【2022年】バックアップでおすすめのオンラインストレージ6選
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2023.4.12 (水)Posted by
「オンラインストレージでデータをバックアップしたい」
「オンラインストレージでバックアップするときのサービスはどうやって選べばいいのかな」
このようにお考えではないでしょうか?
オンラインストレージでバックアップを考えている場合は、具体的に以下の3点に焦点を当てて考えてみてください。
自分が利用したいデータ容量や費用価格はもちろんのこと、企業向けサービスか個人向けのサービスかでも設定できる内容が大きく異なることがあります。企業向けのサービスでは複数のユーザーで利用できたり、アクセス権限付与など幅広い設定が可能です。検討する際には、自分の目的に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
具体的にこの記事では、おすすめしたいオンラインストレージサービスとして以下の6サービスを紹介しています。
オンラインストレージでデータをバックアップする事は、データの扱いやすさはもちろんのこと事故や災害などでハードディスクやサーバーを破損した場合のデータの消失を避けると言う意味でもとてもおすすめです。
また万が一デバイスがウィルス感染してしまったなどの場合にも、オンラインストレージでデータをバックアップしておくデータ消失の心配がなく安心ですね。
そこでこの記事では、オンラインストレージでバックアップをするためのサービスの選び方やおすすめサービスを中心に、以下の内容について詳しく解説していきます。
この記事のポイント
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この記事をお読みいただくことで、オンラインストレージでバックアップを取るための基本的な知識を網羅できるかと思います。ぜひこの記事を参考に、オンラインストレージ選びの参考にしていただければ幸いです。
1.オンラインストレージでバックアップするときのサービスの選び方
それでは早速、オンラインストレージでバックアップをするときのサービスの選び方について詳しく解説していきます。具体的には以下の3点を注意しながら選んでいくことをおすすめします。
それぞれ解説していきます。
1-1.データ容量で選ぶ
まずは、必要なデータ容量で選んでみましょう。この時重要なのが、今の時点で必要なデータ容量だけで選んでしまわないと言うことです。
例えば今の時点で500GBのデータをバックアップしたい場合。当然ですが、500GBのサービスでは少なすぎます。今あるデータを保存ができたとしても、今後またデータを保存したいときに利用できなくなってしまいます。
データ容量でオンラインストレージを選ぶ際には、現在バックアップしたいデータの容量のほかに、今後利用する可能性のある容量に関しても検討しておく必要があるでしょう。これまではテキストなど軽いデータしか保存しなかった場合も、今後動画データを保存する可能性があるのであれば多めに設定しておく必要があります。
具体的には個人利用であれば1TB程度あればよいでしょう。ビジネスでの利用の場合は利用内容が異なるため一概には言えませんが、テキストデータだけの利用であれば1ユーザーにつき100GBからを想定しておくことをおすすめします。
個人利用
(テキストや画像中心、動画も少し保存する) |
ビジネス利用
(テキスト中心) |
1TB前後
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100GB(1ユーザー)
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動画やデザイン系のデータなど容量が必要な場合は、もちろんそれだけ消費容量は大きくなります。
とは言えほとんどのオンラインストレージサービスは、容量によってプランが定められており、容量が足りなくなれば拡張することが簡単です。最初から多すぎる容量を導入する必要はありません。
1-2.利用価格で選ぶ
オンラインストレージを選ぶ際には、利用価格もしっかり確認しておきましょう。オンラインストレージはデータ容量ごとに、利用価格が定めてられていることがほとんどです。
ただし注意が必要なのは、容量を増やす場合に割高になってしまうサービスもある点です。容量を将来的に増やす可能性が高いのであれば、もともと大きな容量でも割安に利用できるサービスを選んでおくと良いでしょう。
1-3.企業向けか個人向けかで選ぶ
オンラインストレージを選ぶ際は、企業向けのサービスか個人向けのサービスかで選ぶのもおすすめです。
原則として個人利用でオンラインストレージを利用する際は、個人向けのサービスで充分です。
オンラインストレージのビジネス向けサービスの主な特徴としては、以下のような点が挙げられます。
- 社内の組織構造に合わせてアクセス権限が細かく出来る
- 会社規模に応じて利用できるユーザー数を柔軟に変更が出来る
- ビジネスに特化した仕様追加などでコストが高くなる
個人向けのサービスとの最も大きな違いとしては利用できるユーザー数が多くなる点と、アクセス権限等の設定が細かく可能であるという点です。このため複数の社員で利用したい場合は、ビジネス向けのサービスを利用することをおすすめします。
ただしビジネスの形であっても従業員数が5人以下のスタートアップ企業や、個人事業主であれば個人向けのサービスでも充分かもしれません。
利用したい目的に沿ったオンラインサービスを選ぶようにしましょう。
2.オンラインストレージでバックアップしたい人におすすめサービス6選
それではここからは、オンラインストレージでバックアップしたい人におすすめのサービスとして具体的に6つを紹介していきます。
それぞれを見ていきましょう。
2-1.【個人・企業向け】Dropbox
出典:Dropbox公式HP
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Dropbox
(Dropbox, Inc.提供) |
個人向け利用料金(税込)
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1,320円~
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ビジネス向け利用料金(税込)
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1,650円~
(1名あたり) |
初期費用
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なし
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容量
