職業訓練の倍率はどのくらい?学べる技術や倍率の高い職業訓練もご紹介!

  • 2024.11.22 (金)
    Posted by NTT東日本

職業訓練を学ぶひと


求職中の人が希望する職に就くためには、専門的な知識やスキルを身につけることが非常に重要です。実は、一定の条件を満たしている場合、無料で職業訓練を受けられ、再就職に役立つ知識を得られます。

職業訓練のeラーニングを提供、管理するのはハローワークが中心ですが、さまざまな地域からの受講者を管理するのは、人手と時間がかかり大変だと感じることもあるはずです。

NTT東日本のひかりクラウド スマートスタディでは、初期費用5,500円~、月額利用料1人あたり198円〜で既存の資料をアップロードしてeラーニングを作成できるだけでなく、2週間の無料トライアルが利用可能です。

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※ひかりクラウド スマートスタディは、eラーニングプラットフォームのため学習コンテンツは含まれておりません。

本記事では、職業訓練の倍率や、学べる内容、そして人気のカリキュラムについてご紹介します。

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目次:

1職業訓練とは?

職業訓練

職業訓練(公的職業訓練)は、就職や実務に生かせるスキルを習得するための厚生労働省による公的な就職支援制度で、幅広い分野のカリキュラムに対応しています。

職業訓練の種類は、失業保険を受給している求職者が対象の「公共職業訓練」と、失業保険を受給できない求職者が対象の「求職者支援訓練」のふたつあり、ハローワークに通っていて働く意欲がある人は誰でも無料で受講可能です。一般的には、受講前に面接と筆記試験があるコースが多いのが特徴となっています。

eラーニングプラットフォーム

2職業訓練eラーニング(オンライン訓練)とは?

職業訓練eラーニング

職業訓練には現地参加だけでなく、どこからでも受講できるeラーニングのシステムがあります。また、職業訓練eラーニングコースは居住地域に関係なく申し込みができ、研修場所と時間に縛られることなくスキルアップが可能です。

オンラインスクールプラットフォーム

3企業が職業訓練eラーニングを導入するメリット

eラーニングのメリット

職業訓練eラーニングは、さまざまな理由により行動に制限があり、職業訓練を受講する機会が得られなかった求職者を支える仕組みとなっており、多くのハローワーク(公共職業安定所)で導入されています。

育児や介護、就業規則などの特別な事情で決まった日時や場所で職業訓練を受けることが難しいという方や、居住地域に希望の職業訓練がない、近隣にそもそも職業訓練校がないという方が受講されます。

管理する側も多くの受講者を管理しなければならず、大変な時間と労力が必要です。しかし、eラーニングシステムを導入することで自動で受講者管理を行ってくれるので、受講者を管理する労力や時間も軽減され、受講者にも効率的な研修を提供できます。

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NTT東日本が提供するひかりクラウド スマートスタディには、受講者の提出物に管理者からフィードバックできる添削機能が搭載されているので、管理者の時間効率化も実現できます。2週間の無料トライアルを行っていますので、ぜひ試してみてください。

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4職業訓練eラーニングコース(オンライン訓練)の倍率

eラーニングコース

職業訓練eラーニングには、それぞれのコースに定員が設けられており、同じコースでも主催地域によって倍率*は異なります。eラーニングは通いやすさを考慮する必要がないため、職業訓練を選ぶための選択肢が豊富です。

自分の興味がある学習内容という観点にプラスして、倍率も加味して選ぶことで合格率が上がるといえます。 

*出典元:厚生労働省「ハロートレーニング(公的職業訓練)の実施状況 (全体版)」
https://www.mhlw.go.jp/content/11801000/001151142.pdf

NTT東日本が提供するひかりクラウド スマートスタディは、既存の資料や動画などをアップロードしてオリジナルカリキュラムのeラーニングを作成できるので、職業訓練の内容をアップロードし幅広い研修提供をしてみてはいかがでしょうか。

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eラーニングプラットフォーム

5どこでも受けやすい状況は整っている

eラーニングで職業訓練を受講

都道府県が職業訓練を主催していますが、倍率*はさほど変わりません。各都道府県によってeラーニングを受講できる人数の制限はありますが、受けやすい環境が整っているといえます。

