法人向けeラーニングプラットフォーム17選!比較ポイントや事例を紹介
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2024.12.06 (金)Posted by NTT東日本

eラーニング(electronic learning)とは、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの電子機器を使用して、インターネット上で学習する方法のことです。昨今の深刻な人材不足により、効率のよい人材教育の重要性が増しています。
また、政府により働き方の多様化が推進されています。このような状況から、eラーニングの導入を考えている企業も多いのではないでしょうか。
本記事では、企業側がeラーニングの導入を検討する際に知っておきたい、eラーニングプラットフォーム(学習管理システム)の基礎知識について解説します。
おすすめのプラットフォームも紹介していますので、導入を検討する際の参考にしてください。
オンライン研修の動向や導入ステップまるわかり!
目次:
1eラーニングのプラットフォームとは
eラーニングプラットフォームとは、インターネット上で学習コンテンツを配信したりテストを実施したりして、受講者の学習効果の最大化を図るシステムのことです。
eラーニングに必要な機能を備えており、企業の新人研修や社員教育など、さまざまな場面で活用できます。eラーニングプラットフォームは、「eラーニングシステム」「学習管理システム(LMS)」とも呼ばれます。
2eラーニングプラットフォームのメリット
eラーニングプラットフォームを導入すると、対面式と比較して以下のようなメリットがあります。
それぞれを詳しく見ていきましょう。時間と費用のコストが削減できる
eラーニングプラットフォームの導入により、時間や費用のコスト削減が可能になります。
対面での集合研修では、受講者がひとつの会場に集まり、同じ時間に研修を受けるのが一般的です。
そのため、日程の調整、受講者全員が入るだけの研修施設の確保、資料の準備などに時間を要します。また、講師の人件費、研修施設の会場費、設備費、テキスト費など、さまざまな費用がその都度必要となり、回数が増えるほど多くの費用がかかることがわかるでしょう。
eラーニングプラットフォームを導入すれば、会場費やテキスト費は不要になり、講師の人件費や設備費は最低限で済みます。
例えば、研修にかかる稼働時間とコストのシミュレーションをした場合、集合研修では1年で1人あたりにかかる平均研修稼働コストが29,904円なのに対し、eラーニングプラットフォーム*1では2,376円と、27,528円ものコスト削減が期待できます。
*1: ひかりクラウド スマートスタディを導入した場合
また、受講者側も会場までの交通費が不要になるほか、時間や場所を問わずに学習できる点が魅力です。
このようにeラーニングプラットフォームの導入は、管理者側にも受講者側にもコスト面で大きなメリットがあるといえるでしょう。教育の質を均一化できる
講師のスキルや経験による質のばらつきを解消し、すべての受講者に均一な品質で教育を提供できる点もメリットです。
集合研修では、毎回同じ講師が担当するとは限りません。研修の内容は同じであっても、講師によって言い回しや表現は異なります。たとえ同じ講師であっても、毎回まったく同じ講義をおこなうのは難しいでしょう。
また、受講者側の質疑応答なども受講する回により異なると想定されます。このように、集合研修では研修内容の質に差が出てしまうのを防げません。
eラーニングであれば、受講者全員が同じ内容の研修を受講します。質疑応答なども全員が閲覧できる掲示板などを通して確認できるため、教育の質を均一化することが可能です。学習の進捗度・理解度の把握が容易になる
集合研修では、一人ひとりの学習状況や理解度を把握するのは困難です。eラーニングプラットフォームであれば、受講者ごとに学習進捗や成績を自動で記録したり分析したりする機能が備わっています。受講者の学習進捗度や理解度が可視化されるため、容易に学習状況の把握が可能です。
そのため、一人ひとりに必要なサポートを提供できるようになります。例えば、「学習の進捗に滞りがある受講者には受講を促すためにリマインドをおこなう」「理解度が芳しくない受講者には個別に指導してフォローする」といったサポートが考えられるでしょう。
また、全体の学習状況を把握できれば、教材の改善や研修プログラムの最適化にも役立ちます。3eラーニングプラットフォームの機能
では、eラーニングプラットフォームは具体的にどのような機能が備わっているのでしょうか。
ここでは、受講者側が利用できる機能と、管理者側(企業側)が利用できる機能に分けて紹介します。受講者側の機能
受講者側が利用できる主な機能は以下のとおりです。
機能名
機能の説明
学習機能
eラーニングを受講できる
進捗度・理解度の確認機能
受講の進捗やテストの結果(成績)を確認できる
コミュニケーション機能
他の受講者や講師、管理者とコミュニケーションが取れる
コース登録機能
希望のコースを受講できる
受講者には、そのときに必要な学習教材が提供されます。学習した内容やテストの結果を確認できるため、自身の進捗状況や理解度の把握が可能です。
他の受講者や講師、管理者と学習状況や内容を共有したり質問したりできるコミュニケーション機能は、学習の理解を深めるだけでなく、モチベーションを保つのにも役立ちます。管理者側の機能
管理者が利用できる主な機能は以下のとおりです。
機能名
機能の説明
教材の作成・配信・管理機能
オリジナルコンテンツを作成、配信できる。新しい教材の登録といったコンテンツ全体の管理がおこなえる
テスト・レポート機能
受講後の理解度や知識の定着化を図れる
学習状況の管理機能
進捗度やテストの成績分析などから受講者の学習状況が把握できる
アンケート機能
受講者からのフィードバックを収集し、コース内容の改善に役立てられる
通知・リマインダー機能
管理者から受講者への一斉送信や、受講が滞っている受講者へのリマインドができる
新規購入した際の教材の登録や追加で購入した教材の管理などが可能です。
また、独自に作成したオリジナルコンテンツをアップロードし、配信することもできます。
テスト・レポート機能や学習状況の管理機能では、受講者の学習状況が把握できます。受講者情報も重要な機能です。
例えば、新入社員か既存社員かによって学習すべき内容が異なるでしょう。そのとき一人ひとりに必要な教材を手動で通知すると手間がかかります。受講者情報の管理機能があれば、受講者が受講しなければならない講座を自動で連絡できます。
通知・リマインダー機能は受講者全員へ何かを伝えたいときや、進捗度が芳しくない受講者へのメッセージツールとして役立ちます。4 eラーニングプラットフォームの種類
eラーニングプラットフォームは、「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類に分けられます。どちらを選ぶかは、企業の規模、セキュリティ要件、予算、拡張性など、さまざまな要素を考慮するといいでしょう。オンプレミス型
