安全に利用できる大容量ファイル送信サービス13選
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2023.3.29 (水)Posted by コワークストレージ窓口
「大容量ファイルを送信する方法が知りたい」
「最適な大容量ファイルを送信する方法はないかな?」
と感じていませんか?
大容量ファイルを送信する方法として「ファイル送信サービス」があります。
ファイル送信サービスは、送信側が指定のサイトにファイルをアップロードし、そのリンクを通じて受信者がファイルのダウンロードを行うというサービスです。
無料で安全に大容量ファイルを送信できるサービスとして、以下の3つがあります。
サービス名
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おすすめなケース
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tenpu
(株式会社イノベーター・ジャパン)
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データ便※1
(株式会社ファルコ)
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firestorage
(ロジックファクトリー株式会社)
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※「データ便」は株式会社ファルコの商標です。
ただし、ビジネス上で大容量ファイルをメールで送信する場合は、有料の法人向け大容量ファイル送信サービスを利用したほうが良いでしょう。というのも、有料の法人向け大容量ファイル転送サービスは、優れたセキュリティが担保され、さらに無料版と比較してビジネス上便利な機能も豊富であるからです。
もちろんビジネス上で、無料の大容量ファイル送信サービスを利用することはできますが、万が一情報漏えいが起こった際には、責任を問われ信用を失う可能性があります。
そのためビジネス上で大容量ファイルをメールで送信する場合は、法人向けの有料版を選ぶと良いでしょう。
本記事では、おすすめの無料大容量転送サービスだけでなく、ビジネス利用に向いている大容量ファイルサービスを3つご紹介します。
また、本記事の内容は以下のとおりです。
▼本記事の内容
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本記事を読むことで、自身にとって最適な大容量ファイルを送信できるサービスを選ぶことができます。
※本記事に記載されている会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です
1.【無料】安全に大容量ファイルを送信できるサービス3選
まずは個人で大容量ファイルを送信したい場合や、手軽に大容量ファイルを送信したい場合におすすめな、「安全に大容量ファイルを送信できる無料のサービス」を3つご紹介します。
以下3つのサービスは、無料でありながらもセキュリティが高く、安全に大容量ファイルを送信できるサービスです。
サービス名
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特徴
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おすすめなケース
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tenpu
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データ便
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firestorage
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それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1.tenpu(株式会社イノベーター・ジャパン)
tenpuは株式会社イノベーター・ジャパンが提供している、オンラインストレージを使った大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①無料でありながら1ファイル最大1GB・同時送信可能数10個が可能
tenpuの無料版のファイル送信は、1ファイルにつき最大1GB・同時送信可能数10個までとなっています。
そのため、メールやチャットでの送信が難しい、容量が大きくなりがちな写真や動画などのファイルも、tenpuを使えば難なく送信できます。
②操作がわかりやすい
無料のサービスでありながら広告表示がなく、操作画面は必要最小限のグラフィックだけに抑えたシンプルなものとなっているため、誰でも操作しやすくなっている点は魅力的です。
③セキュリティが高い
tenpuのデータ通信は、データを暗号化して送受信を行うプロトコル「SSL」によって暗号化されています。またアップロードしたデータが保存されるサーバーは、ファイアウォールでしっかりと保護されており、外部からのアクセスの遮断も行っています。そのため無料でありながらセキュリティが高く、安心して利用できます。