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2TB~
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備考
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個人向けのみ2GBまでは無料で利用可能
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◎ご利用にはインターネット接続環境が必要です。
まずは個人向けサービスも企業向けサービスも充実しているオンラインストレージサービスである、Dropboxから紹介します。世界的に有名なオンラインストレージサービスなため、既にご利用されている方も多いのではないでしょうか。
Dropboxの主な特徴として、最大無制限で容量を利用できるという点があります。個人用とビジネス用を含めて、Dropboxでは2TB、3TB、5TBとプランを選択可能ですが、ビジネス向けのAdvancedというプランであれば容量無制限で利用できます。
また、Microsoftのアカウントさえ持っていれば、Officeのソフトを保有していなくてもオンラインストレージ上で編集ができるという点も魅力といえるでしょう。
個人向けでも、特に中小企業などのビジネス向けでも利用できるのが特徴です。
2-2.【個人・企業向け】Googleドライブ
出典:個人向けのクラウド ストレージおよびファイル共有プラットフォーム - Google
Googleドライブ
(Google LLC 提供) |
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個人向け利用料金(税込)
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15GBまで無料、有料プランは100GB 275円~
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ビジネス向け利用料金(税込)
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748円~
(1名あたり) |
初期費用
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なし
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容量
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30GB~
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備考
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個人向けのみ15GBまでは無料で利用可能
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◎ご利用にはインターネット接続環境が必要です。
Googleドライブも、実際すでに利用している人は多いでしょう。個人向けサービスの特徴としては、15GBまで無料で利用ができるという点です。
Googleドライブと並行して利用しやすいアプリケーションとしてGmailやGoogleドキュメント、スプレッドシートなどもあります。これらのアプリに関しては容量無制限で利用できるのも魅力の一つといえます。
ビジネスで利用したい場合にも1名あたり748円~(税込)と、比較的リーズナブルに利用できるのが特徴です。
2-3.【個人・企業向け】OneDrive
出典:無料のクラウド ストレージ - ファイル共有 | OneDrive
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OneDrive
(Microsoft 提供) |
個人向け利用料金(税込)
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5GBまで無料、有料プランは100GB 229円~
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ビジネス向け利用料金(税込)
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594円~
(1名あたり) |
初期費用
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なし
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容量
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1TB~
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備考
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個人向けのみ5GBまでは無料で利用可能
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◎ご利用にはインターネット接続環境が必要です。
OneDriveも主に個人や中小企業にはお馴染みのサービスと言えるでしょう。個人の利用であれば5GBまで無料で利用が可能です。上記で紹介したMicrosoft 365 Personalのプランでは、月額1,284円(年払いだと12,984円)でMicrosoft Officeもすべて利用が可能となります。
ビジネス向けサービスも最安値の利用料金が594円〜とリーズナブルです(ビジネス向けでは5名以上の利用が必要)。
OneDriveの特徴として、スマートフォンやタブレット用のアプリも充実しているという点です。パソコンを持ちあるく必要なく、必要な時にスマートフォンやタブレットからアクセスできるのは大きな魅力といえます。
2-4.【企業向け】コワークストレージ
出典:コワークストレージ-NTT東日本のクラウドストレージ|サービス
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コワークストレージ
(NTT東日本 提供) |
個人向け利用料金(税込)
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なし
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ビジネス向け利用料金(税込)
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2,750円~
(5名まで) |