オンプレミス型のeラーニングプラットフォームは、自社サーバー内にシステムを構築し、運用する方式です。
セキュリティとカスタマイズ性が高いといったメリットがある一方、自社内にサーバーを置く必要があるため、導入と運用コストの負担が大きくなるのはデメリットだといえるでしょう。また、運用後に機能を拡張するには難易度が高く、柔軟性が低い点にも注意が必要です。
高度なセキュリティとカスタマイズ性を重視する企業に適しており、特に機密性の高い情報を取り扱う業界や大規模な組織で導入するケースが多いです。
【オンプレミス型の特徴】セキュリティ
高い
カスタマイズ性
高い
運用コスト
高い
初期投資
高い
スケーラビリティ(拡張性)
低い
柔軟性
低い
クラウド型
クラウド型のeラーニングプラットフォームは、外部サーバーを利用して運用する方式です。初期費用や運用コストがオンプレミス型より低い傾向で、導入後の拡張もしやすく柔軟性が高い点がメリットです。
ただし、セキュリティ面に関してはオンプレミス型より劣るため、しっかりとした対策を講じておく必要があります。
【クラウド型の特徴】セキュリティ
対応が必要
カスタマイズ性
低い
運用コスト
低い
初期投資
低い
スケーラビリティ(拡張性)
髙い
柔軟性
髙い
5eラーニングプラットフォームの選び方・比較ポイント
さまざまな企業がeラーニングプラットフォームを提供しているため、どのサービスを導入すればいいのか悩むケースも多いでしょう。
ここでは、自社に合ったeラーニングプラットフォームを選ぶ方法と、比較するときのポイントを解説します。講座の内容と質
自社オリジナルのコンテンツを配信できるかも重要な比較ポイントです。
自社の研修の目的と、従業員に学んでほしい内容を整理したうえで、その目的が達成できる内容を提供しているeラーニングプラットフォームを選ぶといいでしょう。受講可能人数
サービスによっては、受講可能人数が決まっていたり、受講者人数によって月額の利用料金が変動したりするケースがあります。自社の人数に適合するプラットフォームか確認しましょう。
受講人数が多いほど1人あたりの利用料金がディスカウントされる場合もあるので、大規模な企業はディスカウントの有無も併せて確認するといいでしょう。初期費用・利用料金
eラーニングプラットフォームを導入する際には、初期費用および運用コストを確認しておく必要があります。自社にぴったりだと思ったサービスでも予算に見合わなければ、運用の継続が難しくなってしまうでしょう。
例えば、オンプレミス型は初期費用が高額な傾向がある一方で、導入後の運用コストはそれほどかかりません。クラウド型は初期費用を抑えられる一方で、導入後は定期的に利用料金が発生するため契約している限り運用コストはかかり続けます。
また、受講者人数が増えるほど利用料金は高くなるのが一般的です。あらかじめ大体の受講人数と利用料金を計算しておき、予算とのバランスがいいものを選ぶようにするといいでしょう。自社に必要な機能の有無
初期費用や月額の利用料金が安くても、自社に必要な機能が備わっていなければ導入する意味がありません。また、いくら機能が豊富でも、自社に不要な機能が多く実際に利用しない場合には、高い利用料金を支払うことになりかねません。
機能の多さが利用料金に直結するわけではありませんが、自社に必要な機能と利用料金のバランスをみることも運用していくためには重要です。
導入を検討する際には、自社にとって必要な機能を事前に洗い出しておくといいでしょう。操作性
eラーニングプラットフォームは操作性が良いかどうかも大切です。
受講者側にはパソコンやタブレットの操作が苦手な人もいるかもしれません。管理者が使う管理画面が使いにくければ担当者に負担がかかります。
誰にとっても使いやすいか、直感的な操作が可能かといった点をしっかりと確認しましょう。
6【法人向け】eラーニングプラットフォーム比較17選
ここでは、法人向けのeラーニングプラットフォームの比較をしています。導入を検討する際の参考にしてみてください。
※2024年8月末日現在の情報です。最新情報は各社公式HPをご確認ください。
サービス名 |
特徴 |
月額料金 |
トライアル |
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5,500円/契約 |
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◯ |
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要問い合わせ |
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◯ |
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要問い合わせ |
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〇 |
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◯ |
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無料 |
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◯ |
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要問い合わせ |
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◯ |
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要問い合わせ |
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◯ |
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無料 |
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◯ |
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要問い合わせ |
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◯ |
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要問い合わせ |
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◯ |
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要問い合わせ |
