研修の種類を階層別・テーマ別でご紹介!どんな実施方法がある?
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2024.12.06 (金)Posted by NTT東日本

企業における社員研修は、社員のスキル向上や企業全体の成長に必要不可欠です。研修にはさまざまな種類があり、階層別やテーマ別に分かれています。この記事では、階層別研修やテーマ別研修の種類、さらに具体的な実施方法について詳しく解説します。研修の目的や効果を理解し、自社に適した研修を選ぶ参考にしてみてください。
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オンライン研修の動向や導入ステップまるわかり!
目次:
1研修の種類
社員研修にはさまざまな種類があり、企業のニーズや社員の役職に応じて異なるプログラムが用意されています。適切な研修を選ぶことで、社員のスキル向上やモチベーションアップが期待できます。まずは、階層別の研修の種類について見ていきましょう。
2階層別研修の種類
階層別研修とは、企業の中での役職や勤続年数など役割や経験に応じて、必要なスキルを身につけることを目的とした研修です。ここでは、階層別研修のご紹介をします。
新入社員向けの研修
新入社員向けの研修は、企業へ新たに入社する社員向けの研修です。入社後、必要な基礎的なビジネスマナーや会社のルールを学ぶ重要な機会です。例えば、名刺交換の方法や報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の基本、業務の進め方などが含まれます。研修の目的は、ビジネスマンとして新人が迅速に業務に馴染み、スムーズに職場の環境に適応することです。この研修を受けることで、社員は社会人として正しい振る舞いで業務に取り組むことができるようになります。
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若手社員向けの研修
若手社員とは、社会人2年目から5年目の社員に向けた研修です。この研修では、基礎を学んでもらった上で、更なるスキルアップを目指してもらいます。若手社員向けの研修では、自身が担当している業務を自己完遂することや主体性をもつことなど、若手社員に求められる姿を研修で学んでもらいます。これにより、若手社員は業務の中で実践的なスキルを習得し、チームの一員としての役割を果たすことが期待されます。
中堅社員向けの研修
中堅社員には、若手社員の育成やプロジェクトリーダーとしての活躍を期待されています。実際の研修では、中堅社員が求められるリーダーシップやコミュニケーション力の向上をするため、セルフマネジメントや若手社員の育成方法、プロジェクトの進行管理などを学びます。この研修の目的は、中堅社員がリーダーシップを持ちチームを先導して、チーム全体のパフォーマンスを向上させることです。
管理職向けの研修
管理職は、組織全体を見渡し、戦略的な判断を求められます。管理職向けの研修では、組織目標の達成に向けた計画やマネジメント力の強化をする内容が含まれています。管理者は、組織の目標を具体的にして部下に伝えて、目標達成のためにチームをまとめる必要があります。研修では、マネジメントの原理原則や労務管理、人事評価など幅広い内容を学びます。
この研修により、管理職は組織の目標達成に向けて効果的にリーダーシップを発揮し、企業の成長を推進する役割を果たします。
3テーマ別研修の種類
次に、特定のテーマに焦点を当てた研修の種類を紹介します。これらの研修は、特定の課題やスキルの向上を目的としています。また、世の中の時流にあわせて新たに作られるテーマも存在しますので、自社の社員に対して新たな研修を展開することも可能です。
ハラスメント研修
職場でのハラスメントを防止し、健全な労働環境を作るための研修です。ハラスメント研修では、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントの具体例や対処方法を学びます。例えば、職場での不適切な言動の定義や、被害を受けた場合の対処法、相談窓口の設置などが含まれます。この研修を通じて、社員はハラスメントに対する理解を深め、健全な職場環境の維持に貢献することができます。
>> eラーニングでハラスメント研修!メリットや効果的な研修方法を徹底解説!
