オフィスのネットはなぜ遅い?原因とすぐにできる対処法を解説

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公開日
2026-01-28

編集 NTT東日本編集部

中小企業や小規模オフィスでは、「Wi-Fiが遅い」「オンライン会議中に通信が切れる」といった通信トラブルが発生し、業務に支障をきたすケースが少なくありません。その背景には、同時接続台数の増加やクラウドサービスの活用が進む一方で、通信インフラの整備が追いついていない実情があります。

中継器の追加やWi-Fiルーターの配置変更といった対応で改善されることもありますが、根本的な原因が「インターネット接続回線そのもの」にあるケースも多いと考えられます。

本記事では、会社のWi-Fiが不安定になる原因や対処法を整理したうえで、より快適で安定した通信環境を実現するための手段を解説します。

会社や自宅オフィスのWi-Fiが遅い・つながりにくいのはなぜ?

中小企業や個人事業主のオフィスでは「Wi-Fiがつながらない」「急にインターネットが遅くなる」といった通信トラブルが発生することがあります。とくにWeb会議やクラウドサービスを頻繁に利用する環境では、Wi-Fiの不調は業務効率の低下や取引先との信頼関係に影響を及ぼす可能性があります。

このような通信の不安定さには、通信量の増加や接続端末の多さに加え、Wi-Fi機器の設定ミスや設置場所の問題、さらには利用しているインターネット接続回線そのものに原因があるケースなど、さまざまな要因が考えられます。まずは、よくあるトラブルの傾向や業務環境に当てはまる原因を整理し、適切な対策につなげることが大切です。

個人事業や小規模オフィスでよくあるWi-Fiトラブル

中小企業や個人事業主のオフィス、自宅兼業務スペースでは、Wi-Fi機器の設定や設置環境などにより、通信トラブルが発生しやすい傾向にあります。
よくあるトラブルの例は、以下のとおりです。

  • よくあるWi-Fi トラブルの例

    • 会議中に音声や映像が途切れる
    • オフィス内の一部エリアで電波が弱く、接続できない
    • 社員が同時に使うと通信速度が低下する
    • 特定の時間帯(午前中・夕方など)に回線が混雑して遅くなる
    • ファイルのアップロード・ダウンロードが極端に遅い
    • 再起動しないと Wi-Fi につながらない端末がある など

上記の現象は「Wi-Fiルーターのせい」と思われがちですが、実際には設置環境や回線そのものに問題があることも少なくありません。

次章では、こうした通信トラブルが起きる原因について具体例を挙げて解説していきます。

通信が不安定になる原因チェックリスト

「Wi-Fiの通信速度が遅い」「つながりにくい」と感じたときは、以下の項目に当てはまるものがないかを確認してみましょう。

とくに個人事業主や中小企業などの小規模オフィスや自宅兼業務スペースでは、軽微な設置ミスや設定不足が、通信トラブルの原因になる場合があります。

  • 通信トラブルにつながるチェック項目

    • Wi-Fiルーターを壁際や床付近など、電波が遮られやすい場所に設置していないか
    • 電子レンジやBluetooth機器など、電波干渉の原因となる家電製品の近くにWi-Fiルーターを設置していないか(自宅兼事務所などの場合)
    • 同じネットワークに多数の端末(パソコン・スマートフォン・プリンター・IoT機器など)が接続されていないか
    • 古いWi-Fiルーターや中継器を使い続けており、通信速度や同時接続台数に限界がきていないか
    • Wi-Fiルーターのファームウェアのアップデートが実施されていない
    • 契約中のインターネット接続回線の帯域が不足していないか

当てはまる項目が複数ある場合、通信環境の見直しで改善できる可能性があります。

会社のWi-Fiが不安定なときの5つの対処法

イメージ:会社のWi-Fiが不安定なときの5つの対処法

ここでは、会社のWi-Fiが不安定なときに実践すべき5つの対処法を紹介します。

ネットワーク機器を再起動する

Wi-Fiの調子が悪いと感じたら、まず試してほしいのがWi-Fiルーターや接続しているデバイスの再起動です。

再起動する際は、機器の電源ケーブルを一度抜き、10秒ほど待ってから再接続してみてください。また、パソコンやスマートフォンも同様に、一度電源を落としてから再起動してみましょう。「なんとなく遅い」「突然つながらなくなった」といった場合には、このような再起動によって、症状が改善する可能性があります。