*出典元:厚生労働省「ハロートレーニング(公的職業訓練)の実施状況 (全体版)」
https://www.mhlw.go.jp/content/11801000/001151142.pdf

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6倍率の高いeラーニング職業訓練をチェックする方法

職業訓練の倍率

職業訓練eラーニングの倍率は、各自治体のハローワークのホームページから調べることができます。掲載がない場合は、ハローワークや職業訓練校に電話して直接問い合わせましょう。

現時点での応募人数や、過去の倍率や合格者数についてなどの情報を知ることができます。

eラーニングプラットフォーム

7職業訓練eラーニングのメリット

eラーニングのメリット

職業訓練eラーニングのメリットには、以下の4点が挙げられます。具体的なメリットについてご紹介しましょう。

自宅にいながら受講できる

一つ目のメリットは、自宅で受講ができることです。受講のために通う必要がなく、通学時間を捻出することや外出が難しい場合でも職業訓練を受けられます。

好きな場所で学習できることは大きなメリットです。

自分のペースで学習できる

二つ目のメリットは、自分のペースで学習ができることです。インターネットを使用してひとりで受講するため、周囲の環境に影響されずに集中して学習を進められます。

一人ひとりに合った学習方法は違うため、他の受講者の進捗具合に惑わされることもなく、自分に必要な学習内容を自分に合った速度で学ぶことは、効果的に学習を進めるにあたって重要です。

何度も復習できる

三つ目のメリットは、何度も復習ができることです。eラーニングでは、繰り返しテキストを読み返す、動画を観るなど、不明なところや自分の苦手な箇所を理解するために、じっくりと時間をかけられます。復習を丁寧に行うことは学習内容を定着させるために大切です。

講師による差が出にくい

四つ目のメリットは、講師による品質の差が出にくいことです。職業訓練eラーニングでは、受講者全員が同じ教材を使用するため、講師による指導内容の偏りや指導方法の差異がなく、統一された教育の質が保証されます。

そのため、スキルや能力を取得する上で欠かせない知識を全員が身につけることが可能です。

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8職業訓練eラーニングのデメリット

eラーニングのデメリット

職業訓練eラーニングのデメリットには、以下の4点が挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

モチベーションの維持が必要

一つ目のデメリットは、モチベーションの維持が必要なことです。個人で学習を進めるということは、進捗管理だけではなく、メンタルコントロールも各人で行わなければなりません。

集団学習と違い、他の受講者の取り組む姿勢からよい刺激を受けてやる気が向上するといった効果がないため、継続してモチベーションを高くもち続ける工夫が求められます。

講師や他の受講生とのつながりが生まれにくい

二つ目のデメリットは、講師や他の受講生とのつながりが生まれにくいことです。eラーニングでは、自立的にパソコンなどのデバイスに向かって講習を受けるため、他の人と顔を合わせる機会がほとんどありません。

そのため、講師へ積極的に質問をしたり、受講者同士で情報交換を行い人脈を広げたりというような関係性を築くことは難しいといえます。

実技を学びにくい

三つ目のデメリットは、実技を学びにくいことです。eラーニングの学習形態は、演習や道具を用いた実践などの実技を伴う内容にはあまり向いていません。

しかし、一部オンラインでの対面指導の場が設けてある、受講者同士でのグループワークができるなど、コースによってオンラインでも実技が効果的に学べる環境が設定されています。 

インターネット環境に左右されやすい

四つ目のデメリットは、インターネット環境に左右されやすいことです。職業訓練をeラーニングで受講するためにはインターネット環境が整っていることと、PC・タブレット・スマートフォンといったデジタル端末が揃っていることが大前提といえます。そのため、受講の可否や学習の進み具合がインターネット環境に大きく影響されるのです。

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9eラーニング職業訓練で学べること

eラーニングで職業訓練

職業訓練eラーニングで学べる内容は、Web系や事務職、医療系、技術職など多種多様です。学べる内容や取得可能な資格などを説明していきます。それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

