クラウドゲートウェイ クロスコネクト
ご利用上の注意
- 設定不可なIPアドレス領域について
- 他拠点での利用時のネットワーク設計に関する制約事項
- フレッツ・VPNサービスのオプションサービスとの重畳契約時の注意事項
- 工事における留意点
- 帯域確保型のネットワーク設計に関する留意点
設定不可なIPアドレス領域について
お客さま拠点およびクラウド上のユーザプライベートネットワークに設定できないIPアドレスおよびサブネットマスクは下記のとおりです。
下記(A)および(B)のIPアドレスおよびサブネットは設定できません。
(A)「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」にて利用不可と定めるIPアドレス
1.共用型(フレッツ・VPN ワイド)の場合
<IPアドレス>
- 0.0.0.0
- 10.128.0.0~10.128.255.255
- 100.64.0.0~100.127.255.255
- 224.0.0.0~239.255.255.255(クラスD)
- 240.0.0.0~255.255.255.255(クラスE)
<サブネットマスク>
- 0.0.0.0
- 128.0.0.0
- 192.0.0.0
- 224.0.0.0
- 240.0.0.0
- 248.0.0.0
- 252.0.0.0
- 254.0.0.0
2.共用型(フレッツ・VPN プライオ)の場合
<IPアドレス>
- 0.0.0.0~0.255.255.255
- 10.128.0.0~10.128.255.255
- 127.0.0.0~127.255.255.255
- 224.0.0.0~239.255.255.255(クラスD)
- 240.0.0.0~255.255.255.255(クラスE)
<サブネットマスク>
- 0.0.0.0
- 128.0.0.0
- 192.0.0.0
- 224.0.0.0
- 240.0.0.0
- 248.0.0.0
- 252.0.0.0
- 254.0.0.0
- 255.255.255.255
3.共用型(Managed SD-WAN)の場合
<IPアドレス>
- 0.0.0.0~0.255.255.255
- 10.128.0.0~10.128.255.255
- 127.0.0.0~127.255.255.255
- 169.254.0.0~169.254.255.255
- 224.0.0.0~239.255.255.255(クラスD)
- 240.0.0.0~255.255.255.255(クラスE)
<サブネットマスク>
- 255.255.255.255
4.帯域確保型の場合
<IPアドレス>
- 100.64.0.0/10
- 0.0.0.0~0.255.255.255
- 10.128.0.0~10.128.255.255
- 10.64.0.0~10.127.255.255
- 127.0.0.0~127.255.255.255
- 169.254.0.0~169.254.255.255
- 192.0.0.0~192.0.0.255
- 192.88.99.0~192.88.99.255
- 198.18.0.0~198.19.255.255
- 198.51.100.0~198.51.100.255
- 203.0.113.0~203.0.113.255
- 224.0.0.0~239.255.255.255(クラスD)
- 240.0.0.0~255.255.255.255(クラスE)
(B)各クラウドサービスにて利用不可と定めるIPアドレス
各社のHPで最新の情報を確認してください。
他拠点での利用時のネットワーク設計に関する制約事項
以下の全ての条件にあてはまる場合には、サブネットの集約が必要となります。
- 40拠点以上のVPNグループでAmazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform接続を利用する場合(東西接続サービスをご利用の場合、NTT西日本エリアの拠点も含む)
フレッツ・VPNサービスのオプションサービスとの重畳契約時の注意事項
本サービスとフレッツ・VPNサービスの各種オプションサービスを同時に利用する場合に、以下の制限事項がございます。
フレッツ・VPN ワイド (標準プランまたはプラスプラン) |
フレッツ・VPN プライオ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
センタ回線接続サービス | 東西接続サービス | サポートオプション | ビジネスイーサワイド 接続サービス |
東西接続サービス | VPN装置オプション設定 | ||
クラウド ゲートウェイ クロスコネクト |
100M接続プラン (共用型) |
△※1 ※2 | ○ | ○※4 | ○ | ○ | △※3 |
1G接続プラン (共用型) |
- | - | - | ○ | ○ | △※3 |
<凡例>
◯:重畳契約可能 △:重畳契約可能(制約事項あり)
<制約事項>
※1 お客さまの収容状況に応じて、センタ回線接続サービスの提供エリアが変更となるため、お客さまのネットワークの構成変更が必要となる場合があります。
※2 センタ回線接続先からデフォルトルートで経路広告している場合には、クラウド環境からデフォルトルートでの経路広告はできません。反対に、クラウド環境からデフォルトルートで経路広告している場合には、センタ回線接続先から デフォルトルートでの経路広告はできません。
※3 本サービスとVPN装置オプション設定の重畳可否は、フレッツ・VPN プライオの東西接続サービスとVPN装置オプション設定の重畳条件と同一です。
<注意事項>
※4 本サービスは、サポートオプションの対象外となります。
工事における留意点
【1】フレッツ・VPN ワイドの場合
既にフレッツ・VPN ワイドをご利用のお客さまが本サービスをお申込みいただく場合、設定変更工事に伴い、サービスが一時ご利用できない場合があります。なお、設定変更工事完了後、全拠点における端末機器等の再接続が必要となります。
【2】フレッツ・VPN プライオ/Managed SD-WANの場合
既にフレッツ・VPN プライオまたはManaged SD-WANをご利用のお客さまが本サービスをお申込みいただく場合、VPN装置(CPE)の設定変更工事に伴い、サービスが一時ご利用できない場合があります。なお、工事完了後、VPN装置(CPE)配下の端末機器等の再接続が必要な場合があります。
帯域確保型のネットワーク設計に関する留意点
当社指定の場所(東京)まで敷設いただくお客さまの閉域ネットワーク回線は最大2回線となります。
1回線でも本サービスのご提供は可能ですが、メンテナンス工事や故障の場合に数時間の通信断が発生する場合があります。
2回線の場合は、冗長回線を使用して通信を継続可能です。
なお、クラウドサービス側のメンテンナンス工事や故障の場合は、お客さまの閉域ネットワーク回線数によらず、冗長系を使用して通信を継続可能です。
◎商標について
- Amazon Web Services(AWS)は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- Google、Google Cloud Platform、GCPは、Google LLCの登録商標または商標です。
- Microsoft 365 、Microsoft Azureは、米国Microsoft Corporationおよびその関連会社の商標です。
- FJcloud-Vは、富士通株式会社の商標または登録商標です。
- OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
クラウドゲートウェイ クロスコネクトのパンフレットをダウンロードいただけます。
クラウドゲートウェイ クロスコネクトの特長やご利用シーンについてわかりやすくご紹介しています。
サービス導入のご検討にご利用ください。
■NTT東日本のクラウドゲートウェイサービス
クラウドゲートウェイシリーズとはフレッツなどから簡単・セキュアにAmazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform、Microsoft 365、Microsoft Azure、FJcloud-V、Oracle Cloudへ接続可能なサービスです。
- フレッツ・VPNから複数のクラウドサービスへ接続
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