初期費用
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なし
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容量
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100GB~
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備考
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30日間無料で利用可能
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◎ご利用にはインターネット接続環境が必要です。
コワークストレージは中小企業向けのオンラインストレージサービスです。最低利用料金は5名で2,750円、1名換算で550円というリーズナブルな価格設定です。
コワークストレージの特徴としては、直感的で使いやすいインターフェースが挙げられます。普段から使っているデスクトップやドライブと全く変わらない操作性で利用できるのが魅力です。
また、コワークストレージは企業にとって必要なアクセス権限等に関しても細かく設定できるのも特徴です。社内外問わずデータ共有もスムーズで、日々の業務がスムーズに行えるでしょう。
2-5.【企業向け】BOX
出典:Box — セキュアなクラウドコンテンツ管理、ワークフロー、コラボレーション
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BOX
(Box, Inc. 提供) |
個人向け利用料金(税込)
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10GBまで無料、有料プランは100GB 1,320円
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ビジネス向け利用料金(税込)
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605円~
(1名あたり)
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初期費用(税込)
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なし ※
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容量
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100GB~容量無制限
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備考
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ビジネス向けのみ14日間無料で利用可能
※日本語サポートをご希望の場合は各代理店からご購入ください。別途手数料が必要です。 |
◎ご利用にはインターネット接続環境が必要です。
多くの企業が利用しているBOXもおすすめのサービスです。BOXの特徴としては、ビジネス向けのプランがすべてストレージ容量無制限であるという点です。企業で大容量を利用したい場合に、BOXはおすすめのサービスです。
セキュリティも高いレベルで対策が可能で、データやファイルを安全に保管できます。
注意点としては、Box, Inc.の公式ホームページからお申込みした場合は、BOX米国法人からの英語でのサポート対応となることです。
2-6.【企業向け】DirectCloud-BOX
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DirectCloud-BOX
(ダイレクトクラウド社 提供) |
個人向け利用料金(税込)
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なし
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ビジネス向け利用料金(税込)
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33,000円~
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初期費用
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なし
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容量
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500GB~
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備考
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30日間無料で利用可能
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◎ご利用にはインターネット接続環境が必要です。
DirectCloud-BOXは100人以上などの大規模な企業に人気のオンラインストレージサービスです。ここまで解説してきたサービスと違って月額利用料が設定されており、ユーザー数は無制限で利用できます。利用人数が多ければ多いほど、1人当たりの利用料金がリーズナブルになります。
DirectCloud-BOXの特徴として、ストレージ内でのアクセス権限の付与を細かくできるという点です。ストレージ内のフォルダの6階層目までアクセス権限を設定できます。
ファイルの共有機能も充実しており、チーム内や取引先と共同作業を行うのにも適しています。
3.バックアップをオンラインストレージで取るのがおすすめな5つの理由
それではここからは、バックアップをオンラインストレージで取るのがおすすめの5つの理由を紹介していきます。
それぞれについて解説していきます。
3-1.データ破損のリスクが回避できる
まずは、データ保存の意識が回避できるという点が挙げられます。
もしも自分のパソコンやスマホなどのデバイスに大切なデータを保管していたり、自社のファイルサーバーに保管していた場合。そのデバイスやサーバーが壊れてしまった際に大切なデータを一緒に破損して失ってしまうリスクがあります。
それは、外部ストレージなどにバックアップを取っていた場合にも起こりえます。
もしもオンラインストレージでバックアップを取っておけば、デバイスやサーバーが破損してしまったとしてもデータを失う事はありません。
