「社員研修にeラーニングを取り入れたいけど、どのように作成していいかわからない」【eラーニングの作成方法】手順やポイントを分かりやすく解説!
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2024.12.06 (金)Posted by NTT東日本

eラーニングを作成するなら、作成ツールを利用することをおすすめします。
eラーニング作成ツールを利用すれば、自社の求める研修内容およびクオリティを担保しながらeラーニングを効率的に実施することができるからです。
もちろん、自社で内製あるいは専門事業者やコンサルタントに依頼してeラーニングを作成することもできるので、さまざまな点から自社に合った作成方法を選ぶとよいでしょう。
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※ひかりクラウド スマートスタディは、eラーニングプラットフォームのため学習コンテンツは含まれておりません。
本記事では、eラーニングの作成方法をはじめ、作成手順や自社作成の際に押さえておくべきポイントなどを解説します。
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目次:
◎eラーニングの作り方
eラーニングの作り方としては、次の3つが挙げられます。
冒頭でも述べた通り、eラーニングはいろいろな方法で作成可能です。
この章では、それぞれの作り方について紹介するので、参考にしてみてください。
自社でコンテンツを作成する
eラーニングの作り方の1つ目は、自社でeラーニングコンテンツを作成することです。
自社で作成すれば他の作成方法よりも大幅にコストを抑えられるうえ、外部の人間が入らないため研修内容に齟齬が発生しづらく、自社でいつでも自由にカスタマイズできるメリットがあります。
ただし、過去に作成実績がなければ時間がかかるなどといったデメリットにも留意する必要がありますが一度、作成することで次回の研修では時間を短縮することができます。
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作成ツールやコンサルタントを利用する
作成ツールやコンサルタントを利用してeラーニングを作成することもできます。
作成ツールにはさまざまな種類がありますが、外注するわけではないので、自社の盛り込みたい内容をきちんと入れつつ、効率的に時間を短縮してわかりやすいeラーニングを作成するのにもってこいです。
コンサルタントを活用する場合にも、プロの意見を取り入れながら、より学習効果の高いeラーニングを作成できるでしょう。
NTT東日本が提供するひかりクラウド スマートスタディであれば、既存の研修資料をアップロードしたうえで簡単にeラーニングコンテンツを作成できるため、無料トライアルしてみてください。
※ひかりクラウド スマートスタディは、eラーニングプラットフォームのため学習コンテンツは含まれておりません。
専門事業者に外注する
eラーニングを専門事業者に発注して作成してもらうのも1つの手段です。
もちろんコストはかかってしまいますが、自社で作成するよりもハイクオリティなeラーニングを作成できる可能性が高いので、予算が潤沢にあるのであれば、専門事業者に発注することも視野に入れてみてもよいかもしれません。
◎eラーニング教材の種類
一口にeラーニングと言っても、以下のように教材の種類があることをご存知でしょうか?
教材によってさまざまなメリットやデメリットがあることから、準備のしやすさやコストだけで安易に教材を選ぶことがないように注意が必要です。
この章を参考に、受講者の目線に立って、それぞれの教材を組み合わせて活用することも視野に入れながら教材を選定してください。
eラーニングの教材の1つであるPDFは、シンプルで他の教材よりも作成しやすいため、最初の候補として挙がりやすいかもしれません。
PDFは、パソコンやスマートフォンの画面で閲覧可能なだけでなく、紙媒体で配布できることはもちろん、学習者が自らの意思で印刷してオフラインでも活用できるなどといったメリットがあります。
一方で、静的なコンテンツであることから学習者が飽きてしまいやすく、学習効率が下がってしまう場合もあるのでコンテンツ作成をする担当者は留意する必要があります。
パワーポイント
パワーポイントもeラーニングの教材の1つであり、日頃から資料作成などで活用している企業であれば取り入れやすいでしょう。
文字や画像を動かすことができるうえ、動画も組み込めるため、PDFと比較して学習者も飽きにくい傾向があります。
ただし、文字や画像にむやみやたらに動きをつけすぎると見づらくなり、学習しにくくなる可能性があるので、留意してください。
動画
近年、eラーニングの教材の種類の中でも主流になりつつある動画であれば、音声も組み合わせられるため、PDFやパワーポイントと比べるとより学習者の記憶に残りやすい媒体といえます。
スマートフォンで動画を簡単に撮影できることから、編集ツールさえあれば自社制作も可能です。
しかし、ある程度の品質を求めるなら、コストをかけてでも外注した方が納得できる教材になるかもしれません。
3eラーニングを自社で作成する手順
この章では、eラーニングを自社で作成する手順を解説します。
手順を押さえて作成しなければ、eラーニングが自社の求める内容や品質にならない可能性があるので、留意する必要があります。
自社で1からeラーニングを作成する際はもちろんのこと、作成ツールを活用する際にも手順に沿って作成してみてください。
1目的と受講対象者を決める