◆特に利用が向いている人
- 操作感がシンプルでわかりやすい大容量ファイル送信サービスを利用したい
1-2.データ便(株式会社ファルコ)
データ便は株式会社ファルコが提供している、会員登録をしなくても利用できる大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①アンケートに回答すれば1ファイルにつき、最大2GBのファイル送信が可能になる
データ便には無料のライトプラン・会員登録必須のフリープラン・有料のビジネスプランの3種類が用意されています。無料版は最大500MBまでのデータ転送に対応しており、無料の会員登録を行いフリープランに加入すれば最大1GBまでの大容量ファイルの送信ができます。フリープランはアンケートに回答することで、さらに容量を増やし、最大2GBまでのファイル転送が可能となる点は魅力的です。
②「セキュリティ便」でセキュリティ対策は万全
データ便は通常のファイル送信に加えて、セキュリティ対策をしっかりと施した「セキュリティ便」を利用することができます。「セキュリティ便」は、ファイル受信の際に、受信者本人であることを送信者自身が確認しなければ受信できない仕組みとなっており、情報漏えい等のトラブルを未然に防ぐことが可能です。データ便はこの他にも、高性能ファイアウォール・SSL暗号化通信といった各種セキュリティ対策も万全な体制が整えられており、安全なファイル送信サービスとなっています。
◆特に利用が向いている人
- 1ファイルの容量が1GBを超えるようなファイルを送信したい人
▼データ便の基本的なファイル送信方法 ②以下の画面の「データをここにドロップしてください。」と表示されている部分にファイルをドラッグ&ドロップ ③パスワード設定は「あり」を選択し、自身でパスワードを決めて入力する ④「利用規約に同意します」のチェックボックスにチェックを入れ、「ファイルをアップロード」をクリック ⑤以下の画面になるので、「URL取得画面へ」もしくは「宛先入力画面へ」を選択する ⑤「URL取得画面へ」を選択した場合は、画面に表示されるURLをコピーしてメールやチャットに貼り付けて送信すれば完了(パスワードは別途、相手に連絡する) ⑥「宛先入力画面へ」を選択した場合は、メールを送信したい宛先を入力して、「メールを送信する」を選択すれば完了(パスワードは別途、相手に連絡する) |
1-3.firestorage(ロジックファクトリー株式会社)
firestorageはロジックファクトリー株式会社が提供している、会員登録不要・月間800万人が利用している人気オンラインストレージサービスです。
◆特徴
①1ファイルあたり最大2GBの送信ができ、アップロードは無制限
firestorageは、対応容量は1ファイルにつき最大2GBと、無料版でありながら比較的大容量のファイルの送信に対応しています。またアップロード数は無制限となっており、大量のデータのアップロードが可能です。
②徹底したセキュリティ体制
firestorageは完全国産のサービスのため、アップロードしたデータはセキュリティ性の高い国内のデータセンターで保管されます。データセンターは24時間体制でセキュリティ監視が行われており、セキュアな環境が整えられています。また無料版でもウイルスチェック機能・不正アクセス対策・データ復旧機能といった、十分なセキュリティ対策が施されており、安全性の担保されたサービスとなっています。
◆特に利用が向いている人
- 1ファイルの容量が1GBを超えるようなファイルを複数送信したい人
2.ビジネスでは法人向け大容量ファイル送信サービスを利用するのがおすすめ
ビジネス用途で大容量ファイル送信サービスの利用を考えている場合は、無料の大容量ファイル送信サービスではなく、法人向け大容量ファイル送信サービスを利用するのがおすすめです。
というのも、法人向けの大容量ファイル送信サービスは、有料ではあるものの、ビジネス目的での利用に耐えうるセキュリティ対策がしっかりと施されているからです。宛先制限・アクセス制限・アクセスログ管理など、無料版にはないセキュリティ機能が豊富に備えられており、安心してファイルの送信ができます。
また最近では「無料のファイル送信サービスの利用を禁止する」というセキュリティポリシーを設ける企業が増えているという背景もあり、ビジネスで大容量ファイルを送信する場合は、有料の法人向けサービスを検討しておいたほうがよいでしょう。
そこで、3章から5章にかけては、法人向け大容量ファイル送信サービスを中心に、選ぶポイントがおすすめサービスをご紹介します。
3.法人向け大容量ファイル送信サービスを選ぶ4つのポイント
法人向け大容量ファイル送信サービスを選ぶポイントは以下の4つです。
3-1.送信可能な最大容量を確認する
1つめは「送信可能な最大容量を確認する」です。
送信できるファイルの最大容量は、サービスごとに異なります。
もし送信したいファイルが、サービスの送信できる最大容量を超えてしまった場合、相手にファイルを送信できないという事態が発生してしまいます。
一方で送信可能な最大容量が、送信したいファイルよりも大きい場合は、問題なく相手にファイルを送信できます。
たとえば「SECURE DELIVER(富士フイルムイメージングシステムズ株式会社)」の場合には一度に最大60GBまで、「DIRECT! EXTREME(日本ワムネット株式会社)」では最大2TBものファイル送信に対応しています。送信したいファイルの容量を考慮したサービスや料金プランを選べば相手に送れないといった事態を防止できるだけでなくコスト面でも有効と考えられます。