もしデバイスだけでなく複数の外部ストレージやサーバーに保存していた場合でも、例えば災害等の被害にあうと、それら全てをいちどに破損してしまうといったことも考えられます。
オンラインストレージであれば、万が一の災害や事故などによってデータを全て破損して失ってしまうと言う可能性は著しく低くなります。その点がオンラインストレージを利用するべき最も大きな理由の1つと言えるでしょう。
3-2.低いコストで導入が可能
オンラインストレージの場合は、低いコストで導入が可能であると言う点も大きいと言えるでしょう。
例えば個人の方がオンラインストレージサービスを利用する場合。1000円以下のサブスクリプション内で利用できることがほとんどです。また利用する容量によっては、無料での利用が可能な場合もあります。
企業の場合は、サービスによってオンラインストレージの利用価格は異なりますが、自社でファイルサーバーを管理することに比べると圧倒的に安くなる可能性があります。
ファイルサーバーを導入する場合は、初期費用だけかかってしまい後は費用がかからないと言う印象があるかもしれませんが、ファイルサーバーの場合はサーバーを管理するエンジニアが必要となります。そのためエンジニアの人件費や電気代など設備費用が維持費としてかかってきます。
オンラインストレージであれば 2.オンラインストレージでバックアップしたい人におすすめサービス6選 で紹介したとおり初期費用が0円のサービスが沢山あり、容量や企業の規模・利用目的によって異なりますが月々のプラン利用料金とインターネット利用料金だけですぐに導入することが可能です。
自社でサーバーの管理をする必要もないため月々の設備費用もかかりません。
このようにオンラインストレージサービスの場合、低いコストで導入することができると言う点が理由の1つとなります。
3-3.バックアップに手間がかからない
オンラインストレージの場合は、デバイスへの保存やサーバーへの保存に比べてバックアップに手間がかからないと言う点もおすすめな理由の1つです。
デバイスやサーバーへ保存する場合は、データを更新するたびに保存を手動で行う必要があります。またもし外部ストレージなどを利用してバックアップを取る場合は、その都度外部ストレージやUSBメモリを接続してバックアップを取らなければなりません。
しかし多くのオンラインストレージの場合、リアルタイムでバックアップが可能なことも多いのです。バックアップに手間がかからないため、うっかり保存をし忘れてしまったといったことも考えづらいと言えるでしょう。
3-4.サーバーの管理が不要
これは主に企業にとっての利点になりますが、オンラインストレージをバックアップする場合はサーバーの管理が不要だと言う点がメリットとして挙げられます。
企業がもしファイルサーバー等でバックアップをとっている場合、自社で保有しているサーバーを管理・保持しなければなりません。ファイルサーバーを管理するのにはエンジニアなどの技術者が必要です。
またファイルサーバーを利用するためのセキュリティーの設定や、アクセスログの管理など多くの技術的な作業が必須となります。
オンラインストレージの場合は、そうした技術的なサーバーの管理は原則として必要ありません。オンラインストレージサービスを保有している企業が全て管理しているため、サーバーの管理に時間を取られることなく業務に集中できるのが利点と言えるでしょう。
3-5.どこからでもアクセスできる
オンラインストレージにバックアップを取るもう一つの特徴として、インターネット環境があれば、インターネット経由でどこでもアクセスができると言う点が挙げられます。
例えば個人でデータを利用したい場合に、外出先からでもいつでもデータにアクセスが可能です。企業で利用している場合は、リモートで勤務しているスタッフとも問題なく仕事ができるでしょう。
4.データをオンラインストレージにバックアップする場合の注意点
それではここからは、データをオンラインストレージにバックアップする場合の注意点について解説していきます。具体的には以下の3点に注意しておきましょう。
それぞれを見ていきましょう。
4-1.サービスによってはセキュリティに懸念がある
オンラインストレージの注意点として、サービスによってはセキュリティに懸念があるということが挙げられます。多くのオンラインストレージは万全のセキュリティ体制を取っていますが、中には信頼性の低いものがないとは言えません。
オンラインストレージのセキュリティであり得るリスクとしては、以下の3点が挙げられます。
- データの破損や消失
- データの外部への漏えい
- ユーザーのアカウント情報の漏えい
オンラインストレージで最も注意すべきリスクは、データの破損や消失です。その他にも、データが外部へ漏れてしまったり、オンラインストレージを利用しているユーザーの個人情報が漏えいしてしまうというった点がリスクとして挙げられます。
これらのことが無いようにするためには、二要素認証などの細かなセキュリティ設定ができるかどうかを確認してみてください。二要素認証のセキュリティ設定ができれば、パスワード情報が漏れてしまった場合でもログインできる可能性は著しく低くなります。
またデータの外部への漏えいを防ぐために、アクセス権限の付与を行うことをおすすめします。適切なチームや役職の人間だけがデータを閲覧できるようにすることで、データ漏えいのリスクを大幅に下げることが可能となります。
4-2.パスワード管理が手間になる
オンラインストレージを利用する場合には、パスワードの管理が手間になることがあります。こちらは特に企業向けの内容ですが、例えば部署やチームによって異なるパスワードを利用するといったことが必要になることがあります。
部署や役職、個人、チームなどそれぞれにパスワードを設定するとなると、パスワードの管理は手間になる可能性があります。
もちろんデータの機密性を守るためには必要なことではありますが、パスワードは手軽にメモなどを使う必要こともできないため、管理が難しいという点は注意が必要です。
4-3.サービス運営会社の障害時に操作できない
オンラインストレージを利用する際、もしもサービス運営外車が障害やメンテナンスを行っている場合は操作ができなくなるという点も注意として挙げられます。
原則としてメンテナンスを行うのは深夜など一般企業が利用をしない時間帯に行うことが多いですが、システム障害等は時間に限らず起こってしまう可能性が全くないとは言えません。
そうしたシステム障害が起こっている場合、操作ができなくなるといった可能性もあり得ます。
もちろんそういったシステム障害等は、滅多に起こることではありません。しかしそのようなことが全くないと言えません。もしもこの点が気になるようであれば、最も重要なデータに関しては別途利用できるようにバックアップを取っておくなどで対策しておいてもいいかもしれません。
5.オンラインストレージでは使い勝手の良さも長期的に見れば重要!
