【eラーニングの教材はどう作る?】 eラーニングの作成方法やおすすめのeラーニング教材作成ソフトをご紹介!
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2024.12.06 (金)Posted by NTT東日本

社内教育のために自社独自のeラーニング教材を導入すれば、自社に必要な知識やノウハウ・スキルを効率的に習得できます。
eラーニング教材を作成するには、教材の作成ソフトを使用すると効率的に作業が行えますが、各社が提供する作成ソフトは多岐に渡り、どのような基準でソフトを選べば良いのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、NTT東日本が提供するひかりクラウド スマートスタディです。
ひかりクラウド スマートスタディは、初期費用5,500円~、月額利用料1IDにつき198円〜と安心の定額制となっており、既存教材をアップロードすることで自社独自のカリキュラムを搭載したeラーニングを作成できるため、ぜひこの機会に無料トライアルをお試しください。
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※ひかりクラウド スマートスタディは、eラーニングプラットフォームのため学習コンテンツは含まれておりません。
また、本記事では、eラーニング教材の作成方法やおすすめの教材作成ソフトについて解説していくので、eラーニング教材を作成する際の参考になるはずです。
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目次:
1eラーニングの教材を作成する方法
eラーニングの教材を作成する方法として、主に以下の3つが挙げられます。
それぞれメリットとデメリットがあるので、自社に合った方法を選ぶことが大切です。
この章を参考に、自社に最適と思われるeラーニング作成方法を検討してください。
教材を購入する
eラーニングの教材を作成したい場合、既製品の教材を購入することをまず第一に検討するのではないでしょうか。
確かに、既製品の教材が自社で行いたい研修内容と合っていれば、わざわざ手間をかけて自社で作成する必要がなく、すぐに研修をはじめられるというメリットがあります。
一方で、既製品のeラーニングはコンテンツが決まっているので、自社に合う内容にカスタマイズすることはできないというデメリットがあることも覚えておいてください。
しかし、プロが作成した教材のため、安心して受講者に提供できるでしょう。
既製品のeラーニング教材を購入する際の納品形式
既製品のeラーニング教材を購入する際の納品形式は、学習システムがあるかないかで変わってきます。
- ・学習管理システムがある場合の納品形式方法
- ・学習管理システムがない場合の納品形式方法
自社の学習システムの有無にあわせて参考にしてみてください。
・学習管理システムがある場合の納品方法
自社で学習管理システムをすでに運用している場合、購入するeラーニング教材との規格が一致すれば、自社の学習管理システムに教材を登録しすぐに運用できます。
学習管理システムと既製品のeラーニング教材の規格が合うかどうか確認したうえで、問題なければデータで納品してもらいましょう。
・学習管理システムがない場合の納品方法
自社に運用している学習管理システムがない場合は、eラーニング教材を提供している会社にライセンス料を支払い、サービスを提供してもらう必要があります。
クラウド型の学習管理システムを選ぶことで、自社で受講のための設備を用意する必要がなく、受講者がパソコンやスマートフォンなどの端末を持っていればすぐに運用開始できる点がメリットです。
既製品のeラーニング教材をカスタマイズする
eラーニングの教材を作成したい場合、既製品の教材を自社用にカスタマイズする企業も多い傾向にあります。
既製品のeラーニング教材をカスタマイズする際には、eラーニング教材を提供する会社に依頼してください。
なお、カスタマイズの内容にはいろいろなものがありますが、一般的に行われているのは次の5つです。
- ・統合や切り抜きをする
- ・必要項目を追加する
- ・自社の独自の内容に変更する
- ・必要に応じてテストの内容を変更する
- ・ニーズに合わせて用語や表現方法を変更する
もちろんカスタマイズには費用がかかるとはいえ、自社のニーズに合った教材にカスタマイズできれば、受講者のモチベーションアップや学習効果の向上が期待できるでしょう。