送信したいファイルの容量が、サービスが対応している最大容量以内に収まっているか必ず確認しておきましょう。
3-2.写真・動画など、特に容量の大きいファイル送信の場合は送信速度が速いものを選ぶ
2つ目は「写真・動画など、特に容量の大きいファイル送信の場合は送信速度が早いものを選ぶ」です。
一般的に、容量の大きなファイルの送信には時間がかかります。特に容量の大きな写真・動画を送信するとなると、ファイルの大きさに比例して送信に時間がかかってしまうのです。
送信スピードが遅いと、ビジネスにおいては作業効率が落ちてしまいます。たとえば、修正・確認作業が遅延してしまったり、案件の進捗に影響が出てしまったりするでしょう。
また、クライアントとファイルのやり取りをしている場合に、送信に時間がかかってしまうと、クライアント側の受信にも時間がかかってしまい、先方に大きなストレスを与えてしまうリスクもあります。
そのため、動画や写真などの大容量データを送信する機会が多い場合は、できるだけ送信速度が速いサービスを選ぶほうが良いでしょう。
送信速度が速い大容量ファイル送信サービスについては「4.【容量・速度を重視するケース】法人向け大容量ファイル送信サービスのおすすめ5選」でご紹介しています。
3-3.自社に合った料金プランを選ぶ
3つめは「自社に合った料金プランを選ぶ」です。
大容量ファイル送信サービスの基本的な料金形態は、ユーザー数・容量に応じた月額制になっています。
必ずいくつかのプランが用意されており、月額費用は利用人数に応じて高くなります。
そのため、自社の利用人数に合わせて料金プランを選ぶと良いでしょう。
たとえば、少人数の部署でファイル送信サービスを利用する場合は、「◯人以下で月額2,500円」など、少人数で利用できる定額制プランが最適であるといえます。
また時期によってサービスを利用する回数がバラバラである場合は、従量課金制が採用されているファイル送信サービスもおすすめです。従量課金制であればサービスの利用量に応じて料金が加算されていく仕組みのため、コストを最低限に抑えることができます。
サービスの料金形態を確認し、自社の環境にあったプランを選択しましょう。
3-4.セキュリティ対策を確認する
4つめは「セキュリティ対策を確認する」です。
基本的にビジネス上で送受信するファイルは、情報漏えいなどのセキュリティリスクを未然に防ぐべきです。企業がやり取りするファイルに関する情報が漏えいしてしまった場合、信用の失墜につながりかねません。そのため充実したセキュリティ対策が施されたサービスを選ぶ必要があります。
有料の大容量ファイル送信サービスの中には、政府や金融機関などのセキュリティ基準を満たしている優れたセキュリティ性をもったサービスも存在しています。
より機密性の高い大容量ファイルを送信する場合には、そのようなハイセキュリティ対策を提供しているサービスを選ぶと良いでしょう。
具体的には、以下のようなセキュリティ対策を行っていると、より高度なセキュリティ対策を備えているといえます。
- IPアドレスによるアクセス制限
- 不正アクセス検知
- 多段ファイアウォール
- 細かな権限設定
- 管理者ログの取得
- データセンターが国内にある・複数拠点存在する
本記事でご紹介する法人向け大容量ファイル送信サービスは、基本的にセキュリティ対策が施されているものばかりですが、「5.【セキュリティ・安全対策を重視するケース】おすすめの法人向け大容量ファイル送信サービスのおすすめ5選」ではよりセキュリティ対策が充実しているものをご紹介していますので、ご参考ください。
4.【容量・速度を重視するケース】法人向け大容量ファイル送信サービスのおすすめ5選
容量・速度を重視する場合の法人向け大容量ファイル送信サービス5選をご紹介します。
サービス名
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特徴
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おすすめなケース
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DIRECT! EXTREME
(日本ワムネット株式会社)
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オフィス宅ふぁいる便
(株式会社オージス総研)
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少人数プランも選択可能 ヒューマンエラー対策が充実 |
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SECURE DELIVER
(富士フィルム株式会社)
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グローバルセキュアデータ転送サービス
(株式会社日立システムズエンジニアリングサービス)
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海外エリアへ大容量ファイル送信する機会が多い企業 |
JECTOR
