2019.01.31 (Thu)

Wi-Fi環境導入のメリットと活用法(第4回)

Wi-Fi環境がお客様の自店への誘導を後押し!来店者向けにピンポイントでの情報発信も可能!

「えっ?Wi-Fi使えないの?」と訪日外国人旅行者に言われないために

国内の大手のハンバーガーチェーンやコーヒーショップチェーンなどでは、すでにWi-Fi環境が整備されつつあります。来店客はSNSのアカウント認証によりフリーWi-Fiに接続、通信料金を節約してインターネットにアクセスできます。

また、海外の場合、アメリカやシンガポール、中国の上海などはフリーWi-Fiが当たり前になっているため、訪日外国人旅行者はWi-Fi環境が整っていいないとストレスを感じるようになっています。

こうしたことから地方の飲食業、百貨店、ショッピングセンターなどでもWi-Fi環境を導入する動きが加速しています。旅行者同士でSNSなどを通じて情報が拡散することもあり、Wi-Fiが使えない施設はビジネスチャンスを逸してしまう可能性があります。

デジタルサイネージやスマホアプリを使った店頭での販促施策が可能に

市街のショッピングセンターなどでは、待合スペースやキッズルームなどのコミュニティ空間にWi-Fi環境を導入することで、通信キャリアを問わずすべての来店者がその場を有意義に使えるようになります。
店舗側はスマートフォンのアプリとの連動やWi-Fi環境を活用したフロア案内のデジタルサイネージ化により、外国人観光客を含むお客様にタイムリーに店舗情報やイベントの告知を行えるなど、新しい販促施策に取り組むことができます。

来店者が利用できるWi-Fi環境を整えることで、お客様がその場からブログ等でメニューや商品情報を紹介するなどして集客に結び付いた例もあります。

受発注管理やマーケティング分析なども自在に

一方、顧客向けの販売促進策だけでなく業務用Wi-Fiの導入も広がっています。売場でタブレット型端末から受発注ができたり、在庫管理も可能になるなど、場所にとらわれず作業が行えるため、従業員の業務効率化につながります。

Wi-Fiとカメラを組み合わせれば、来店客数の把握や店内のお客様の行動把握なども可能になることから、店舗側はマーケティング、顧客満足の向上に役立てることもできます。
少人数の店舗などでは事務所から店舗の情報を確認することが可能となり、どんな人がどんな商品を購入したかや、購入しなかった人の行動を分析し、顧客満足度の向上に生かすこともできます。

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