eラーニングを作成する際には、まずはじめに研修の目的を明確にしてから対象となる受講者を決める必要があります。
目的を明確にしない状態でeラーニングを作成しはじめてしまうと、どのような内容を盛り込むべきかわからなくなるだけでなく本来、研修担当者が求める研修効果を得られないからです。
研修は、企業が求める人材育成をするために必要なプロセスであり、研修教材の作成は非常に重要なポイントになります。そのため、どのような研修の目的・成果は何なのかを整理することは研修を実施するうえで最も重要と言ってよいでしょう。
2教材の内容を決める
研修を実施する目的と受講対象者が決まったら、教材の内容を決めます。
受講対象者がeラーニングを活用して目的を達成するためには、どのような研修内容が必要であるかはもちろんのこと、PDFやパワーポイント・動画など、提供する教材をどのファイル形式で配信するかを考え効果的な研修にしていく必要があります。
eラーニングの学習成果を測る手段としてテストやアンケートを実施するのか、レポートを提出してもらうのかなどもあわせて検討するようにしてください。
3研修の設計書を作成する
教材の内容が決まったら、eラーニングの完成イメージを関係者間で共有するために設計書を作成します。
設計書があることで、eラーニングの作成はもちろんのこと関係者間の情報連携がスムーズになるだけでなく後々、アップデートや改訂をする際にも役立つからです。
具体的には、下記のような内容を盛り込んだ設計書を作るとよいでしょう。
- ● 制作スケジュール
- ● 教材のファイル形式(PDF・パワーポイント・動画など)
- ● 研修内容
- ● 受講者の評価方法
- ● 配色
- ● デザイン
4コンテンツを作成する
設計書をベースにeラーニングのコンテンツを作成します。
文章や画像、動画などを効果的に組み合わせながら受講者が理解しやすいコンテンツになるように、なるべくシンプルに作成するのがポイントです。
自社での過去の事例を盛り込めば、学習者もイメージしやすくなるかもしれません。
5品質チェック
コンテンツが完成したら、次の項目について品質チェックしてください。
- ● 受講対象者と目的に沿った内容になっているか
- ● 受講対象者が理解しやすい内容になっているか
- ● 設計書に基づいた内容になっているか
- ● 誤字・脱字はないか
- ● 表記揺れはないか
- ● アップロードしたコンテンツは問題なく動作するか
- ● コンテンツの内容に沿ったテストやアンケートになっているか
なお、品質のチェックをする際には、製作者側だけの視点だけでは不十分です。
eラーニングの作成に携わっていない第三者にも目を通してもらい、客観的な視点で品質をチェックしましょう。
4自社作成で押さえておくポイント
eラーニングを自社で作成する場合には、以下の5つのポイントを押さえておくことをおすすめします。
ポイントを押さえたうえで作成できれば、コストをかけて外注しなくても納得できるクオリティのeラーニングを完成させることが可能になります。
自社でのeラーニング作成の際、この章を参考にしてみてください。
わかりやすい教材にする
自社でeラーニングを作成する際には、受講者目線でわかりやすい教材にします。
eラーニングを作成するからといって、あれもこれもと内容を盛り込みすぎると受講者の集中力ややる気が削がれてしまうなどして、学習目的を達成できなくなる可能性があるためです。
具体的には、下記点を意識するとよいでしょう。
- ● 受講者や目的に沿ったシンプルな内容にする
- ● 長文にならないようにする
- ● 画像・図・イラストなどを要所要所に入れる
- ● 動画・アニメーション・音声を組み込む
モチベーションを高める
自社でeラーニングを作成する際、学習者のモチベーションを高められるような内容にするのも忘れないでください。
特に、任意で受講するeラーニングの場合、受講者のモチベーションが高まらなければ、継続して受講してもらえない可能性があるからです。
そのため、次のような対策を行い、学習者のモチベーションを高めることをおすすめします。
- ● 他部署の受講・進捗状況を閲覧できるようにする
- ● 学習者の負担にならないようなテストの難易度や実施頻度になるようにする
NTT東日本が提供するひかりクラウド スマートスタディであれば、受講者に修了証を発行できるのでモチベーションを維持できるかもしれません。
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定期的にアップデートできるようにする
自社でeラーニングを作成した場合、品質チェックを入念にしたとしても、実際に運用を始めると以下のような問題が発生する可能性があるため、定期的にアップデートできるようにしておくとよいでしょう。
- ● 動画再生時やアニメーションなどに不具合が発生する
- ● 受講者から特定の内容についての質問が相次ぐ
- ● 製作者側の意図するような学習の成果が出ない
- ● 法律が変わるなどして改訂の必要が出てくる
- ● 情報が古すぎる
万が一、予期せぬ問題が発生したときにフレキシブルに対応できるような設計にしておくと安心できます。
著作権に問題はないか
自社でeラーニングを作成する際、著作権について見落としがちなので注意してください。
書籍をはじめ、雑誌や論文、イラスト、図、画像、動画、音楽などを切り貼りしてeラーニングを作成する際には、社内教育のためであっても、不特定多数が閲覧できてしまうeラーニングの場合、著作権の許諾を得る必要があります。