統合や切り抜きをする
複数のeラーニング教材を1つにまとめたいときや、必要な部分だけ教材にしたいときは、統合や切り抜きもできます。
ただし、各コンテンツは明確な学習目標にもとづいて設計されているため、教材を統合したり切り抜きしたりすることによって、学習目標と内容にズレが生じるリスクがあることを理解しておきましょう。
必要な項目を追加する
担当者のメッセージや社長の講話などを動画にして既存の教材に追加したり、自社の教育制度や事例を追加するなどの工夫をしたいときには、既製品のeラーニング教材に必要項目を追加する必要があります。
企業オリジナルの要素を少しでも加えることで、受講者のモチベーションアップや学習意欲の向上が見込めるかもしれません。
自社の独自の内容に変更する
自社で実際に発生した事例にカスタマイズすることで、受講者の当事者意識も高まります。
例えば、コンプライアンス研修ならヒヤリハット、ハラスメントなど過去に社内で発生したインシデントや社外でのトラブル事例などを取り上げるといいでしょう。
必要に応じてテストの内容を変更する
既製品のeラーニング教材には、確認テストが含まれているのが一般的ですが、自社の目的に合わせてテストの項目を追加あるいは削除したり、合格基準を変更したりといったカスタマイズを行うことで、より効果的なテストを実施できます。
ニーズに合わせて用語や表現方法を変更する
既製品のeラーニング教材は、汎用性の高さが重視されていることから、業界や企業によっては、専門用語や表現方法がマッチしない場合があるので、教材で使用されている用語や表現方法を業界や企業に合ったものに変更することで、受講者が違和感なく学習に取り組めます。
オリジナルのeラーニング教材を作成する
自社のニーズに適したeラーニング教材を作成したい場合、下記方法を検討するとよいでしょう。
- ・オーダーメイドする
- ・自社で制作する
オーダーメイドする
eラーニング教材をオーダーメイドすると費用がかかりますが、プロの手を借りながら学習コースの設計やコンテンツを制作できる点が大きなメリットです。
オーダーメイドする際は、以下のような流れになります。
- 1. 情報収集をして外注先に提供する
- 2. 概要と詳細を決める
- 3. オーサリングしてもらう
なお、制作工程は主に「企画・設計」と「開発」の工程に分かれます。
企画・設計の段階で目的を明確にし、どのような教材を作るのか方針を決めることが重要です。
1. 情報収集をして外注先に提供する
まずはじめに、社内のマニュアルや過去に利用した教材、社内の調査結果などのデータをまとめて教材制作会社へ提供します。
もし、明文化できないデータがあれば、社員にインタビューを実施して必要な情報を改めて収集する必要もあるかもしれません。
2. 概要と詳細を決める
次に、学習教材のアウトラインを検討して、学習範囲や項目などの概要と詳細を決めていきます。
また、実技研修など動きに合わせたナレーションの必要性をはじめ、動画は取り入れるのかなども検討し、制作にあたっての要件を洗い出しましょう。
この段階ではじめて見積りが提示されるので、予算内でeラーニング教材を制作してもらえるかどうかを判断し、問題なければ発注します。
発注が完了したら、さらに細かい仕様を教材制作会社も交えて検討していき、制作スケジュールが明確になった時点で、実際に制作に入る準備を整えてください。
3. オーサリングしてもらう
最後に、文字や写真、音声ファイル、動画ファイルなどを組み合わせて1つのデジタルコンテンツやメディアを作成する作業であるオーサリングをしてもらいます。
オーサリングをしなければ、学習管理システムから教材を配信できる状態にならないので注意してください。オーサリングが完了したら教材を実際に確認して、必要に応じて修正を加えながら完成させていきます。
自社で制作する
自社内でeラーニング教材を1からすべて作る方法もあります。
難しい印象を受けるかもしれませんが、主にコストを抑えたいなどのニーズから、eラーニング教材の作成ツールなどを活用して自社内で教材を作っている企業は多くあるので安心してください。
なお、eラーニング教材の作成ツールを活用すれば、オーサリングを自動で行うことが可能なため、プログラミングスキルは不要です。
また、教材の元となるデータはパワーポイントなどで作成するのが一般的で、パワーポイントの機能で音声を挿入することや動画ファイルへの書き出しも可能です。研修教材として動画を利用したい場合、より費用を抑えることができる点は大きなメリットといえます。