Java・Pythonプログラミング科

JavaとPythonのプログラミングコースでは、社内エンジニアやプログラマー、ソフトウェア開発技術者といった職種に必要な知識を身につけられます。

Javaとは幅広い分野で開発用途とされる応用力のある主要なプログラミング言語で、Pythonとは汎用性が高く、機械学習とAI開発に適している注目の言語です。そのため、採用条件として挙げている企業も多くなっています。

Java・Pythonのコースでは、JavaとPythonを中心に、プログラミング言語の基礎と仕組みについて学び、ソフトウェアの改修や設計など、就業先で学びをそのまま活かせる実用的な能力の体得が可能です。

受講後は、Python3エンジニア認定基礎試験、基本情報技術者試験、CompTIA Japanといった資格取得を目指すことができます。

Webデザイナー養成科

Webデザインのコースでは、Webデザイナー、Webコーダー、Webサイト作成や運営・管理スタッフになるための受講を受けられます。

Webページのデザイン制作をする上で、PhotoshopとIllustratorという画像編集ソフトの操作技術とデザインに関する知識、そしてHTMLやCSSなどの言語を用いたweb画面のコーディングスキルは必須です。基礎的な知識から制作・運用までトータルの能力を取得できます。

受講後は、Webクリエイター能力認定試験スタンダード(エキスパート)、Illustratorクリエイター能力認定試験スタンダード(エキスパート)、Photoshop®クリエイター能力認定試験スタンダード(エキスパート)といった資格取得を目指すことが可能です。

Webサイト制作・マーケティング科

Webサイト作成とマーケティング関連のコースでは、デジタルマーケターやWebデザイナー、クリエイティブディレクター、Web広告・SNS運用担当といった仕事に必要な知識を身につけられます。

デジタル・SNSマーケティングの基本やマーケティングに求められる思考力、Webサイト制作スキルといった実践的なスキルを磨きましょう。

受講後は、Googleアナリティクス個人認定資格、Google検索広告認定資格、Illustrator®クリエイター能力認定試験、Photoshop®クリエイター能力認定試験、ウェブ解析士といった資格取得を目指すことが可能です。

PCスキルアップ科

PCスキルアップのコースでは、パソコンインストラクター、ICT支援員、OA事務員といった仕事に必要な知識を身につけられます。

OSの仕組みやExcel・Word・PowerPointをはじめとした各種アプリケーションソフトの基本的機能と操作方法を学び、業務の効率化に有効なスキルを学びましょう。

受講後は、ITパスポート、Microsoft Office Specialist Word一般/上級レベル、Microsoft Office Specialist Excel一般/上級レベル、Microsoft Office Specialist PowerPoint一般/上級レベルといった資格取得を目指すことが可能です。

広報担当者養成科

広報担当者養成に関するコースでは、広報担当者として必要な知識を身につけられます。
ノーコード開発によるサイト制作、SNS運用、ライティング、デザイン、画像・動画編集のスキルは即戦力として活躍するためには欠かせません。

事務担当者養成科

事務担当者養成のコースでは、一般事務、データ入力、OA事務、総務事務、労務事務などさまざまな職種に必要な知識を身につけられます。

IT・AIツールやソフトウェアを活用したパソコンスキルや文章作成、総務や労務の知識、一般的なビジネスマナーなど事務職として押さえたおきたい基本スキルが習得可能です。

受講後は、Microsoft Office Specialist、Microsoft Office Specialist Excel 2019、Microsoft Office Specialist Word 2019、Microsoft Office Specialist PowerPoint2019といった資格取得が目指せます。

キャリアカウンセラー養成科

キャリアカウンセラー養成のコースでは、学校や行政機関のキャリアカウンセラー、企業の人事部員、人材紹介・派遣会社のコンサルタントとして活躍するために必要な知識を身につけられます。 

キャリアカウンセラーとは、対話を通じて個人のキャリア形成や就職支援を行う仕事です。キャリアカウンセリングの役割やキャリアカウンセラーとしての心構え、メンタルヘルスの知識、傾聴スキルなどを学ぶことは必須といえます。

