林外科クリニック様お客さまの声

手書きでもキーボードでも入力可能、システム連携も手軽に実現

林外科クリニック様インタビュー

  • 林外科クリニック 院長 林 淳治氏
  • 林外科クリニック 副院長 林 基志氏

電子カルテを導入した経緯をお聞かせください。

副院長:周辺の医療機関との地域医療連携も含め、今後のクリニック運営にカルテの電子化は必須と考えました。また、内科医である私が副院長として本クリニックに勤務することとなり、それに合わせて最新のCTなど設備の拡充も図ったので、そうした検査システムのデータ一元化のためにも電子カルテの導入が必要でした。父親である院長に提案したところ賛同を得られたことから、カルテの電子化に向けて動き始めることとなりました。システムの選定にあたっては、紙カルテに慣れていた院長の診療の妨げとなることなく、また既存の日医標準レセプトソフト(ORCA)との連携が図れることが必須の要件といえました。

林 基志氏

導入に際して、重視していたことや懸念はありますか。

院長:これからの時代を考えると、電子カルテの導入には何ら異論はありませんでした。使い勝手についても、紙カルテと同様に手書き入力できるということで、実際にシステムを試用してみましたが、操作性には問題なく、これなら使いこなせると安心しました。ただ、電子カルテを導入するとしても、すべてをデジタル化するのではなく、場合によっては紙に書いたメモやプリントアウトした指示箋で運用することが有効な場合もあり、そうした融通が利くことを望んでいました。またかねてから私は、患者さまと向き合う時間を確保するためにも、院内での情報共有の効率化が大切だと考えてきましたが、電子カルテの導入はその点でも役立つだろうという期待がありました。

林 淳冶氏

FC21ワープの選定理由をお聞かせください。

副院長:私自身は他院で電子カルテを使ってきた経験があるため、キーボード入力しながら診療を行うことができます。しかし院長は紙カルテに慣れていることから、クラーク形式で看護師の入力支援を受けつつ、自ら手書き入力もできることが必須と考えました。また、日医標準レセプトソフトがすでに導入されていたことから、システム連携を通じて事務手続きを効率化できることも必須。そうした私たちの条件に合致していたのが、FC21ワープでした。

システムの使い勝手や現時点での導入成果をお聞かせください。

副院長:従来と変わりなく診療に専念できる環境が実現しています。画面の切り替えなど、システムの反応速度も問題なく、ストレスなく利用できています。また、販売代理店の親身な対応により、迅速な導入が実現したほか、普段の運用についても、何か分からないことがあれば遠隔サポートしてくれるなど、安心して使うことができています。

看護師:これまで個別に管理していた検査システムのデータが、電子カルテのもと一元管理できるようになったのは、大きなメリットです。以前は診療情報を探し出すのに手間がかかっていましたが、そうした苦労もなくなりました。

今後の展開や展望をお聞かせください。

副院長:CT画像の呼び出しもスピーディーで、想像していた以上に快適に利用できており、とても満足しています。今後は地域医療連携も積極的に進める必要があり、今回、そのための情報共有基盤を整備することができたと考えています。

院長:副院長からの提案をきっかけに、電子カルテや最新鋭のCT設備の導入など、将来に向けた院内環境を構築することができました。これからは副院長との医師2人体制のもと、より手厚い診療で地域の信頼に応えていきたいと考えています。

画像ファイリングシステムとの連携

CT室

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  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2014年8月時点(インタビュー時)のものです。
  • 上記事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。

(2014年2月導入)

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