情報教育対応教員研修全国セミナー
出展レポート│2020年1月23日 東京
セミナー概要
「教育の情報化の現状と今後の課題」情報教育対応研修全国セミナー
【開催日時】
2020年1月23日(木)13:30~17:30
【場所】
TKPガーデンシティPREMIUM 丸の内パシフィックセンチュリープレイス
【プログラム】
- 開会挨拶:
一般社団法人 日本教育情報化振興会 - 基調講演①:
「授業が変わる 子どもが変わる そして未来が変わる」
株式会社情報通信総合研究所
ICTリサーチ・コンサルティング部特別研究員
平井 聡一郎 - 基調講演②:
「WEBQUを活用した学級経営」
早稲田大学 教育・総合科学学術院
博士(教育学)
河村 昭博 - 基調講演③:
「行動力の時代~勉強することの新しい意味~」
立命館小学校 ICT教育部長
Global Teacher Prize 2019 Top10 Finalist
正頭 英和
【主催】
一般社団法人 日本教育情報化振興会(JAPE&TCEC)
【共催】
日本教育工学協会(JAET)後援: 文部科学省、総務省、経済産業省
【協力・協賛】
東日本電信電話株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社WEBQU教育サポート
「授業が変わる 子どもが変わる そして未来が変わる」 株式会社情報通信総合研究所 ICTリサーチ・コンサルティング部特別研究員
平井 聡一郎 様
GIGAスクール構想の概要についてご説明頂いた後、セミナーに参加された教育委員会様や教職員の"学校のICT化"を進めていく上での悩みに対し、1つ1つ丁寧に解決手法をお話いただきました。
また、講演の中でリアルタイムに投票結果を確認できるサービス「mentimeter」を使い、来場者各自のスマホからアンケートを収集しリアルタイムに画面共有するなど、 実際にICTの使い方に触れながら 今後の「新しい学び」に必要なICT環境をわかりやすくお伝えいただきました。
セミナー参加者の方々からは、「国の考えている方向性について、詳しく聞くことができた。」「なぜICTかという理由や、導入のメリット、これからの教育がどうあるべきかを学ぶことができてよかった。」などといった声が寄せられました。
「WEBQUを活用した学級経営」早稲田大学 教育・総合科学学術院 博士(教育学)
河村 昭博 様
「WEBQU」は言わば学級の健康診断ツール。近年、いじめや不登校、いじめによる自殺が社会問題となっていますが、いじめの発生は現在でもなお増え続けている状況です。児童生徒を対象としたアンケートをもとに個人とクラスの状態をアクティブに可視化し、課題の早期発見に貢献します。「WEBQU」でクラスの状況を知り、状況に応じた学級経営を行っていく重要性についてお話を頂いた後、デモ体験を通じて端末操作の簡単さや等を体感して頂きました。
セミナー参加者の方々からは、「ICTにより学級運営を支援できることがわかった。」「WEBQUを実機で体験することで、その利便性を理解できた。」などといった声が寄せられました。
「行動力の時代~勉強することの新しい意味~」立命館小学校 ICT教育部長
Global Teacher Prize 2019 Top10 Finalist
正頭 英和 様
タイトルにもある「行動力」。知識ではなく体験を通じて失敗することに価値がある。「今後の教育は"子どもたちに何を体験させたらどう成長させられるのか"の想像力が必要だ。」とこれからの教育のあり方、および世界の最前線で触れたグローバル教育についてお話頂きました。
また、正頭先生ご自身が子どもたちと一緒につくりあげ、主導した「マインクラフト」を活用したカリキュラムについてお話いただく中では、教科横断的なカリキュラムマネジメントの実践事例として非常に興味深いお話を聞くことができました。
セミナー参加者の方々からは、「未来の教育のについて考える契機となった。」「ICTを活用した教育に興味があり、それについて詳しく聞けてとても有益だった。」などといった声が寄せられました。
ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
他のイベント・セミナーにも、ぜひ、お越しください。