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第5回国際次世代農業EXPO出展レポート幕張メッセ
2018年10月10日~12日

国際次世代農業EXPOは、IT技術をはじめ農業を強くするための次世代の技術や製品が一堂に集まる展示会です。5回目となった今回、約200社が出展し多くの農業関係者で賑わいました。NTTグループでは、人間には不可能な速さと精密さでビッグデータの分析を行うAI技術や、センサーから得られた大量のデータを処理するクラウドコンピューティング技術、さまざまなシーンで情報のやりとりを可能にするネットワーク技術を保有しています。私たちは、これらを農業関連ビジネスに生かすことによってさまざまな課題解決につなげたいと考えております。今回は、農業分野のIoTにおいて最適なソリューションの提供を試みるNTT東日本についてレポートします。

【日時】2018年10月10日~12日 【会場】幕張メッセ【出展社数】約200社【来場者総数】約4万3000人

NTTグループ共同出展 NTT東日本ブースのご紹介

通信方法が異なる2つの農業IoT商品を展示

農業へのIoT導入は、この分野を取り巻くさまざまな課題解決に貢献することが期待されており、例えば生産現場の情報を緻密に把握して管理を自動化し、生産性を向上させる、といったことが可能になります。

今回、NTT東日本の展示ブースにおいては、「ギガらくWi-Fi IoTサポートオプション(農業向けIoT)」と、「eセンシング For アグリ」※1という2つの農業IoT商品を展示し、その有用性や導入効果について会場を訪れた農業関係者に強く印象付けました。

作物栽培などを営む農家や農業法人などにとって、温度や湿度などの環境情報を「見える化」したい、という声は強く、これらのデータを蓄積して活用したいという意識も高まりを見せています。また、新しく農業に従事、参入しようとする就農者にとって、栽培名人と言われるようなベテランの、長く豊富な経験によって蓄積されたノウハウや知識を、できるだけ短期間で効率よく伝えていくことが求められている一方、高齢化した農業従事者の省力化、作業の効率化も解決すべき課題となっています。

これらの課題に対するソリューションとして期待されるのが、「ギガらくWi-Fi IoTサポートオプション(農業向けIoT)」と「eセンシング For アグリ」※1です。

Wi-Fi方式の「ギガらくWi-Fi IoTサポートオプション(農業向けIoT)」とLPWA※2方式の「eセンシング For アグリ」※1という、2つの通信方式のソリューションによって利用シーンに応じた最適なご提案を行っています。

ビニールハウスや圃場のさまざまな温度や湿度などの環境データを収集・蓄積し、離れた場所でも「見える化」を実現します。さらに、それらに基づいて栽培名人はどのような温度や湿度管理をしてきたのか伝えることも可能になります。

IoTの市場において、成長が強く期待される分野のひとつが農業です。NTT東日本は地域密着型の体制で、JA様をはじめお客さまとの信頼を築きながらこれからも農業を取り巻くさまざまな課題解決にいっしょに取組んでまいります。

  • ※1
    2023年4月30日に新規販売を終了しております。
  • ※2
    LPWA(Low Power, Wide Area):小電力でkm単位の距離で通信できる無線通信技術の総称。
    電波を通しにくい遮へい物がある場合など、ご利用環境によって無線通信距離は異なります。

ブース内でのプレゼンテーションは大盛況  ・テーマ:圃場の"見える化"から鳥獣害対策まで NTT東日本の農業IoT

農林水産省が推進する「スマート農業」の将来像では、ICTやロボット技術を活用した超省力化・大規模生産の実現や、きつい作業、危険な作業からの解放などが望まれています。このようなビジョンの中、NTT東日本の農業IoTがめざすのは、センシング技術や過去のデータに基づくきめ細やかな栽培を実現すること。つまり精密農業によって作物のポテンシャルを最大限に引き出し、多収・高品質を実現することにあります。

NTT東日本には、Wi-Fi方式を採用している「ギガらくWi-Fi IoTサポートオプション(農業向けIoT)」と、LPWA方式を採用している「eセンシング For アグリ」※1という通信方式が異なる2つの農業IoT商品があります。

「ギガらくWi-Fi IoTサポートオプション(農業向けIoT) 」では、IoTセンサーに加え作物の盗難や鳥獣害被害への対策にも活用できるIoTカメラをサポートサービスも含めてパッケージ化しており、JA山梨市様が選定したブドウ栽培農家さまでトライアルを進めた結果、IoTセンサーによって収集した温度や湿度のデータをクラウド上で保管し、JAが保有するデータと照合しながらデータに基づく栽培が実現しました。また、離れた場所からでもハウス内の温度や湿度、作物の生育状況が確認できるようになりました。

「eセンシング For アグリ」※1は小型太陽光パネルにより、電源・電池が不要で圃場のセンサーデータを収集することが可能といった特徴があります。JAふくしま未来様では、果樹栽培における降霜対策として福島市内37カ所に温度や湿度のデータを送信する送信機を導入した結果、夜間の見回り人員を60名から3名へと大幅に縮小することが可能になりました。

NTT東日本では、皆さまの課題解決のため最適なご提案をさせていただきます。まずはご相談ください。

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