ビジネス英語講座(第34回)

ビジネスに必須の社交辞令 英語でどう表現する?

公開日
2025-12-24
posted by Mayuko
samnail

 ビジネスを無難に進めるためには、社交辞令は欠かせないものです。日本語にたくさんの社交辞令があるように、英語にも多くの社交辞令があります。

 今回は、ネイティヴスピーカーが好んで使う社交辞令の例文と、それに対する応答文をご紹介します。

お誘いのスマートな断り方

 仕事帰りに「一杯どうですか」と声をかけることは良くありますが、あまり強い誘い方ではない方が、相手にプレッシャーを与えずにすみます。断る際もやんわりとした答え方があります。以下がその例文です。

  • Would you like to have a quick drink?
    (一杯飲みに行きませんか?)

    Thank you, but I’ve got a plan. Maybe next time.
    (すみません、これから予定があるので、またの機会に)

 また英語圏では、ホームパーティーに誘われることがよくあります。職場の同僚に対しても話の流れで誘われることがありますが、あまり乗り気でない場合は、角が立たない言い回しで断りましょう。
  • Would you like to come and join the party?
    (パーティーがあるのですが、来ませんか?)

    Oh, sounds good. But unfortunately I am in hurry. Thanks anyway.
    (いいですねー。でも残念ながらちょっと急いでいますので。ありがとうございます。)

 話の流れではなく、事前にきちんと招待されるケースもあります。その場合の断り方は以下のように回答するのが無難でしょう。
  • Would you like to come and join the party?
    (パーティーがあるのですが、来ませんか?)

    I am sorry I can‘t make it this time because I have another commitment. Have fun and say hi for me to your family. Hopefully we can go out another time soon.
    (すみませんがその日は予定があるので参加できません。ご家族の皆様によろしくお伝えください。また次の機会を楽しみにしています。)

相手の好意を上手に断る場合

 取引相手のオフィスを訪れた場合など、飲み物を勧められる場合があります。欧米人の場合、勧められたらあまり遠慮せずに頂くことが礼儀です。

 とはいえ、飲みたくないのに無理に飲む必要はありません。断り方はつぎのようになります。

  • Would you like a green tea?
    (緑茶はいかがですか?)

    No, I’m fine, thanks.
    (結構です、ありがとうございます)

    Thank you but I’m OK.
    (ありがとうございます、でも結構です)

仕事のやり取りで便利な社交辞令

 外国の方をオフィスに招いたり、一緒にプロジェクトを進める場合に、便利な表現があります。たとえば相手側が用意した資料が非常に整然として見やすい場合には、次のような言い方をするとこちらの敬意が伝わります。
  • You are very organized.
    (とてもきちんとされていますね)

 このフレーズは、上記の場合だけでなく、例えば家やオフィスが片付いていたり、本人または会社全体の管理体制が徹底されていたりと、いろいろな場面に応用できます。

 これに対しては、やや謙遜して答えると良い印象を与えます。

  • Well, we do our best.
    (そのように心がけています)

 別れ際には、「Nice to meet you」というフレーズを使いましょう。初めて会った時にも使う言葉ですが、別れの時にも使える便利な言葉です。いくつかのパターンを覚えておくとよいでしょう。
  • It was lovely to meet you.
    (お会いできて嬉しかったです)

 前に一度会ったことがあり、今回が二度目、またはそれ以上の場合は、「meet」ではなく「see」を使います。
  • It was nice to see you again.
    (またお会いできて良かったです)

 上記のような例では、niceだけでなく、great、wonderfulといった形容詞も用いられます。イギリス英語の場合は、lovelyが多用されます。

 一緒に仕事をした関係であれば、別れ際の挨拶もこのように言い換えることができます。

  • It’s been great working with you.
    (一緒に仕事ができて嬉しかったです)

 さらに、相手の仕事ぶりを褒めたい時には、以下のような言い方ができます。
  • You have done a great job.
    (とても良い仕事をしましたね)

本題の前の雑談「スモールトーク」が重要

 欧米人の会話では、「スモールトーク」が重要になります。スモールトークとは、本題に入る前の軽い雑談のことで、これをせずにいきなり本題に入ると、自分の用件だけを通すようで、相手に失礼な感じを与えてしまいます。

 このスモールトークで最も多く用いられるのが、「週末の予定」と「週末何をしていたか」です。ホリデーシーズンの場合は、ホリデーに関しても同様に聞かれます。以下の例文を参考に、上手に使いこなせると良いです。

  • Do you have any plans for the weekend?
    (週末の予定はありますか?)

 これに対して、言っても差し支えない程度の予定であれば、簡単に答えるという選択肢もあります。
  • Oh, yes, I am visiting my friend. How about you?
    (友達の家を尋ねることになっています。あなたは?)

 または、特に何もない場合はこのように言うこともできます。
  • Not really, just relaxing. How about you?
    (特にありません。ゆっくり休みます。あなたは?)

 週末の予定を聞かれた場合、最後に必ずHow about you?と言って相手に聞き返します。これがないと、それ以上相手と会話をしたくないような印象を与え、非常に失礼です。

 上記の質問はウィークエンド用のもので、月曜日、火曜日など週明けの時は以下のように言い換えましょう。

  • How was your weekend?
    (週末はどうでしたか?)

 日本のビジネスシーンで多く使われる社交辞令ですが、英語で話す場合戸惑う人も多いでしょう。ちょっとした社交辞令の表現を覚えておくことで、相手とのコミュニケーションが円滑になります。
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