(株式会社ねこじゃらし)
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数百GBを超える大容量ファイルの取り扱いも可能なファイル送信サービスを選びたい企業 |
4-1.DIRECT! EXTREME(日本ワムネット株式会社)
DIRECT! EXTREMEは日本ワムネット株式会社が提供している、圧倒的な転送速度をもった大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①従来までの転送速度の約20~50倍の転送速度を実現
独自のテクノロジーを導入することにより、中国・ASEAN地区への大容量データ送信に関しては従来までの転送速度の約20~50倍の転送速度を実現しています。また低品質な端末回線による速度低下の影響も受けにくく、遠距離通信でも高速なデータ転送速度を維持することが可能となっています。
②1回で最大2TBのファイルを送信可能
一度に送信可能な容量も最大2TBとかなり余裕があり、非常に大きな容量のファイルの取り扱いも行うことができます。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:55,000円(税込み)
月額費用:21,780円(税込み)
従量料金:770円/GB(税込み)~(5 ID)
◆特におすすめな企業
- 一度に1TBを超えるような大容量データを送信する機会がある企業
- 中国・ASEAN地区への大容量データ送信を送信する機会がある企業
- 送信スピードを重視したい企業
4-2.オフィス宅ふぁいる便(株式会社オージス総研)
オフィス宅ふぁいる便は株式会社オージス総研が提供している、一度に10GBまでの大容量ファイル送信に対応しているファイル送信サービスです。
◆特徴
①少人数プランも選択可能
ユーザー数に応じた月額定額制になっており、「5ユーザー以下月額3,000円」といった少人数で利用できるリーズナブルなプランも用意されており、少ない人数で法人向けのファイル送信サービスを利用したい場合に最適です。ちなみに、大人数向けで100ユーザー以下月額17,000円といったプランもあります。
②ヒューマンエラー対策が充実
- 宛先制限
- 上長承認
- URL無効化
といったヒューマンエラー対策が充実しており、安心してファイル送信サービスを利用できます。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:22,000円(税込み)
月額費用:3,300円(税込み)
※スタンダードプラン(10GB)
◆特におすすめな企業
- 少人数でファイル転送サービスを利用したい企業
- 大容量データをGB単位でやり取りすることが多い企業
4-3.SECURE DELIVER(富士フイルムイメージングシステムズ株式会社)
SECURE DELIVERは富士フイルムイメージングシステムズ株式会社が提供している、企業の導入実績2000社以上を誇る人気大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①一度に60GBまでの大容量ファイルの送信に対応
一度に最大60GB(10ファイルまで)を送信可能であるため、動画や写真、CADなどの大容量ファイル送信が一度にできます。
②従量課金制で利用しない分のコストは抑えられる
利用量に応じた料金となる従量課金制を採用しており、あまりサービスを利用しないユーザー分のコストは低減させることが可能です。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:なし
※機能追加オプションご要望によっては初期費用が発生します。
月額37,950円(税込み)(月間送信500通まで)~
◆特におすすめな人
- 一度に最大60GB(10ファイルまで)の大容量ファイルを送信する機会のある企業
- 大容量ファイル送信サービスを利用する機会に波がある企業
4-4.グローバルセキュアデータ転送サービス(株式会社日立システムズエンジニアリングサービス)
グローバルセキュアデータ転送サービスは株式会社日立システムズエンジニアリングサービスが提供している、海外への高速データ転送も可能な大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①海外エリアへの送信に長けている
データを並列転送するため回線を効率よく利用でき、途中でエラーが発生した場合でもイチから送り直すのではなく、既に送ったデータを記憶して、送り途中から自動でリトライするため通常より速く、大容量データを送信できます。物理的距離のある海外エリアへのファイル送信はエラーが多く、リトライが完了するまで時間がかかりがちですが、転送失敗に手間を取られず、ファイル送信できるのは魅力的です。
②海外エリアに対しても安全にファイル送信できる
送信するファイルは無意味化・分散化処理が行われるため、万が一データが流出してしまった場合にも解析不能となり、情報漏えいの恐れがありません。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:なし
月額費用:33,000円(税込み)~
◆特におすすめな企業
- 海外エリアへ大容量ファイル送信する機会が多い企業
4-5.JECTOR(株式会社ねこじゃらし)