引用のルールや条件を満たせるなら出典元を明示すればよいとはいえ、無用なトラブルを避けたいときには、著作権フリーの素材を活用することをおすすめします。
ストレスなく管理できるか
eラーニングを自社で作成しても、管理しにくければ社員に受講を促す側のモチベーションが下がってしまうかもしれません。そのため、eラーニングをいつでもすぐに配信できるような社内環境を整えておくことが大切です。
管理しやすいeラーニングであれば改訂やアップデートもしやすいはずなので、一石二鳥といえます。
5自社制作するメリット
この章では、eラーニングを自社で制作するメリットとして、下記の3つを解説します。
自社でeラーニングを制作するかどうか悩んでいる場合に参考になるはずです。
eラーニング作成のノウハウが身につく
eラーニングを自社制作すればノウハウが身につきます。
初めて作成する際には試行錯誤し時間がかかるかもしれませんが、1度作成してしまえばeラーニング制作者のスキルアップが見込めるうえ、自社の財産となることは言うまでもありません。
回を重ねるごとにより良い学習コンテンツを制作できるようになるため、eラーニングで学習する側の社員も恩恵を受けられます。
最新情報を取り入れられる
自社でeラーニングを制作すると、いつでも最新の情報にアップデートできるので、情報の鮮度を保てます。
数年前に作成したeラーニングであっても、業界や市場、法律など、最新情報を随時アップデートしていれば、新入社員といった若手にも積極的に活用できるでしょう。
コスト削減できる
eラーニングを外注せずに自社で作成すれば、言うまでもなく費用を抑えられます。
日常的に社内で活用しているPDFやパワーポイント、無料の作成ツールなどを利用すると、eラーニング制作にかかる時間も同時に抑えられるのでおすすめです。
1度、作成したeラーニングも自社でアップデートしていくことができるので、長期的に見ても費用対効果は高いでしょう。
NTT東日本が提供するひかりクラウド スマートスタディは、初期費用のほかに受講者1人につき基本機能月額198円(税込)から低コストで利用できます。
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6eラーニング作成ツールとは何か?
eラーニング作成ツールとは、その名の通りeラーニングを誰でも簡単かつ効率的に制作できるツールのことです。
さまざまなeラーニング作成ツールが存在していますが、次のような機能が搭載されていることが多いので自社制作する際に重宝します。
- ● PDFやパワーポイントなどを取り込める
- ● 動画編集機能
- ● テストやアンケートなども作成できる
- ● マルチデバイスに対応した形式で作成できる
感覚的に操作できるシンプルなeラーニング作成ツールは、無料でトライアルできることも多いので試しに利用してみるとよいでしょう。
7eラーニング作成ツールのメリット
eラーニング作成ツールには、以下の4つのメリットがあります。
特に、初めて自社制作する場合には、eラーニング作成ツールを活用すると時間とコストを節約できるはずです。
既存の資料を取り込んでeラーニングコンテンツにできる
eラーニング作成ツールでは1からコンテンツを制作するわけではありません。
プログラミングなど特別な知識がなくても、既存の資料を活かしながら時間や場所を問わずパソコンやスマートフォンなどで閲覧できるeラーニングを簡単に制作できるので安心です。
マニュアル化が簡単
自社システムの操作手順などをeラーニングの内容とする際には、eラーニング作成ツールで簡単にマニュアル化できるのもメリットといえるでしょう。
制作担当者が自社システムを操作しているところを録画し編集するといった工程を経ずとも、アプリを操作して画面や手順を記憶し、マニュアルを自動生成してくれるeラーニング作成ツールもあります。
説明効果が高まる
eラーニング作成ツールを使えば、PDF、パワーポイント、動画などの教材を単体で作成できるだけでなく、簡単にそれぞれの教材を組み合わせられるため、受講者への説明効果を高められます。
文字や画像だけの説明では受講者も飽きてしまいやすいので、音声や動画などを簡単かつ積極的に取り入れられるeラーニング作成ツールを活用しない手はありません。
動画マニュアル作成も簡単
既存資料を用いなくてもeラーニング作成ツールを活用すれば、業務についての動画マニュアルの作成も簡単です。
特別な撮影機材は必要なく、スマートフォンで撮影した動画をそのままマニュアル化することができます。テキストでは伝えづらい業務を撮影することで、社内のニーズに合わせたマニュアルが作成できるうえ、分かりやすいマニュアルになるので閲覧する社員も増え業務効率化に寄与します。
8いま注目のひかりクラウド スマートスタディを要チェック!
本記事では、eラーニングの作成方法や自社作成の際に押さえておくべきポイントについて解説してきました。作成方法にもいろいろありますが、コストやメリット面などを考慮し自社のニーズに合った作成方法を選ぶようにしてください。
ひかりクラウド スマートスタディは、NTT東日本が提供するオンライン研修をワンストップで実現できる、多機能かつ定額制のeラーニング作成ツールです。単発のeラーニング教材はもちろん、新入社員向けの研修コースなどといったオリジナルカリキュラムコースを作成できます。
また、2週間無料トライアルで使用感を試せるほか、初期費用として5,500円(税込)~支払えば、受講者1人につき基本機能月額198円(税込)〜と、他社ツールよりも安価に利用できるのも嬉しいポイントです。
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