海外の街中ではフリーWi-Fiが常識!?
ちかごろ「こちらでフリーWi-Fiは使えますか?」というお客様が増えていませんか?もしまだWi-Fi環境が整っていないとしたら、あなたは知らぬ間に貴重なビジネスチャンスを失っているかもしれません。昨年、訪日外客数はついに3,000万人を突破しました。
観光庁の調査によれば、訪日外国人旅行者が旅行中困ったこととして、「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」に次いで多いのが「無料公衆無線LAN環境」でした(2017年度調査)。
Wi-Fi環境を利用した新サービスを提供する動きも
街中でフリーWi-Fiが使えるスポットが年々増えてきたとはいえ、地方のホテルなどではまだインターネット環境が有線接続のみというケースもあるようです。しかも、ルーターなどのメンテナンスが不十分でつながりにくかったりすると、宿泊者の評価は急落してしまうことになります。
逆にテレビ会議をするためにWi-Fiが使える宴会場を利用いただくなど、Wi-Fi環境が新たなニーズを生む場合もあります。このようにWi-Fi環境は観光施設にとってなくてはならないサービスの1つとなっています。
SNSなどで地域の魅力や旬の情報を発信し集客につなげる
旅行客が訪れる駅や観光スポットに無料Wi-Fi環境を整備し、観光案内のアプリを提供することで、お客様はスマートフォンから自由に情報収集ができ、SNSなどで友達や家族と写真や動画を共有することもできます。
実際に自治体などでは誰でも無料でインターネットを利用できる環境を整備し、地域の魅力や旬の情報を発信している例もあります。
こうした情報発信が世界の人々に訪日の目的を提供し、訪日外国人旅行者はいまや日本のあらゆる観光地へと足を延ばしています。
コストに敏感なスマホユーザーは常にWi-Fiをチェック
一方、修学旅行客など国内のスマートフォンユーザーの場合、自分が契約している料金プランのデータ通信料を超えると速度制限がかかってしまうといった事情があります。ユーザーはデータ消費をセーブするため、できるだけWi-Fiを使える場所ではそちらに切り替えるのが鉄則です。
こうした事情からホテル、観光スポット、おみやげ店などの「選ばれる条件」の1つが、無料Wi-Fi環境があるかどうかになる可能性があります。
2020年東京大会に向けて訪日外国人観光客は今後さらに拡大し、それと同時にWi-Fi環境へのニーズも高まっています。また、災害時に電話回線が寸断された際は、効果的に情報を受発信できる通信手段として有効であることから、総務省では今後も公衆無線LAN環境の整備の支援を本格的に実施する予定です。
意外に簡単・手ごろでメンテナンスフリーなサービスも
「導入に高額なコストがかかるのでは?」「ネットワークのことはよくわらかない」「専任者が必要になるの?」などの不安から、導入の必要性を感じていてもなかなか一歩踏み出せない方もおられるでしょう。
実際には比較的手ごろな価格でメンテナンスフリーのサービスが提供されていますので、サービス検討の際の参考にしていただければと思います。
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