メンタルヘルス研修
メンタルヘルス研修は、社員のメンタルヘルスへの意識を向上させ、心身ともに健康的に働くことを学ぶための研修です。この研修では、ストレスの原因や対処方法、メンタルヘルス不調の防止について学びます。例えば、自身のストレスの感じ方を把握・発散方法を発見することや一緒に働くメンバーのメンタル不調にも気を配る方法などが含まれます。この研修により、社員は自身のメンタルヘルスを管理し、ストレスを適切に対処する能力を身につけます。
ダイバーシティ研修
多様な価値観や背景を持つ社員とともに働き成果を出すことを促進するための研修です。ダイバーシティ研修では、多様性の尊重や働き方の方法を学びます。研修内容は、異文化への理解やジェンダー平等、障害者支援の具体例などが含まれます。この研修を通じて、社員は多様な価値観を尊重し、チーム全体の協力体制を強化することが期待されます。
イノベーション研修
創造的な発想を引き出し、新しいビジネスモデルを創造するための研修です。イノベーション研修では、創造的思考や問題解決の手法を学びます。デザイン思考やブレインストーミングの技術、ケーススタディの分析などが含まれます。この研修により、社員は新しいアイデアを生み出し、企業の競争力を高めるためのスキルを習得します。
財務・会計研修
企業の財務状況を正確に把握し、経営判断に役立てるための研修です。財務・会計研修では、基本的な財務諸表の読み方や分析方法、予算管理の手法を学びます。例えば、貸借対照表や損益計算書の分析方法、キャッシュフローの管理などが含まれます。この研修を通じて、社員は財務状況を正確に理解し、経営判断に役立てるスキルを身につけます。
IT研修
情報技術の基礎知識や最新のITトレンドを学ぶための研修です。IT研修では、基本的なプログラミングスキルやセキュリティ対策、クラウド技術の応用方法を学びます。例えば、プログラミングの基本言語やネットワークの基礎知識、サイバーセキュリティの対策などが含まれます。この研修により、社員は最新のIT技術を理解し、業務に活用する能力を向上させます。
ロジカルコミュニケーション研修
論理的な思考と効果的なコミュニケーション技術を学ぶための研修です。ロジカルコミュニケーション研修では、論理的なプレゼンテーションやディスカッションの技術を学びます。例えば、論理的思考のフレームワークや説得力のあるプレゼンテーションの作成方法、ディスカッションの進行方法などが含まれます。この研修により、社員は論理的なコミュニケーション能力を強化し、ビジネスシーンで効果的に意見を伝えることができます。
4研修の実施方法
研修を効果的に実施するためには、自社にあった適切な実施方法を選ぶことが重要です。以下に、代表的な研修の実施方法を紹介します。
集合研修
集合研修は、特定の場所に社員を集めて行う研修です。集合研修では、対面での講義やグループワークを通じて、実践的なスキルを学びます。研修会場での講義やディスカッション、ワークショップなどが含まれます。この方法のメリットは、直接講師とやり取りできる点や、他の参加者との意見交換が活発に行える点です。一方で、時間や場所の制約があるため、計画的にスケジュールを調整する必要があります。
下記の記事でeラーニングとの比較もしていますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
>> 集合研修とeラーニングの比較 | それぞれのメリット・デメリットをご紹介
オンライン研修
オンライン研修は、インターネットを通じて行う研修です。オンライン研修では、パソコンやスマートフォンを使って受講できます。Web会議システムを使ったライブ講義や、録画された動画講義などが含まれます。この方法のメリットは、場所を選ばずに受講できる点や、柔軟なスケジュールで学べる点です。一方で、直接のコミュニケーションが難しいため、適切なフォローアップが重要です。
オンライン研修について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
>> オンライン研修のメリットとは?種類や進め方、実施ポイントを解説
eラーニング
eラーニングは、インターネットを活用した自己学習型の研修です。eラーニングでは、自分のペースで学習できる教材が提供されます。例えば、オンラインのテキストや動画、クイズ形式のテストなどが含まれます。この方法のメリットは、学習の進捗を自分で管理できる点や、何度でも繰り返し学習できる点です。一方で、自己管理能力が求められるため、モチベーション維持が課題となります。
eラーニングについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
>>【eラーニングとは?】導入するメリットやポイント、留意点などを徹底解説
5まとめ
社員研修は、企業の成長と社員のスキルアップに必要なプログラムです。階層別やテーマ別に適切な研修を選び、効果的な実施方法を取り入れることで、研修の効果を最大限に引き出すことができます。自社のニーズに合わせた研修プログラムを設計し、社員の成長を支援していきましょう。
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