
よくある通信トラブルの解決策をご紹介!
通信のトラブル解決ガイドブック

編集 NTT東日本編集部
複雑なネットワーク構造をもつ企業は、通信トラブルなどが起きた際に「原因を突き止めることが難しい」と感じるのではないでしょうか。企業がネットワーク管理をしていくうえで、通信機器の配置などが把握できる構成図は欠かせません。
そこで本章は、ネットワーク構成図の基本知識と種類、書き方のポイントについて解説します。ネットワーク管理は複雑になりやすいので、構成図を作成して整理していきましょう。

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Index


物理構成図は、社内の端末や通信機器などの配置が把握できます。ネットワークは、ルーターやハブなどのさまざまな機器を利用して構築されるため、配置の把握が曖昧になりがちです。 しかし物理構成図があれば、ネットワーク機器の位置や機器同士の接続関係が把握しやすくなり、トラブルが発生した際に対応しやすくなります。物理構成図の主な情報は、以下のとおりです。
フロアが複数ある場合は、全体像を把握しやすくするため基本的にまとめて構成を考えます。フロア間や、状況次第では建物間を結ぶ配線を考える必要があるでしょう。
またネットワーク機器同士を繋げるためのケーブルには、光ファイバーやSTPケーブルなどさまざまな種類があります。例えば光ファイバーだけでも「MMF」や「SMF」といった種類に分類されるため、物理構成図を作成する際は伝送媒体についても明確にしておく必要があります。
なぜならネットワークを構築する際は、物理構成図を参考にして機器の配線などを考えるからです。構成図を作成する人とネットワークを構築する人が同じとは限らないので、他の人が見ても「どのような配線・接続されているか」が理解できるようにまとめていきましょう。
論理構成図は、目に見えない通信の流れやネットワークの接続関係を視覚的に分かるようにしたものです。一般的に企業では、部署やフロアごとにネットワークが分割されています。
論理構成図は、ネットワークがどう分割されていてその間でどう通信が行われているかが分かります。つまり、複数のネットワークの識別が容易になるということです。論理構成図に記載されている主な情報は、以下のとおりです。

バス型は、1つの線を中心にしてネットワーク機器を接続していく形態です。企業によっては「バックボーン」「リニア」「イーサネット」とも呼ばれます。他のトポロジーに比べてシンプルな形態なので、比較的簡単に作成が可能です。またバス型は、小規模なネットワーク環境での使用に向いています。
しかし主体となる中央の線が1つでも断線すると、通信障害などの影響を受ける恐れがあります。状況によってはネットワーク機器が故障し、全体的に通信ができないこともあるので、現在はほとんど使用されません。
リング型は、その名の通り円形で接続する形態です。目的にデータを伝達するまで、デバイスから次のデバイスに情報を送る仕組みになっています。一方向のみの経路で情報を伝達するので、バス型同様どこかで断線などが起きるとネットワーク全体に影響が出てしまいます。
ただしリング型は再構成しやすい形態なので、ネットワーク機器の追加や不要なものを削除したいときに便利です。リング型はバス型よりも優れた動作を発揮しますが、現在はほとんど使用されない形態です。
スター型は、現在よく使われる主流の形態です。ハブやルーターなどを中心に設置し、そこから複数の機器へつなげる形態を指します。
バス型やリング型と異なり各機器が独立しているため、個々で障害が発生しても全体に影響は出ません。万が一トラブルが発生した場合は、各ネットワーク機器を修復すれば解決できます。
スター型はリング型よりも高い信頼性がありますが、中心に設置した機器にトラブルが起こるとネットワーク全体が影響を受けるので注意が必要です。ケーブルコストも高くなるので、予算を考慮して取り入れましょう。
ツリー型は、バス型とスター型を応用したハイブリッド型の構成です。その名が示すように、ネットワークが1つの根から枝分かれするように伸びています。
根の部分にはハブが接続されていて、既存のネットワークを拡張したいときに便利です。ただ拡張していくにつれて配線が複雑になるので、ネットワーク障害が起きると復旧作業が難しくなる可能性があります。

