
業種別事例で見る10ギガ光回線の導入メリット
ビジネスに10ギガ光回線が必要な理由とは?

編集 NTT東日本編集部
オンライン会議の普及、クラウドサービスの活用、業務システムのオンライン化などにより、インターネットを通じたデータ通信の必要性がますます高まっています。このような状況において、インターネット回線の速度が、業務効率化や生産性に直結するといっても過言ではありません。
この記事では、インターネット回線速度の目安や回線速度を測定する方法をご紹介します。インターネット回線の速度に不満や悩みを抱えている企業は、本記事を参考に、快適なインターネット接続環境の構築をめざしてください。

業種別事例で見る10ギガ光回線の導入メリット
ビジネスに10ギガ光回線が必要な理由とは?
Index
インターネット回線速度の目安を確認する前に、まずはインターネットの回線速度の基本から確認していきましょう。ここでは、回線速度の単位と良く使われる表現について解説します。
インターネットの回線速度は、1秒間にどれだけのデータを送受信できるかによって決まります。このデータ量は「bps(ビット・パー・セカンド)」という単位で表され、数値が大きいほど通信速度が速いことを意味します。
bitは、コンピューターが識別できる情報の最小単位で、0か1の値を持ちます。
bpsを基準にすると、Kbpsは1,000倍、Mbpsは100万倍、Gbpsは10億倍にあたります。光回線などの高速なインターネット回線の速度を表す時には、GbpsやMbpsといった大きな単位が使われることが多いです。
回線速度を表現する際、「上り」「下り」「Ping」という言葉を用いるケースが多くみられます。回線速度を正しく判断するためにも、それぞれの意味を押さえておきましょう。
回線速度を表現する際の「上り」とは、自分の端末からインターネット上にデータを送る速度を意味します。
反対に、「下り」はダウンロードにかかる通信速度を表します。 ビジネスシーンにおいてのインターネット利用はクラウドサービスの利用や資料のダウンロードなど、「下り」に該当する場合が多いため、「下り」の速度を重視するとよいでしょう。
| 意味 | 例 | |
|---|---|---|
| 上り | アップロード時の通信速度 | メールの送信、ファイルのアップロードなど |
| 下り | ダウンロード時の通信速度 | メールの受信、クラウド利用、資料のダウンロードなど |
「Ping」とは「Packet INternet Groper」の略で、端末から送信した信号が相手に届き、返ってくるまでの応答速度です。ms(ミリ秒)という単位が用いられます。
双方向のコミュニケーションが求められるWeb会議や、リアルタイム性が必要なオンラインゲームなどで、Ping値が重視されます。
数値が小さいほど通信の応答が早く、快適なインターネット接続環境であるといえます。
ここでは、法人向けの標準的な通信速度1Gbps(ベストエフォート)の回線の平均速度を、実測値の一例を紹介します。
ダウンロード速度とアップロード速度の実測値(一例は、それぞれ以下のとおりです。
| ダウンロード速度 | 0.4Gbps |
|---|---|
| アップロード速度 | 0.5Gbps |
上記の実測値データは、標準的な構成で利用した場合の一例であり、実際の通信速度は利用環境や機器の性能によって変動します。利用構成やパソコンなどの機能性能も影響するため、まずは自社のインターネット回線速度を計測し、まずは自社のインターネット回線速度を計測し、期待される水準に達しているかを確認してみてください。
インターネット回線速度の確認方法は、この後で解説しています。
インターネットを利用する目的により、必要になる回線速度は異なります。ここではビジネスシーンで日常的に発生する業務別に、必要な回線速度の目安をご紹介します。
| 業務内容・利用目的 | 必要な回線速度の目安 |
|---|---|
| メールの送受信 | 1~10Mbps |
| 大容量ファイルの転送・共有 | 50Mbps~ |
| インターネット検索・Webサイトの閲覧 | 1~10Mbps |
| クラウドサービス利用 | 1Mbps~ |
| Web会議 | 10~30Mbps |
| 動画視聴 | 5~30Mbps |
メールやSNSでメッセージを受信する際には、1〜10Mbps程度が必要です。テキストのみであれば1Mbps程度の回線速度があれば問題ありません。ただし、動画や画像などのファイルが添付されている場合はデータサイズが大きくなるため、10Mbps程度あると快適です。
500MB〜1GB程度の比較的高品質な動画や画像などを送受信する場合は、50Mbps以上の速度があると、転送時間を短縮できます。
メールやチャットツールで大容量ファイルを転送・共有する機会が多い場合には、50Mbps以上の回線速度を確保しておくと安心です。
インターネット検索・Webサイトの閲覧には、5Mbps程度が必要です。画像が多いサイトや音声のあるサイトを閲覧する場合、回線速度が遅いと表示に時間がかかる可能性があります。ストレスなく閲覧するためには、10Mbps程度あるとよいでしょう。
クラウドサービス利用に必要な回線速度は、サービスにより異なります。たとえばクラウドベースの顧客関係管理(CRM)サービスである「Salesforce」の場合、最小要件として1Mbps以上のダウンロード速度が求められます。
最小要件のため、利用自体が難しくなる値と考えられます。
近年活発化しているWeb会議の利用には、10〜30Mbps程度が必要です。
Web会議は双方向のコミュニケーションであり、リアルタイム性も重視されるため、「上り」「下り」「Ping」すべてで一定の品質が求められます。どれか一つでも欠けていると、音声が途切れたり、画質が悪かったりなどして、Web会議がスムーズに利用できなくなる恐れがあるでしょう。
参加人数が多い場合や、画面共有・録画・高画質映像などを使用する場合には、より高い回線速度が必要になることがあります。
なお、Ping値は30ms以下程度が理想であり、目安です。
動画視聴には、5〜30Mbps程度の速度が必要です。ただし、推奨される持続的な回線速度は動画の解像度により異なります。
たとえばYouTubeにおいては、解像度ごとに以下の速度が推奨されています。
| 動画の解像度 | 推奨される持続的な速度 |
|---|---|
| 4K UHD | 20Mbps |
| HD 1080p | 5Mbps |
| HD 720p | 2.5Mbps |
| SD 480p | 1.1Mbps |
| SD 360p | 0.7 Mbps |
高画質な動画を持続的に視聴するにはより高速な回線が必要になるため、ウェビナーの視聴やテレワークの際には30Mbps程度を確保しておくと安心です。