JECTORは株式会社ねこじゃらしが提供している、100GB以上の大容量ファイルの送信にも対応した大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①1ファイルあたりのアップロード容量には制限なし
プロクリエイターや制作会社向けに設計されたサービスとなっており、1ファイルあたりのアップロード容量には制限がありません。そのため数百GBを超える大容量ファイルであっても、問題なくアップロードすることが可能です。
②効率の良いデータ共有が可能
アップロードした動画・写真・Officeファイルなどは、プレビューが可能となっています。ダウンロードの必要なくデータを確認することができ、効率の良いデータ共有が可能となっています。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:あり(要お問い合わせ)
月額5,500円(税込み)~
(20ID・100円/1GB×ディスク容量50GB~)
◆特におすすめな企業
- 数百GBを超える大容量ファイルの取り扱いも可能なファイル送信サービスを選びたい企業
5.【セキュリティ・安全対策を重視するケース】おすすめの法人向け大容量ファイル送信サービスのおすすめ5選
次にセキュリティ・安全対策を重視する場合の法人向け大容量ファイル送信サービス5選をご紹介します。
サービス名
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特徴
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おすすめなケース
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コワークストレージ
(NTT東日本)
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Bizストレージ ファイルシェア
(NTTコミュニケーションズ株式会社)
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GigaCC OKURN
(日本ワムネット株式会社)
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クリプト便
(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)
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mooth File※
(株式会社プロット)
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※「Smooth File」は株式会社プロットの商標登録です。
5-1.コワークストレージ(NTT東日本)
コワークストレージはNTT東日本が提供している、充実したセキュリティ機能をもった大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①セキュリティ対策は万全
アップロードされたデータは、堅固なセキュリティ対策が施された国内のデータセンターで保管されるため、安全性が高く情報漏えいを防ぐことができます。
SSL/TLS暗号化通信・ログ履歴機能・自動バックアップ機能など、各種セキュリティ機能も豊富に備えています。
②操作がわかりやすいデザイン
操作画面はWindows 標準のエクスプローラーと同じ感覚で利用できるデザインとなっており、新しい操作を覚える必要なく簡単に利用することが可能です。
◆料金(2022年12月時点)
月額2,750円(税込み)~(5 ID・100GB)
◆特におすすめな企業
- セキュリティの高い大容量ファイル転送サービスを利用したい企業
- 操作も分かりやすく社内への導入がしやすいサービスを利用したい企業
5-2.Bizストレージ ファイルシェア(NTTコミュニケーションズ株式会社)
Bizストレージ ファイルシェアはNTTコミュニケーションズ株式会社が提供している、賞受賞歴もある優れたセキュリティ性をもった大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①表彰されほどの優れたセキュリティ性
「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2018 支援業務系分野 ベストイノベーション賞」を受賞しており、優れたセキュリティ性が認められています。送信先制限・上長承認・アクセス制限・送受信通知機能・ログ履歴機能など、セキュリティ対策機能も豊富に備えています。
②サービスのIDを持たない相手とのやりとりができる
サービスのIDを持たない相手とのやりとりができ、送信機能だけでなく共有機能もあるため、取引先と頻繁にデータをやり取りする場合に最適です。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:22,000円(税込み)
月額費用:16,500円(税込み)~(1000 ID・1GB)
◆特におすすめな企業
- セキュリティ性と安定性の高いサービスを利用したい企業
- 取引先と頻繁にデータをやり取りする企業
5-3.GigaCC OKURN (日本ワムネット株式会社)