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見やすい構成図をつくるには、まず目的を考えることが重要です。構成図を活用する場面によって異なりますが「ネットワーク全体の把握」や「トラブル対策」といった目的があります。ネットワーク構成図は目的に合わせて、記載していく内容を変更していきましょう。例えば構成の現状把握をしたい場合は、アドレスなどの細かい情報は不要です。
必要な情報を絞り込むには「何のために構成図をつくるのか」といった目的を明確にする必要があります。またネットワーク構成図は、正確に記載されていなければ意味がありません。
システムトラブルが発生した場合、一つ一つ原因を調査していては解明するまでに時間が掛かってしまいます。正確な構成図でネットワーク環境を可視化しておけば、原因解明の時間が短縮できるのでトラブルを最小限に抑えられるでしょう。
しかし100%完璧に構成図をつくるのは難しいので、物理と論理に分けて作成し、シンプルな見た目を意識する事が大事です。
見やすい構成図をつくるには、まず目的を考えることが重要です。構成図を活用する場面によって異なりますが「ネットワーク全体の把握」や「トラブル対策」といった目的があります。ネットワーク構成図は目的に合わせて、記載していく内容を変更していきましょう。例えば構成の現状把握をしたい場合は、アドレスなどの細かい情報は不要です。
必要な情報を絞り込むには「何のために構成図をつくるのか」といった目的を明確にする必要があります。またネットワーク構成図は、正確に記載されていなければ意味がありません。
システムトラブルが発生した場合、一つ一つ原因を調査していては解明するまでに時間が掛かってしまいます。正確な構成図でネットワーク環境を可視化しておけば、原因解明の時間が短縮できるのでトラブルを最小限に抑えられるでしょう。
しかし100%完璧に構成図をつくるのは難しいので、物理と論理に分けて作成し、シンプルな見た目を意識する事が大事です。
物理構成図は文字だけでは分かりにくいので、図記号を用いて全体像を構成していくのが一般的です。記号の形は利用するツールによって違いがあるものの、見た目はほとんど共通しています。
例えば、ルーターを記号で表す場合は、長方体に通信アンテナの棒が付いている見た目をしています。視覚的に情報を判断しやすくするために、図記号は見やすいものを選択しましょう。
ネットワーク構成図はExcelでも作成できますが、専用のネットワーク構成図ソフトの利用がおすすめです。専用のツールであれば、誰が見ても分かりやすい専用図形が用意されているので「この記号は何か分からない」といった悩みを軽減できます。試行錯誤しながら何度も修正をしていくので、使い勝手の良いツールを選びましょう。
ネットワーク構成図は、現状のネットワーク環境を把握することが大事です。十分な調査をせずに運用を開始してしまうと、セキュリティの対応が遅れてしまう恐れがあります
例えば情報漏えいリスクを抑えるために、構成図を活用して社内ネットワークのアクセス制限や監視を実施できます。使い勝手が良い構成図にするためには、最低限以下のポイントを把握しておきましょう。
しかし、適切なLAN環境の把握や管理をしていくことは容易ではありません。LAN環境の構築や運用を効率的に行うには、一元的に任せられるサービスを利用するのがおすすめです。NTT東日本では、LANのボトルネック調査やセキュリティ調査・設定変更などを一括で担います。
また、快適なWi-Fi環境と有効な情報セキュリティ対策を両立させるなら「ギガらくWi-Fi」がおすすめです。「おまかせクラウドアップセキュリティ」も利用すれば、サイバー攻撃に利用されることが多いメールに特化した、高度な情報セキュリティ対策が可能となります。
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ネットワーク構成図は、視覚では分かりにくい通信環境を把握できる図面です。物理的な配置が把握できるものと、目に見えない接続関係などが分かる構成図の2種類に分けられます。
ネットワーク構成図にはさまざまな種類があり、現在はスター型やツリー型を使用するのが一般的です。構成図の書き方のコツは、以下の項目を参考にしてください。

編集 NTT東日本編集部
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