オンラインストレージ選びでポイントとなるのが、使い勝手が良いかどうかです。
ファイルサーバーの場合はエンジニアがシステムを構築するため、自社が利用しやすいように設計することが可能です。しかし、オンラインストレージの場合は原則として操作性をカスタマイズすることが難しいのです。
オンラインストレージの使い勝手に関しては、選ぶ際についつい見逃しがちになってしまっているかもしれませんが、使いやすいかどうかは事前に判断しておく必要があります。
多くのオンラインストレージが事前に無料トライアル期間を設けていたり、特定の容量までは無料で利用できるといった設定になっています。そのため、検討しているオンラインストレージに関しては必ず使い勝手を確認してから選ぶようにしましょう。
使いやすいオンラインストレージサービスを選ぶことで、社員にとってもストレスをかけずに業務に集中できるようになります。
6.オンラインストレージの導入ならコワークストレージがおすすめ!
これからオンラインストレージの導入を考えているのであれば、コワークストレージのご利用がおすすめです。NTT東日本が運営するコワークストレージは、中小企業から大企業まで幅広い企業さまにご満足いただけるサービスとなっています。
コワークストレージの特徴として、以下の3点をご紹介します。
6-1.リーズナブルで利用しやすい
コワークストレージの特徴として、リーズナブルな料金設定であるという点が挙げられます。
以下のように必要なID数、容量によって細かなプランをお選びいただくことが可能で、プランによって制限される機能がない為、導入後の従業員数や扱うデータ量の変動にも柔軟に合わせてご利用いただけます。
◎ご利用にはインターネット接続環境が必要です。
また、必要に応じてID追加や容量追加もリーズナブルかつお手軽に行うことが可能です。
6-2.セキュリティ面が安全
コワークストレージは強固なセキュリティで大切なデータを守ります。データ漏えいや喪失を防ぐために、以下のようなセキュリティシステムを保持しています。
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コワークストレージはデータ保管に対するセキュリティだけでなく、企業の方が必要とするアクセス権限を細かく設定できるという点も特徴です。既存のファイルサーバーの同じ設定でアクセス権限を付与できます。
6-3.直感的なインターフェースで操作が簡単
コワークストレージはユーザーファーストのインターフェースで、誰でも直感的に操作することが可能です。
「5.オンラインストレージでは使い勝手の良さも長期的に見れば重要!」でも解説した通り、オンラインストレージの操作性はとても重要です。後から操作の部分をカスタマイズできるわけではありませんし、操作性が良くないサービスを選んでしまうと、現場の社員に負担をかけてしまうこともあります。
コワークストレージのインターフェースは、デスクトップとローカルドライブと同じような感覚で直感的に操作できるのが特徴です。
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以上のように、リーズナブルで安全・使いやすいオンラインストレージをご希望であればコワークストレージをご検討下さい。
7.まとめ
以上この記事では、オンラインストレージでバックアップをするためのサービスの選び方やおすすめサービスを中心に、以下の内容について詳しく解説してきました。
この記事のポイント
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この記事をお読みいただくことで、オンラインストレージでバックアップを取るための基本的な知識は網羅できたかとおもいます。
今回の検討項目以外にも、各サービスのメリット・デメリットはさまざまですので自社の環境や業務形態に合うかどうかも合せてご検討ください。
※Dropboxは、米国Dropbox, Inc.の商標または登録商標です。
※Google Drive、Google ドライブは、Google LLCの商標または登録商標です。
※Microsoft、Microsoft OneDriveは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※Boxは、Box, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※DirectCloud-Boxのサービス名およびロゴマークは、株式会社ダイレクトクラウドの商標または登録商標です。
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