受講後は、メンタルヘルス・マネジメント検定試験2種といった資格取得を目指すことが可能です。

医療事務・医師事務作業補助者養成科

医療事務と医師事務作業補助者養成に関するコースでは、医療事務や医師事務作業補助者に必要な知識を身につけられます。

医療機関での受付・会計・レセプト業務、医師の事務作業の補助における知識とスキル、患者対応などの実務に役立つ内容を習得可能です。

受講後は医科医療事務検定試験1級、ホスピタルコンシェルジュ3級、医師事務作業補助者技能審査試験といった資格取得を目指します。

簿記ビジネスコース科

簿記のコースでは、一般事務、経理事務、会計事務、営業事務などの仕事に必要な知識を身につけられます。

簿記は認知度の高さに比例して企業からのニーズも高く、資格を所持していると、一般事務の業務に加えて企業の経営状況や決算処理にまつわるレベルの高い業務もこなせるため、仕事の幅が広がるといえます。

受講後は、簿記検定、原価計算初級、コンピュータサービス技能評価試験 ワープロ部門2級・3級、コンピュータサービス技能評価試験、表計算部門2級・3級といった資格取得を目指すことが可能です。

ファイナンシャルプランナー科

ファイナンシャルプランナーのコースでは、金融業界、不動産業界、税理士事務所、公認会計士事務所、保険業界などの幅広い業界で、総務事務や営業職、ファイナンシャルプランナーとしてお金の知識を活かして活躍するために必要な知識を身につけられます。

そのためには、専門的な金融の知識、営業における提案力などを学ぶことが必要不可欠です。

受講後は国家資格である、2・3級ファイナンシャルプランニング技能士の取得を目指します。

エステティシャン養成科

エステティシャンのコースでは、エステティシャンとして必要な知識を身につけられます。
 
エステティックと衛生管理に関する基本知識、顧客対応能力、施術技術を獲得することは、エステティシャンとして現場で即活躍するために最適の学習内容です。

宅地建物取引士養成科

宅地建物取引士養成のコースでは、不動産業界や建設業界の営業事務、一般事務としての必要な知識を身につけられます。

宅地建物取引士の資格所有者は、不動産の売買・賃貸契約における重要事項の説明や、重要事項説明書と契約内容を記した書面への記名などの専門業務を行うことが唯一認められており、不動産業界において重要な役割です。

不動産取引や宅地建物取引に関する専門知識(宅建業法・民法・法令上の制限・税制)、顧客への提案業務など、専門性の高い内容を学習できます。

受講後は宅地建物取引士といった国家資格取得を目指すことが可能です。

eラーニングプラットフォーム

10倍率が高いのはデザイン系と事務系のeラーニング職業訓練

倍率の高い職業訓練

職業訓練eラーニングで学べる12個のカテゴリについてご説明してきました。それぞれ受講できる人数の上限が定められており、中でも例年倍率が高いのは、デザイン系と事務系のeラーニングといえます。

デザイン系のコースは、Web業界が今後も大きな成長が見込まれるため世間的な需要が高く、そして勤務場所や雇用形態の融通がききやすい業界であることが人気の理由です。また、事務系のコースは、事務職が比較的残業が少ない上に体力の負荷が低く、長く働きやすい環境が整っているため人気となっています。

倍率に関係なく試験対策は必要ですが、倍率の高い職業訓練を希望する場合は、力を入れて試験の対策を行うことが欠かせません。

オンラインスクールプラットフォーム

11職業訓練の一助にひかりクラウド スマートスタディの導入を

これまで受講者に向けて、職業訓練eラーニングのメリットや人気コースについてお話してきました。そういった理由から、個人の好きな場所と時間に合わせて受講ができるeラーニングが人気の高まりを見せています。

そのため、職業訓練を運営する企業側もeラーニングの導入を検討してはいかがでしょうか。

NTT東日本のひかりクラウド スマートスタディは業態を問わず、オンライン上で学習を行えるeラーニングシステムです。コストパフォーマンスが高く、企業側と受講者側の両者の操作が簡単なため、非常に使いやすくなっています。

なお、現在2週間の無料トライアルを実施しているので、この機会にぜひお試しください。

※ひかりクラウド スマートスタディは、eラーニングプラットフォームのため学習コンテンツは含まれておりません。

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