• 2023.2.20 (月)
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工事現場では、施工前から完成後まで多くの写真を撮影します。工事が適切に施工されたことを証明するために、その写真を工事写真台帳で管理しなければなりません。

工事写真台帳を作成する流れは以下の通りです。

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工事写真台帳は必要な写真を漏れなく撮影し、正しい配置で作成する必要があります。そのため、事前にどのような写真を撮る必要があるのかを確認し、撮影する際のポイントを押さえておくことが大切です。

また、工事写真台帳が自社にない場合は、Excelで自作するかソフトをダウンロードするなどいくつかの方法があります。台帳のクオリティやコストなどを比べて、自社に合う方法を選びましょう。

この記事では、以下の内容を詳しく解説しています。

  • 工事写真撮影のポイント
  • 工事写真台帳の作成手順
  • 工事写真台帳を作成する方法

この記事を読むことで、どのような方法や手順で工事写真台帳を作成すればいいのかがわかります。また、作成方法ごとの特徴も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

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1.工事写真台帳用の写真を撮影する際に留意すべきポイント

工事写真台帳は工事が適切に施工され、問題なく完了したことが伝わる必要があります。そのため、写真台帳を作成する前に写真を正しく撮影しなければなりません

第三者が見てもわかりやすい写真が撮れるように、以下のポイントを押さえて撮影しましょう。

POINT1
  • 撮影位置を明確にする
POINT2
手振れや明るさに気を付け、撮影対象が鮮明に映るように撮影する
POINT3
ストロボなどで撮影対象や文字が不鮮明にならないようにする
POINT4
施工箇所を判別できるように、全景や一定の範囲を撮影する
POINT5
日付・事業者名・工事件名・工事内容・寸法等を記載した黒板を使用し、黒板の内容が判別できるように撮影する
POINT6
メジャーなどを添えて長さがわかるように撮影する
POINT7
拡大して撮影する必要がある場合は、全体を撮影して拡大箇所がわかるようにしておく
POINT8
同じような写真を撮影する場合は番号などをつけて判別しやすいようにする
POINT9
工事後に見えなくなる箇所は施工段階ごとに撮影をしておく
POINT10
施工前と施工後の写真は、可能な限り同じアングルで撮影する
POINT11
空調機器など提案内容に関連する設備は全て撮影する

これらを守って撮影することで、工事写真台帳に使用できる写真を撮ることができます。

写真の信憑性を考慮しなければならないため基本的に画像編集をしてはいけませんが、黒板の電子的記入のみ認められています

写真が揃ったら、工事写真台帳を作成しましょう。

2.工事写真台帳の作成手順4STEP

工事写真台帳を作成する手順は以下の通りです。

では、ステップごとにやるべきことについて詳しく解説していきます。

STEP1.写真を用意する

工事写真台帳に必要な写真を用意します。撮影の際には前述した撮影のポイントを守るようにしましょう。

いきなり現場に行って写真を撮ると、撮影し忘れたり撮影の仕方を間違えたりする可能性があります。そのため、事前にどの写真が必要なのか工事写真の撮影計画を立てておくのがおすすめです。

また、施主・建物要件・社内規定・自身の立場などで、台帳に必要な写真も台帳へのまとめ方が異なります。監督者の立場であれば、工事の全体像と詳細が確認できるように着工前と完成後の写真をまとめ、別に施工前や施工時の写真の工程写真をまとめることもあります。

国土交通省の「写真管理基準」を参考にすると着工前・施工中・施工後の必要な写真がわかります。どのような写真が必要なのかを事前に確認しておき、計画を立てましょう。

STEP2.表紙を作成する

工事写真台帳の表紙は、以下のように作成しましょう。

記載が必要な項目は以下の通りです。

  • 工事名
  • 工事箇所
  • 工期
  • 工事責任者

漏れがないように表紙を作りましょう。

STEP3.工事写真管理基準に従い、アルバム形式で編集する

台帳はアルバム形式で作成しましょう。施工箇所や関連性でまとめ、確認する人の立場に立ち見やすさを意識して写真の配置を決めてください

写真管理基準」に従い、以下の順番でフォルダ分けを行いましょう。

  • 着手前及び完成写真

    (既済部分写真等含む)
  • 着工前・完成後が比較できるように写真を並べる
  • 全景写真と部分写真を盛り込む
施工状況写真
  • 工事の流れを理解してもらうための写真
  • 施工箇所ごとに施工中の写真を並べる
安全管理写真
  • 工程ごとに充分な安全管理が行われていたことを証明するための写真
  • 保安施設の状況・安全施策の実施状況などの写真を掲載
使用材料写真
  • 施工箇所ごとに使用された材料を確認するための写真
  • 材料を使用して施工している様子の写真を掲載
品質管理写真
  • 充分な品質管理体制で工事が行われたことを示すための写真
  • 測定中・試験実施中の様子を撮影した写真を掲載
出来形管理写真
  • 工事発注者の定めた規格基準に対して、どの位の精度で施工されたかを示すための写真
  • 全景写真と施工箇所ごとの計測時の計測数値などが判別できる写真を掲載 
災害写真
  • 工事中に災害があった場合、その様子を写真に掲載 
事故写真
  • 工事中に事故があった場合、その様子を写真に掲載 
その他(公害、環境、補償等)
  • 上記以外の写真を最後に掲載 

STEP4.補足情報を追記する

工程写真の場合、後から施工箇所ごとの工程を確認するための写真なので、工程順に写真を配置します。見やすく作成するためには、ページ内を同一の施工箇所でまとめて、補足情報がわからない写真には余白への記載を行います。

