英語でdrag and dropと記載し日本語に訳すと、引きずって落とす、という意味となる。マウスによる一連の操作を意味している。ドラッグ&ドロップは、むかし利用されていた一部のOSではマウスの右ボタンで実施するものであったが、近年では先述したように左ボタンを使って実施するものがほとんどとなっている。