「フレッツ 光クロス Biz」のサービス内容について分かりやすく解説
フレッツ 光クロス Biz パンフレット
インターネットの回線速度は理論値と実績値とで差分が発生するため、実際の利用環境で回線速度のテストを行うことがおすすめです。インターネット上には、無料で回線速度をテストできるツール・サービスが多数提供されています。
サイトにアクセスして「テストを実行」のボタンをクリックするだけで手軽に測定できるため、回線速度に不満を抱えている場合は一度試してみるとよいでしょう。
ただし、結果はあくまでも測定した時間・状況の結果であり、タイミングによっては結果が異なる場合があります。そのため、何度か条件を変えてテストを行い、平均的な値を取得することがポイントです。
自社の回線速度をテストした結果、思うような速度が出ていなかった場合、原因を特定して適切な対策を講じる必要があります。
主な確認ポイントは、大きく分けて4つです。
ルーターやモデムなどのネットワーク機器に不具合がある、または性能が低い場合、通信速度が制限されることがあります。
例えば10Gbpsの回線を契約していても、ルーターが1Gbpsまでしか対応していなければ、それ以上の速度は出ません。ルーターやLANケーブルなど、機器の規格を確認して必要に応じて交換を検討しましょう。
ネットワーク機器と同様に、PCやスマートフォンなどの端末の性能も、通信速度に影響します。特に古い端末やメモリ不足の状態では、速度が低下することがあります。端末に問題がある場合は、アプリケーションの再起動やOSのアップデートなどを行うことで改善されるケースもあります。
端末のスペック不足が疑われる場合、以下の動作を試してみてください。
これらを試しても改善されない場合は、端末そのものに問題がある可能性が高いため、端末の買い換えも視野に入れることをおすすめします。
無線LANを使用している場合、有線に切り替えることで通信が安定したり、速度が改善したりする可能があるため、試してみるのも一つの手です。
設置場所や周囲の環境によって通信が不安定になることがあります。特に、オフィス内の壁材(例:鉄筋コンクリート)や複数の電子機器からの干渉により、電波が弱くなったり、速度が低下することがあります。
そもそも利用している回線の帯域幅が狭い場合には、それ相応の通信速度になってしまいます。たとえば、現在の契約が1Gbpsだった場合、1Gbps未満の速度しか実現できません。安定した通信を求めるのであればば上位プランへの切り替えや回線変更が必要です。
また、契約形態の変更により通信速度が改善する可能性もあります。契約形態が共有型※1(ベストエフォート)の契約であれば保証型※2(専有型)に変更する、IPoE※3対応の契約プランに変更するなども検討してみましょう。
関連コラム:IPoEとは?PPPoEやIPv6、IPv4との違いを比較【図表付き解説】
「フレッツ 光クロス Biz」は、法人の業務効率化と安定した通信環境の両立をサポートする、インターネット回線サービスです。最大概ね10Gbps※1※2の超高速通信に加え、10Mbpsの帯域確保※3を提供しているため、混雑時にも安定した速度が維持できます。
特に、大容量ファイルのやり取りやWeb会議、クラウドサービスの利用時も音声や映像が途切れにくく、スムーズに業務や会議を進められるでしょう。
また、24時間以内の故障対応やSLA(サービス品質保証)が標準搭載されているなど、業務の生産性向上とトラブル時の安心感の両方を重視する企業にとって、導入を検討する価値のある選択肢といえるでしょう。



編集 NTT東日本編集部
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