上図のように、黒板がない場合や黒板の文字が判別できない場合には補足情報を台帳に直接記載しましょう。黒板があり、文字もはっきりと読める場合は補足情報の記載は必要ありません。

以上の手順で、工事写真台帳が完成します。

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3.工事写真台帳を作成する4つの方法

工事写真台帳は、以下の4つの方法で作成することができます。

  • Excelで自作
  • 有料ソフトを購入
  • テンプレート/フリーソフトを活用
  • アプリをダウンロード

では、方法別に特徴をくわしく解説していきます。

3-1.Excelで自作

工事写真台帳は、Excelで簡単な表が作成できれば自作することが可能です。

このように、表紙と写真を並べる台紙の2種類を作成すればいいだけなので、作成に時間がかかることもありません。

一度作成しておけば、その後もテンプレートとして使うことができます。

■こんな人におすすめ

  • 自社に合うテンプレートを作成したい
  • コストをかけたくない
  • Excelを編集できる人がいる

3-2.有料ソフトを購入

工事写真台帳作成ソフトを購入すれば、より簡単に工事写真台帳を作成できます。

工事写真をツリー形式で保存し写真をわかりやすく管理したり、黒板素材を使用して見やすい黒板を後から貼り付けたりすることが可能です。

4,000~8,000円程度で購入できるので、見やすくきれいな工事写真台帳を作成したい場合は、有料ソフトを購入するのもおすすめです。

人気の高い工事写真台帳ソフトには、デネットから販売されている「工事写真台帳7」などがあります。

出典:工事写真台帳7

■こんな人におすすめ

  • 見やすくクオリティの高い工事写真台帳を作成したい
  • 工事写真台帳の作成を効率化したい

3-3.テンプレート/フリーソフトを活用

Excelで工事写真台帳を作成できる人がいない場合や、ソフトにコストをかけたくない場合には、無料のテンプレートやフリーソフトを活用しましょう。

出典:エクセル工事写真帳

エクセル工事写真帳」というフリーソフトは、以下のような種類に対応しています。

  • 片開きタイプ
  • 見開きタイプ
  • 横並びタイプ
  • 4枚タイプ
  • 6枚タイプ

これらの種類を使い分けることができるので、新たに他のフリーソフトをダウンロードする必要もありません。

■こんな人におすすめ

  • Excelで自作はできないけれどコストはかけたくない

3-4.アプリをダウンロード

最近では、スマートフォンやタブレットから工事写真台帳が作成できるアプリもあります。

特に評価が高いアプリが「ミライ工事」です。

撮影・台帳作成・出力まで全てスマートフォンやタブレットで完結できるので、工事写真台帳作成のために帰社する必要が無くなります。クラウドで台帳の共有ができ、アプリと同一データをPCでも編集可能です。

出典:ミライ工事

利用人数や機能によって月額料金が発生しますが、無料プランもあるので使用感を試すこともできます。

また、フリーソフトや自作の工事写真台帳に見やすい黒板を添付したい場合には、以下のアプリがおすすめです。

黒板を作成して画像に貼り付けることができるため、デジタルの黒板を入れたい人は活用してみましょう。

■こんな人におすすめ

  • スマートフォンやタブレットで撮影から作成まで完結させたい
  • 工事写真台帳の作成を効率化したい
  • クオリティの高い工事写真台帳を作成したい

4.工事写真台帳の共有・保存にはクラウドストレージが便利

工事写真台帳は建設業法に基づき、5年間保存しなければなりません。また、過去の現場を確認するために、過去の工事写真台帳を探すこともあるでしょう。

しかし、紙ベースで工事関連書類を保管しておくとファイルが膨大な量になりますし、何がどこにあるのかを探すのが一苦労です。また、PC上にファイルで保存していても、どの案件の書類がどのファイルに入っているかわからなくなる可能性があります。

そこで、工事写真台帳・図面・契約書などのデータ保存には、すべて一括して保存できる「クラウドストレージ」がおすすめです。

NTT東日本では中小企業さま向けに、100GB5ユーザーで2,750円(税込み、1ユーザー550円)からご利用できるクラウドストレージ「コワークストレージ」を提供しています。

※記載されている会社名・団体名及び商品名などは、商標または登録商標です。

※画像はイメージです。

デスクトップ感覚で扱える高い操作性は、導入してすぐに誰でも使いこなせます。また、国内データセンターでデータを保管するためセキュリティ面も万全です。企業規模に合わせてプランを選ぶことができるため、コストを抑えることもできます。

複合検索機能も搭載しているので、書類や図面を簡単に見つけることができます。

書類をどこに保存したかわからなくて困った経験がある方や、データを効率的に管理できる方法が知りたい方は、ぜひコワークストレージの資料をダウンロードしてみてください。

※ご利用にはインターネット接続環境が必要です。

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まとめ

工事写真台帳は、工事が適切に施工されたことを証明するために工事写真を管理するための台帳です。

以下の手順で作成を行います。

工事写真は漏れなく撮影する必要があります。国土交通省の「写真管理基準」を参考に着工前・施工中・施工後の写真を撮影し、正しく分類しましょう。

工事写真台帳を作成する方法は以下の4つです。

  • Excelで自作
  • 有料ソフトを購入
  • テンプレート/フリーソフトを活用
  • アプリをダウンロード

コストをかけたくない場合には、Excelで自作をするかフリーソフトを活用しましょう。クオリティを高めたい場合には、有料ソフトやアプリがおすすめです。

自社に合う方法で工事写真台帳を作成しましょう。

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