膨大な量の通帳処理を
高精度・高速で自動化
適用業界・ビジネス分野
- 税理士事務所
- 会計事務所
- コンサルティング業界
- 税務会計アウトソーシング
従来の課題
テクノロジーの活用によるバックオフィス業務の効率化が社会全体で進む中、会計事務所においてもAIによる業務の自動化が注目されています。税務サービスでは領収書や帳簿、預金通帳など、さまざまな形式の帳票類の情報をパソコンなどに入力し、デジタル化します。なかでも最もマンパワーを必要とする相続税の申告業務において、デジタル化が必要な通帳は膨大。多くの人手と時間がかかるため、公認会計士と税理士が付加価値の高いコンサルティング業務に注力しきれない課題があります。
対策例
AI-OCRを導入することで、通帳情報をデジタル化する作業は、読み取り精度や省力化の効果が手作業と比較し大幅に改善されます。デジタル化の自動化が進み、公認会計士・税理士が帳票処理業務から解放されれば、お客さまに付加価値を提供するコンサルティングやサポートに注力できるようになることが期待されます。
対策例の用途
- 通帳・帳票データの自動読み取り
- 入力作業の削減
- 確認作業の解消
対策例の目的
- 帳票処理作業の効率化
- 税務申告全般のスピードアップ
- コンサルティング業務へのシフト
さらに！
税額の計算には、補足情報を通帳に手書きでメモした「補記」の情報も欠かせないのですが、AI-OCRは手書きの補記も正確に読み取ることができます。これにより、相続税申告業務だけではなく、確定申告や医療費控除における領収書の処理など、手書き文字が多い帳票類での活用も期待されます。
- AI-OCR
- 手書きの文字や印刷された文字をイメージスキャナなどで読み取り、デジタルデータ化するのが「OCR（Optical Character Recognition/Reader、光学的文字認識）」。「AI-OCR」はAIの技術である「機械学習」・「深層学習（ディープラーニング）」を取り入れ、人工知能に文字の特徴を学習させることで、より精度の高まったOCRのこと。