• 2022.11.05 (土)
    Posted by NTT東日本

画像_光コンセントの有無で光回線の工事方法が変わる!探し方やモジュラージャックとの違いも解説

光回線を使うためには光コンセントが欠かせません。とはいえ、光コンセントに詳しい方はそう多くないでしょう。光コンセントとは一言でいうと「光回線専用のコンセント」です。光回線を導入するには、光コンセントの設置工事が必要です。

そこで今回の記事では、光コンセントの種類とみつけ方、光コンセントがある場合とない場合にどうするかを解説します。光コンセントとは何かを詳しく解説しているので、光回線の導入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

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光コンセントとは光回線との接続箇所

画像_光コンセントとは光回線との接続箇所

  1. 光コンセントは、部屋のなかのネットワークに光回線をつなぐ差し込み口です。光回線が直接届くようになっているので、回線速度がほかの接続方法に比べて速いのが特徴です。

    屋外から引き込んだ光ファイバーに直接つながるコンセントで、光信号をデジタル信号に変換するONU(光回線終端装置)を接続して、さらにルーターにつなぎます。

    「光回線専用のコンセント」ですが、光回線は事業者ごとに契約や条件が異なります。そのため、光回線を乗り換えるときには、別の光コンセントを設置しなければならない可能性があります。

光コンセントとLANコンセント・モジュラージャックの違い

画像_光コンセントとLANコンセント・モジュラージャックの違い

一戸建てでは光コンセントが主流なので、新築の多くは当初から設置されています。一方で、集合住宅には光コンセントが完備されている物件は少なく、代わりに、LANコンセントやモジュラージャックが設置されていることが多いかもしれません。

以下では、LANコンセントとモジュラージャックについて説明します。

LANコンセント

LANコンセントとは、LANケーブル用の接続口で「LAN」の表示があるのが特徴です。

光回線を導入した集合住宅でLAN配線方式を採用している場合にLANコンセントを使います。LAN配線方式では、共有部にある電話用の配電盤に光ファイバーを引き込み、そこでデジタル信号に変換して各戸にLANで配線します。その各戸からの接続口がLANコンセントです。

高速で通信環境も安定していて、月額料金も比較的安くなります。しかし、LANのデータ転送速度は光回線より遅いので、光コンセントに比べると光回線の速さを生かせません。

モジュラージャック

モジュラージャックは、電話線を接続するためのコネクターです。電話線は屋内のインターネット接続にも利用でき、これを採用したものをVDSL方式といいます。光回線を導入した集合住宅の場合、共有部まで光回線を引き込み、ここから各部屋に分配します。

VDSL方式は、電話回線でデータ通信を行う方式のなかでは高速ですが、光回線よりは低速です。利用には各部屋でデジタル信号の変換を行うモデムが必要です。

Webの閲覧をする程度であれば特に問題ありませんが、動画視聴やビデオ通話ではスムーズにいかない可能性があります。

光コンセントは2種類

画像_光コンセントは2種類

光コンセントは、一体型タイプと分離型タイプの2種類があります。形状・見た目に違いはありますが、特に性能に変わりはありません。それぞれのタイプがどのようなものか解説します。

一体型タイプ

一体型タイプは光コンセントで最も一般的です。電源コンセントやモジュラージャック、テレビのアンテナ端子などと一緒に壁に埋め込んだ形で設置されています。ほとんどの場合、電源コンセントの左右どちらかの端に設置されていて、凸状部分の下部に光ファイバー端子を差し込みます。

分離型タイプ

分離型タイプの光コンセントは、電源やアンテナなど他のジャックが付いていない単体のコンセントです。壁にネジ止めするほか、床置き型もあります。

接続部分で配線が露出するので、一体型に比べて見た目がよくありません。ケーブルを壁に這わせて設置することもあるので、気になる方は配線をコンパクトにまとめられる収納グッズが必要です。古い建物で開通工事を行う場合は、このタイプがよく使用されます。

光コンセントの探し方3つ

画像_光コンセントの探し方3つ

光コンセントが設置済みであれば、光回線の利用開始にあたって現地の開通工事は必要ありません。光コンセントの探し方には以下のようなものがあります。

「光」や「光コンセントSC」の文字

一体型の光コンセントには「光」、分離型には「光コンセントSC」の表示があり、これらが目印です。多くの人が集まるリビングなどや、電話機の親機が置かれている部屋のコンセントでよく見られます。

「光」や「光コンセントSC」のほか、「NTT」の文字やロゴが記されていることもあります。これらの文字・ロゴが記されているかどうかを目印に、光コンセントを探してみましょう。

電話のモジュラージャック付近

光コンセントは電話のモジュラージャック付近にあるかもしれません。一体型タイプは、モジュラージャックの近くにあるので、「TEL」の文字を探すと見つかる可能性が高いでしょう。

建物によっては、電気用のコンセントやテレビのアンテナ端子と一緒になっていることもあります。もし、モジュラージャックの近くになければ、テレビのアンテナ端子など他の場所も探してみてください。

エアコンのダクト周り

光回線の開通工事では、エアコンのダクトからファイバーケーブルを引き込むことがあります。ダクト周りはチェックポイントです。配線が露出しているので比較的見つけやすいでしょう。エアコンのダクト付近の壁を確認してみてください。