ルーターの設置場所を見直す

Wi-Fiの電波は壁や家具、金属製の什器などに遮られやすいため、Wi-Fiルーターの設置場所を変えることも通信状況を改善させる方法の一つです。たとえば、機器が床に置かれていたり、壁際・棚の奥などに隠れていたりすると、電波が部屋全体に行き渡らず、特定の場所で通信が不安定になることがあります。

通信を安定させるには、Wi-Fiルーターをできるだけオフィスの中央や見通しのよい高い位置に設置することがポイントです。あわせて、周囲に遮蔽物がないかも確認しましょう。また、機器のアンテナの向きを変えることで改善される場合もあるため、設置状況を見直すことも大切です。

不要な接続機器を減らす

業務用のパソコンやスマートフォンに加え、来訪者のWi-Fi接続やIP電話など、ネットワークに同時接続している機器が多いと、必要なデータ通信容量が多くなり、各端末への速度が低下します。そのため、接続機器が多い場合は、ゲスト用ネットワークを別にしたりといった工夫が必要です。

Wi-Fiルーターによっては、同時接続数や通信状況を可視化できる機能が搭載されているものもあり、ネットワークの状態を把握するのに役立ちます。

中継器やメッシュWi-Fiで電波を拡張する

オフィスの構造によっては、Wi-Fiの電波が一部の部屋までしか届かないことがあります。こうした場合、中継器やメッシュWi-Fiを追加することで、通信可能エリアの拡大を図れます。 

中継器はWi-Fiルーターの電波を受信して、中継器自身が電波を受け取り、受け取った電波を増幅して別エリアへ拡大する仕組みです。そのため、利用することで離れた部屋に電波を届けられるようになります。また、メッシュWi-Fiは複数の機器(親機と子機)が連携して、家やオフィス全体に電波を張り巡らせる仕組みです。親機から子機へ、そしてさらに別の子機へと電波がつながっていくため、広い範囲でも安定した通信が可能になります。

ただし、元の回線速度やWi-Fiルーターの性能に問題がある場合は、中継器を追加しても根本的な改善にはならないこともある点に注意しましょう。

Wi-Fi機器の見直し

使用しているWi-Fi機器そのものに原因がある可能性もあります。古いルーターやアクセスポイントは最新の通信規格に対応していない場合があるため、使用中のWi-Fi機器のスペックや対応規格を確認し必要に応じて見直しましょう。

インターネット回線を見直す

上記の対処をすべて試しても改善が見られない場合は、インターネット接続回線の通信方式や速度に原因がある可能性があります。

とくにWeb会議やクラウドサービスなど、リアルタイム性や安定性が求められる業務では、従来の接続方式では通信が不安定になることがあります。こうした場合には、IPv6に対応したIPoE方式を選ぶことで、混雑の少ない経路を通じて、より安定した通信が期待できます。

また、通信速度の面でも、最大1Gbps以上の光回線サービスを選ぶことで、大容量のデータを扱う業務にも対応しやすくなります。もし現在1Gbpsの回線を利用していても速度に不満がある場合は、最大10Gbpsの高速回線への切り替えを検討するのも一つの方法です。これにより、複数端末の同時接続や高画質な映像通信でも、快適なネットワーク環境を維持しやすくなります。

会社のWi-Fi環境の整備におすすめ「フレッツ 光クロス Biz」

業務用のWi-Fi環境を本格的に整備するのであれば、機器だけでなくインターネット接続回線の品質を見直すことが重要です。中小企業や個人事業主であっても、クラウド業務やWeb会議を行う環境がある場合は、安定した回線環境が求められます。

