オンライン資格確認導入からICT課題まで一元サポート
3カ月のスピード導入でレセプト返戻の事務負担を削減!
適用業界・ビジネス分野
- クリニック
導入いただいたソリューション
- オンライン資格確認スタートパック
- ビジネスフォンへの録音機能追加
導入前の課題
当院では、高齢の患者さんが古い健康保険証を持ってきてしまったり、若い患者さんが転職や転勤時に切り替えていなかったり、健康保険証が正しく使用されないケースが思いのほかあります。患者さんへの確認や資格過誤によるレセプト返戻の処理作業が負担になっていました。
ちょうど患者さんからマイナンバーカードの健康保険証利用についての問い合わせが増えてきたこともあり、2022年5月にNTT東日本オンライン資格確認相談窓口に問い合わせました。
導入の経緯
何をどう準備をするのかわからない状態でしたが、NTT東日本の担当者が電話やメール、ときには直接来院して丁寧に説明してくれたので、必要な機器や工事内容をよく理解でき、納得した上で導入できました。
実際の作業も、NTT東日本がレセコンベンダーと連携して工事日を調整し、必要な物品の手配や当日の作業統制までワンストップで対応してくれたので、病院側でやることはほぼありませんでした。作業当日はレセコン側にトラブルがあったようですが、その切り分けもNTT東日本が対応してくれて助かりました。
問い合わせから約3カ月で導入が完了し、スピード感にも満足しています。既設のフレッツ光回線を使用しているため、ネットワークまで一元的にサポートしてもらえるのも心強く感じています。
導入の効果
マイナンバーカードを利用者はまだそれほど多くありませんが、健康保険証によるオンライン資格確認であっても、誤入力はエラーとして通知されるので、これまで見逃してきたミスにも気づけるようになりました。患者さんへの確認の手間やレセプト返戻の処理負担も大幅に減らせています。
受付に顔認証付きカードリーダーを設置したので、すでに患者さんからも「マイナンバーカードを使えるんですか?」と聞かれます。今後マイナンバーカードを利用する患者さんが増えていけば、事務負担をさらに削減できると見込んでいます。
今回、オンライン資格確認の導入とあわせて、既存ビジネスフォンへの録音機能の追加も依頼しました。コロナ禍で医療機関への心ない電話が増え、スタッフのケアのために必要だと考えたからです。こうした相談を気軽にできるようになったのも、NTT東日本へ依頼した副次的なメリットです。常に細かいところまで配慮しながら、病院のよりよい環境づくりを考えた提案してくれることに大変感謝しています。
NTT東日本
神奈川支店第三BI部
第二VCグループ
社員 住友 雄介