
よくある通信トラブルの解決策をご紹介!
通信のトラブル解決ガイドブック

編集 NTT東日本編集部
ほとんどの企業や自治体で構築されている社内ネットワークは、社員が快適に利用するために正しい設計が必要です。しかし、ネットワークの設計には専門的な知識が必要なため、ハードルが高いと感じている方が多くいます。
そこで、今回の記事では社内ネットワークの設計手順について解説します。ネットワークの基本的な知識から、設計時に押さえるべきポイントまでを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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Index

ネットワーク設計とは、パソコンやスマートフォン、複合機などの通信機器を、LANケーブルや無線でネットワークに接続して、情報をやり取りできる環境を構築することです。
ネットワーク設計によって、パソコンやスマートフォンからサーバーにアクセスして社員同士でデータをやり取りできたり、プリンターを使ってFAXの送受信ができたりと、さまざまな業務に役立ちます。社員の業務効率化を実現するために、社内でのネットワーク設計は欠かせないものになりました。
ネットワーク設計は、どのような環境でどのような機器を利用するのかによって構成が大きく変わります。目的や用途などの要件に合わせて、自社に適したネットワークを設計するのがポイントです。
LANとは「Local Area Network」の略で、特定のエリアのみで接続できるネットワークを指します。家庭で使用するネットワークは「家庭内LAN」と呼び、会社で使用する場合は「社内LAN」と呼びます。会社の同じフロア内やビル内の機器同士をつなげたい場合は、LANを使うのが一般的です。
また、LANには「有線LAN」と「無線LAN」があり、以下のような違いがあります。
WANとは「Wide Area Network」の略で、離れたエリアをつなげるネットワークを指します。LAN同士をつないだワイドなネットワークを指し、日常生活で使うインターネットはWANの一つです。WANによって世界中の人たちとコミュニケーションができるようになりました。
家電をインターネットに接続して遠隔で操作するIoTも、WANによって実現しています。また、本社と距離の離れた支社をネットワークにつなげたい場合も、WANを使えば可能です。

社内ネットワークを設計するには、まずは自社の現状の把握が必要です。現在使用しているネットワークに関する課題や問題点を洗い出すために調査を行いましょう。
具体的には、以下の項目について調査します。
調査時に、ネットワーク構築によって考えられる情報セキュリティ上のリスクも一緒に洗い出し、どのように対応するのかまで考えておくのがベストです。また、将来的にネットワークを利用する社員が増減する場合や、利用するアプリケーションが増えるケースまで考えておきましょう。
社内ネットワークの設計後に何らかのトラブルが発生して再構築が必要になると、その分コストや手間がかかってしまいます。そのため、事前調査は綿密に行う必要があります。
事前調査を行ったあとは、ネットワーク設計の要件を明らかにしていきます。この作業を正確に進めるためには、ネットワーク設計の目的をしっかりと把握するのが重要です。
ネットワークの導入の目的が明確になれば、目標達成のために必要な要件や、事前に対応すべき問題が分かります。すると、以下の設計の内容も確定できます。
企業や自治体によっては、必要に応じて上記以外にもクラウド設計やサーバー設計などの作業も必要です
現状調査の結果と洗い出した要件をもとに、実際にネットワークの設計書を作成します。設計は、使いやすさと通信の安定性を両立させるために、検討を重ねていきましょう。社員の要望や実現可能性だけでなく、性能やコストなど、さまざまな項目のバランスを取りながら、適切なネットワーク設計を行う必要があります。
システム改修はあとからでもできるので、最初は可能な限りシンプルな設計にするのがおすすめです。シンプルな設計であるほど、トラブルが生じた際に原因の究明がしやすく、すぐに対応できるというメリットがあります。
ネットワークを設計し、構築したあとは、管理方法を決めてマニュアル化するのが重要です。例えば、ケーブルの断線やサーバー障害などでネットワークが利用できなくなるケースがあります。ほかにも、不正アクセスやサイバー攻撃などの被害に遭う可能性もあります。
このような問題は、解決までに時間がかかればかかるほど、致命的なトラブルに発展しやすく、できる限り迅速な対応が必要です。誰でも冷静に、正確な対応ができるよう、問題が生じた際のマニュアルを用意し、社員に共有しておきましょう。
ネットワークの運用・管理に専用ツールを用いたり、外部に委託したりするのも一つの案です。社内に熟練のICT担当者がいない場合は、社内ネットワークを安全に運用するためにもツール導入や外部委託を検討しましょう。

ほとんどの場合、社内ネットワークを設計する際に構成図を作成し、そのとおりに構築を行っていきます。構成図の書き方には明確なルールがないため、作成者しか読み取れなかった場合、設計・運用段階でトラブルが生じる恐れがあります。そのため、誰もがすぐに視覚的に理解できるようなネットワーク構成図を作成するのが重要です。
シンプルなネットワーク構成図を作成しておけば、何らかのトラブルが発生した際に原因の追及や影響を及ぼす範囲を把握しやすく、迅速に対応できます。将来、社員の増減やオフィス拡大などがあり、ネットワークの規模を変更するときにも、構成図を確認しながら再構築を行えます。したがって、いつ誰が見ても、視覚的に読み取れるような構成図を作成するよう心がけましょう。
ほとんどの場合、社員全員がパソコンに精通しているわけではありません。したがって、実際にネットワークを利用する社員がストレスなく快適に利用できるようなネットワークを設計する必要があります。そのためには、設計前に社員の声を吸い上げることが必要です。
具体的に社員に対するヒアリング内容としては、以下のような項目があります。
社員にヒアリングを行う方法としては、面談やアンケートなどでの調査が一般的です。

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NTT東日本は、ネットワークの設計から構築・運用を一元的におまかせできるサービス「おまかせITマネージャー」を提供しています。ネットワークのボトルネック調査からセキュリティ調査、設定変更なども一括で行います。
また、要望に応じて、自社に適したネットワーク設計もご提案します。NTT東日本の豊富な構築実績を生かして、実用性と将来性を考慮したネットワーク設計が可能です。
NTT東日本ならではの充実したサポート体制を整え、万が一トラブルが生じたときでも、すぐにスタッフが対応します。社内ネットワーク設計をお考えなら、ぜひ「おまかせITマネージャー」をご検討ください。

ネットワーク設計とは、パソコンやスマートフォン、複合機などの通信機能を備えた機器をネットワークに接続し、情報をやり取りできる環境を構築することを指します。社内外との情報のやり取りのため、多くの企業や自治体でネットワークは構築されています。
ネットワーク設計は、まずは現状の調査が重要です。問題点や課題を洗い出し、設計に必要な要件を定義していきます。ネットワークはできる限りシンプルな設計にすれば、トラブル発生時にすぐに対応が可能です。構築後は、運用や管理方法を決めてマニュアルを作成しておきましょう。
NTT東日本はネットワーク設計から構築・運用までを一貫してサポートします。社内のネットワーク設計をお考えなら、ぜひNTT東日本のサービスをご検討ください。

編集 NTT東日本編集部
NTT東日本のサービス担当者が企画・監修を行う編集チームです。
中小企業の皆さまにとって身近で役立つ情報をお届けすることを目的に、サービスの特長や活用方法をわかりやすくご紹介しています。
日々の業務にすぐに活かせるヒントや、経営課題の解決につながるサービスの魅力を丁寧に発信しています。





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