こうしたニーズに対応するのが、NTT東日本の「フレッツ 光クロス Biz」です。ここでは、「フレッツ 光クロス Biz」の特長を紹介します。

「フレッツ 光クロス Biz」の特長

「フレッツ 光クロス Biz」は、最大概ね10Gbps※1※2の高速通信に対応した光回線サービスです。回線には、混雑に強く安定性の高い通信方式(IPv6 IPoE)を用いており、Web上での会議や商談、大容量ファイルの送受信などもスムーズに行えます。

また、24時間365日の通信ネットワーク監視体制※3があり、万が一のトラブル時にも迅速な対応が可能です。さらに、最低10Mbpsの帯域を確保※4することで万が一の場合も、インターネット通信を止めることなく、業務を継続いただけます。事業規模が小さい場合でも、法人レベルの通信品質を手頃なコストで導入できる選択肢として検討しやすいサービスといえます。

イメージ:「フレッツ 光クロス Biz」の特長
  1. 最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより大幅に低下することがあります。
  2. 本サービスの技術規格においては、通信品質確保などに必要なデータが付与されるため、実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。
  3. 保守・故障修理への対応時間は9時〜17時です。
  4. 帯域確保はONU(回線終端装置)からNTT東日本ビルまでの区間を保証するもので、インターネット上での通信速度を保証するものではございません。
ロゴ:フレッツ 光クロス Biz

ビジネスシーンに適したSLA標準搭載・ 最大概ね10Gbps※の高速通信

フレッツ 光クロス Biz

イメージ:フレッツ 光クロス Biz パンフレット

「フレッツ 光クロス Biz」のサービス内容について分かりやすく解説

フレッツ 光クロス Biz パンフレット

「フレッツ 光クロス Biz」と業務用Wi-Fiを組み合わせた活用イメージ

「フレッツ 光クロス Biz」のような高速・大容量の光回線は、単体でも通信品質の向上が期待できます。しかし、より安定した通信環境を構築したい場合には、業務用Wi-Fi機器と組み合わせることがおすすめです。

たとえば、Wi-Fi6対応の業務用Wi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」の場合、以下のようなメリットが得られます。

  • ギガらくWi-Fiのメリット

    • Wi-Fi6対応で、複数台の端末が同時接続しても通信が安定する
    • ゲスト用/従業員用など、用途に応じたネットワーク分離ができる
    • 年中無休のトラブル対応サービスを利用できる

「ギガらくWi-Fi」は初期設定済みのWi-Fi機器が届き、設置すればスムーズに運用を開始できるため、ネットワーク構築に不安のある事業者でも安心して導入できるのがメリットです。

さらに安定した通信環境を構築!

まとめ:「フレッツ 光クロス Biz」の導入で会社のWi-Fi環境を快適に

本記事では、Wi-Fiが遅い原因や対処法、業務利用に適したインターネット接続回線について解説しました。

「Wi-Fiが遅い、つながりにくい」などの原因は、機器の設置場所や老朽化、さらには回線の帯域不足などさまざまです。こうした通信トラブルは業務効率を低下させるだけでなく、取引先からの信頼喪失にもつながりかねません。とくにビジネスシーンでは早急な改善が必要といえます。

会社や自宅でWi-Fiが遅い・不安定と感じる場合、通信機器や設置環境の見直しとあわせて、インターネット接続回線そのものを再検討するのがよいでしょう。とくに小規模事業者や個人事業主のオフィスでは、「フレッツ 光クロス Biz」のような法人向けの高速回線への切り替えが効果的と考えられます。

最大概ね10Gbps※1※2の高速回線に対応した「フレッツ 光クロス Biz」であれば、Web会議・商談中も通信が安定し、大容量のファイルのやり取りも快適に行えます。安定した通信環境はテレワークや柔軟な働き方の促進にもつながるため、この機会に「フレッツ 光クロス Biz」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

  1. 最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより大幅に低下することがあります。
  2. 本サービスの技術規格においては、通信品質確保などに必要なデータが付与されるため、実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。

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