もし、なかなか光コンセントが見つけられないときは、NTTに電話で確認できます。集合住宅の管理会社や不動産会社に聞いても分からないので気を付けましょう。これから入居する場合も、入居予定であることとマンション名と部屋番号から、光コンセントの有無を教えてくれます。

光コンセントがある場合

画像_光コンセントがある場合

すでに光コンセントがある場合、どのように光回線を導入すれば良いのでしょうか。具体的に光回線の導入方法を解説します。導入を検討している方は参考にしてみてください。

フレッツ光・光コラボの光回線は自分で設置

光コンセントが設置されていれば、光回線の引き込み工事は完了している状態です。そのため、フレッツ光や光コラボへ申し込みをすれば、自宅やオフィス側の開通工事をすることなく利用開始できます。ただし、NTT東日本・NTT西日本ビル内での切り替え工事は必要です。

基本的には光回線へ申し込みをするとき、住所やマンション・アパート名から光コンセントの有無は分かります。

ただし、築年数の古い物件の場合は光コンセントがあっても現地調査が必要になることがあります。必要になった場合は、その分、開通までに時間がかかるので注意が必要です。

また、光回線の中でも、フレッツ光は開通済みでも遠隔サポートサービスで機器の初期設定などの困りごとに対応してくれるため、個人・法人問わず安心して使えます。光回線の導入を検討中の方は、以下のリンクからフレッツ光の詳細をご確認ください。

  • 法人向けフレッツ光

    オフィスや店舗を中心に日頃の業務を支える高速・安定で高品質な光回線サービスです。

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独自回線は開通工事が必要

光コンセントとは、もともとNTT回線を利用するための設備で、独自回線は光コンセントに対応していません。そのため、もしフレッツ光・光コラボではない独自回線を使用したい場合は、独自回線の開通工事が必要です

申し込みをして開通工事までの期間は短くても2週間程度、引っ越しシーズンなどはさらに長く、数ヵ月かかることもあります。できるだけ早めに申し込みましょう。

光コンセントがない場合

画像_光コンセントがない場合

光コンセントが見つけられない場合、開通工事が必要です。戸建ての場合と集合住宅の場合では、開通工事の手順が異なるので、それぞれの工事内容について詳しく解説します。

戸建てでの開通工事

光コンセントがない場合、外部から光ケーブルを引き込んで光コンセントを取り付けます。光ケーブルを建物に引き込むときは、基本的に壁の配管を通す方法か、エアコンのダクトを通す方法が一般的です。しかし戸建ての構造や電柱の位置によっては、壁に1cm程度の穴を開ける方法もあります。

開通工事が終ったら、光コンセントとONUやルーターなどの通信端末を接続します。これで開通工事は完了です。

引っ越しシーズンなど繁忙期は開通工事の予約が取れず、工事まで数ヵ月かかるケースもあります。通常でも2週間程度は必要になるので、早めの申し込みをおすすめします。

マンション・アパートでの開通工事

マンション・アパートで光回線の開通工事を行う場合、まず外部から光ケーブルをマンション・アパート内の共有部へ引き込みます。戸建てとは異なり各部屋への配線が必要なので、共有部から各部屋まで光ケーブルを配線します。

各部屋まで光ケーブルを配線できたら光コンセントを設置し、光コンセントとONUやルーターなどの通信端末を接続します。これで開通工事は完了です。

マンション・アパートの構造上の問題や管理会社・家主の意向で開通工事ができないケースもあります。マンション・アパートでの開通工事は大がかかりなものになるので、管理会社や大家さんの協力が欠かせません。分譲マンションの場合は、管理組合の許可も必要になるので注意しましょう。

光コンセントがあるなら光回線の利用がおすすめ

画像_光コンセントがあるなら光回線の利用がおすすめ

光コンセントがすでに取り付けられているのであれば、開通工事の手間が省けます。もしオフィスや店舗などでインターネットを利用するなら、法人向けの光回線がおすすめです。法人向けの光回線はインターネット環境が安定していて、さらにクラウド上で快適にデータを管理でき、業務の効率化にもつながります。

法人向けにも光回線を提供しているフレッツ光は、対応エリアが広く全国各地で利用できるのが特徴です。さらに情報セキュリティ面も安心でき、オプションサービスの充実度・品質も高く、法人におすすめです。法人向けの光回線の導入を検討している方は、下記からフレッツ光の詳細が確認できるのでぜひご覧ください。

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光コンセントを見つけて光回線を使おう

画像_光コンセントを見つけて光回線を使おう

光コンセントとは「光回線専用のコンセント」で、光回線の速度や安定性をフルに利用するときに必要になります

光コンセントであることは、「光」「光コンセントSC」の文字があることで分かります。また、電話のモジュラージャック、エアコンのダクト周辺に取り付けられていることが多いので、探してみてください。

もし光コンセントがある場合は、開通工事をしなくても自分で設定できます。一方、光コンセントがない場合は開通工事が必要で、シーズンによっては申し込みから開通工事まで数ヵ月待ちになることもあります。できるだけ早めに申し込みましょう。

もし光コンセントが見つけられない場合は、光回線へ申し込みをするときに住所などを伝えると調べてくれるので、ぜひ光コンセントを見つけて光回線を導入してみましょう。

フレッツ光が選ばれる“納得の高品質”の理由

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