GigaCC OKURNは日本ワムネット株式会社が提供している、シンプルで使いやすい大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①シンプルで使いやすい
GigaCCシリーズは15年以上の歴史と実績を誇っており、機能はこれまでファイル転送サービスで利用されることの多かった機能のみを厳選して備え、シンプルで使いやすい機能性を実現しています。
②ヒューマンエラー対策が充実している
ヒューマンエラー防止のためのURL無効化機能・ファイル自動削除機能などを備え、情報漏えいリスクの対策に役立つ各種セキュリティ・管理機能も豊富に用意されています。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:55,000円(税込み)
月額26,950円(税込み)~(10 ID・5GB)
◆特におすすめな企業
- シンプルで使いやすいファイル送信サービスを利用したい企業
- セキュリティ対策だけでなく、ヒューマンエラーの対策もしたい企業
5-4.クリプト便(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)
クリプト便はNRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供している、利便性・高セキュリティの両立を実現した大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①金融機関など高いセキュリティが求められる業界にも多数の採用実績
設定ミス・誤送信などのヒューマンエラー、悪意ある情報持ち出しによる情報漏えいを防止する各種セキュリティ機能を豊富に備え、安全な利用が可能となっています。
金融機関など高いセキュリティが求められる業界にも多数の採用実績があり、ユーザー間ファイル転送市場では10年連続No.1に輝いています。
②操作性がよく効率よく作業を進められる
操作手順はメール添付のような分かりやすく簡単なものとなっており、手軽で効率よく作業を進めることが可能です。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:22,000円(税込み)
月額費用:22,000円(税込み)~(20 ID)
◆特におすすめな企業
- 使いやすいファイル送信サービスを利用したい企業
- 金融機関にも採用実績のある、高いセキュリティ性が認められた大容量ファイル送信サービスを利用したい企業
5-5.Smooth File(株式会社プロット)
Smooth Fileは株式会社プロットが提供している、ユーザー数無制限の大容量ファイル送信サービスです。
◆特徴
①従業員の多い企業への導入に最適
ライセンス数による課金のないユーザー数無制限のサービスとなっており、従業員の多い企業への導入に最適となっています。
②セキュリティ対策機能を豊富に備えている
また詳細なログ履歴確認機能・上長承認・宛先制限・フォルダ単位の閲覧制限といった各種セキュリティ対策機能も豊富に備えており、法人用途にしっかりと適応します。
◆料金(2022年12月時点)
初期費用:55,000円(税込み)
月額費用:30,250円(税込み)~(100GB)
◆特におすすめな企業
- 従業員数の多い、大企業での運用も可能な大容量ファイル送信サービスを利用したい企業
6.大容量ファイルを送信する際の2つの注意点
大容量ファイルを送信する際の注意点について、以下2つをご紹介します。
6-1. ファイルのアップロード前にパスワードを設定する
1つめは「ファイルのアップロード前にパスワードを設定する」です。
ファイルのアップロード時には、情報漏えい等のトラブルを未然に防ぐためにパスワードの設定を必ず行うようにしましょう。ファイルにパスワードがかけられていない場合、第三者が容易にファイルを盗み取ることができてしまいます。
パスワードの設定方法は、自動で行ってくれる場合と、自身で設定を行う場合の2種類が存在しています。
サービスのパスワード設定方法を事前に確認しておき、ファイルのアップロード前には必ずパスワードをかけるようにしましょう。
6-2.企業のファイルを送信する前に送信の許可を得ておく
2つめは「自社セキュリティ体制の整備」です。
企業の取り扱う機密データは、一社員が許可なく送信や共有を行わないほうが良いでしょう。許可なく送信して情報漏えいすれば、企業全体の信用の失墜につながってしまいます。
このためファイル送信サービスを利用する際は、必ず事前に報告を行い、サービスを利用する許可を得るようにしましょう。
7.まとめ
この記事では、大容量ファイルを送信できるサービスを中心にご紹介しました。
ここで改めて本記事の内容をおさらいしてみましょう。
◆【無料】安全に大容量ファイルを送信できるサービス3選
|
◆ビジネスでは法人向け大容量ファイル送信サービスを利用するのがおすすめ
◆法人向け大容量ファイル送信サービスを選ぶ4つのポイント
|
◆【容量・速度を重視するケース】法人向け大容量ファイル送信サービスのおすすめ5選
|
◆【セキュリティ・安全対策を重視するケース】おすすめの法人向け大容量ファイル送信サービスのおすすめ5選
|
◆大容量ファイルを送信する際の2つの注意点
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