>> コンテンツがなくても大丈夫!?すぐに使える研修資料のご紹介
NTT東日本が提供するひかりクラウド スマートスタディは、既存のスライド資料や動画教材をアップロードし、自社に合わせたオリジナルのカリキュラムを作成できるので、自社でeラーニング教材の作成を検討している企業におすすめです。
初期費用は5,500円~、1IDにつき月額利用料198円〜利用可能なため、研修にかかるコスト軽減にも一役買います。
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>> NTT東日本のeラーニングサービスを知る
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2eラーニングの教材を作成するときの注意点
eラーニングの教材を作成するときには、以下の3点に注意が必要です。
注意点を理解し、自社のニーズに合った教材を作成しましょう。
学習目的が明確かどうか
受講者の研修に対するモチベーションを向上させるには、明確な目的がなければいけません。最終的に受講者が最終的にどう成長していてほしいのかを。明確にするようにしましょう。
学習目的を明確にしたうえで、どんな要素が教材に必要なのかを洗い出していくことが重要です。
使いやすさ
教材が分かりづらい内容だったり、古い情報の研修内容だったりすると、受講者のモチベーションは低下してしまいます。
例えば、動画や画像の挿入があると具体的なイメージを持てるので分かりやすいですし、最新の情報を提供していることで、新しい知識習得のため学習意欲も向上します。
学習効果
学習効果が実感できると、受講者はモチベーションを高めることができます。
例えば、テストやアンケートなどを実施すると、リアルタイムに理解度を把握することができるので、学習効果が実感しやすいです。
3eラーニング教材作成ソフトを導入するメリット
eラーニング教材の作成ソフトを導入することによって得られるメリットは主に下記の3つです。
eラーニング教材を自社制作したい場合に、教材の作成ソフトを導入するか悩んでいるなら、この章で解説するメリットに目を通してみてください。
それぞれのメリットを知れば、eラーニング教材作成ソフトの導入を前向きに検討できるはずです。
動画コンテンツが簡単に作成可能
eラーニング教材作成ソフトは直感的に操作可能なものが多く、初めて使用する人でも動画コンテンツを簡単に作成できるメリットがあります。
既存のパワーポイント資料をアップロードするだけで研修コンテンツに変換できるツールもあるため、いろいろなeラーニング教材作成ソフトを比較するのがおすすめです。
修正や更新が簡単で履歴も残せる
eラーニング教材作成ソフトを利用すれば、コンテンツの修正や更新も簡単に行えます。また、修正や更新の履歴が残るeラーニング教材作成ソフトも存在しています。
修正や更新の履歴が残るeラーニング教材作成の場合、誰がいつどのように手を加えたのかが一目でわかり、法改正などで最新情報にアップデートが必要な際にも便利でしょう。
研修内容の品質を均一化できる
eラーニング教材作成ソフトを導入すれば、研修内容を統一でき、受講者ごとに認識の違いやインプットの差が生まれにくいため、研修内容の品質を均一に保つことが可能です。
従来のように、社内の教育担当者が研修資料を用意し、部門ごとに講師を選定して研修する場合、使用する資料は同じでも講師の伝え方によって研修の品質に差が生じてしまうケースがあることを思えば、eラーニング教材作成ソフトを活用した方がよいことは明白でしょう。
4ひかりクラウド スマートスタディを活用して独自のeラーニング教材を作成しよう
NTT東日本では、社員研修や社内の情報共有をオンライン化するクラウド型eラーニングプラットフォーム「ひかりクラウド スマートスタディ」を提供しています。
ひかりクラウド スマートスタディは、既存の資料や動画をアップロードして自社のニーズに合った学習コンテンツやカリキュラムを作成することができるなど、充実した機能により、eラーニングに初めて取り組む企業でも簡単に活用可能です。
また、受講履歴の一括管理などサポート体制も整っているだけでなく、初期費用5,500円~、月額利用料1IDにつき198円〜と安心の定額制なのもおすすめポイントといえます。
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