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◯ |
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要問い合わせ |
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要問い合わせ ※契約ユーザーID数により初期費用が発生 |
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◯ |
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無料 |
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◯ |
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◯ |
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要問い合わせ |
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要問い合わせ |
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無料 |
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◯ |
1ひかりクラウド スマートスタディ
- 【特徴】
● 累計30万人以上が利用 - ● 1人あたりの月額利用料金が198円
- ● 初心者に優しいサポート体制
「ひかりクラウド スマートスタディ(NTT東日本)」は、既存のスライド資料や動画教材のアップロードが可能なため、オリジナルの学習コースをスムーズに作成できます。ドリルの自動採点機能や添削(フィードバック)機能、アンケート、修了証などの評価ツールで受講者の学習を手厚くサポートします。
また、学習状況を分析する機能も備わっており、CSV形式でエクスポートが可能で、外部ツールとの互換性が高いのも魅力のひとつです。
月額利用額は1人あたり198円〜と安心の定額制。操作や利用方法で不明な点はカスタマーサポートから気軽に問い合わせでき、サポート体制も整っています。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
5,500円/契約 |
198円(税込)~/受講者ID |
◯ |
2Smart Boarding
- 【特徴】
- ● 研修会社が厳選したコンテンツ
- ● アウトプットに特化した4つの厳選された学習体系
- ● 専任担当制のサポート体制
「Smart Boarding(株式会社FCE)」では新入社員から管理職向けまでさまざまなプログラムが用意されており、いずれも研修のプロが厳選したコンテンツとなっています。
また、「レッスン」「超実践トレーニング」「講座」「テーマ別ディスカッション」というアウトプットに特化した学習体系を採用。専任担当による電話相談や定期的なフォローでサポート体制も安心です。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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◯ |
3Schoo for business
- 【特徴】
● コンテンツは365日更新 - ● 生放送授業(ライブ配信)あり
- ● 階層別の研修コンテンツ
「Schoo for business(株式会社Schoo)」は、コンテンツ配信に特化したeラーニングプラットフォームです。365日のコンテンツ更新では最新トレンドを把握でき、ライブ形式の生放送授業ではインタラクティブな学習体験を実現できます。
また、新入社員、中堅社員、管理職と階層別の研修コンテンツが用意されているので、対象者を選択するだけで受講者に合った研修設計が可能です。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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〇 |
4SmartBrain
- 【特徴】
- ● マルチデバイスで管理業務が可能
- ● 販売プラットフォームとしても利用できる
- ● 複数言語に対応
「SmartBrain(株式会社キバンインターナショナル)」は、外出先や自宅から、学習画面・管理画面ともにマルチデバイスで管理業務が可能です。
購入カート機能や決済機能も備えており、教材の販売プラットフォームとしても利用できます。
9種類のクイズ教材の作成機能を備え、学習の進捗を効果的に測定できるだけでなく、学習画面だけでなく管理画面においても、スマートフォンからアクセス可能です。複数言語にも対応しているので、外国籍のスタッフが多い企業にもおすすめといえるでしょう。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
|
200円(税抜)/受講者ID |
◯ |
5エムスタ@ラボ
- 【特徴】
- ● 50名まで無料
- ● 基本機能が充実
- ● スマートフォン対応
「エムスタ@ラボ(株式会社テラ)」は、最大50名まで無料で利用可能なうえ、教材作成やアンケートなど基本的な機能が充実しています。
スマートフォンにも対応しているため、場所や時間にとらわれることなく利用でき、サーバーの設置が不要で、インターネット環境があれば利用を開始できるのも魅力の1つです。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
無料 |
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◯(50名まで無料) |
6learningBOX
- 【特徴】
- ● 10アカウントまで無料
- ● 無料プランでもほぼ全ての機能が利用可能
- ● WEBクイズ/WEBテストの形式は10種類以上
「learningBOX(learningBOX株式会社)」は、最大10アカウントまで無料で利用でき、管理者用と受講者用のアカウントを使い分けられるのが特徴です。
無料プランでも有料プランと同等のライセンスが提供され、ほぼ全ての機能が利用できるので、本格的に導入するかどうかをじっくりと吟味できます。
さらに、WebクイズやWebテストなど10種類以上の教材を作成可能です。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
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33,000円(税込)~/100アカウント |
◯(10アカウントまで無料) |
7Progate
- 【特徴】
- ● イラスト中心で初心者にわかりやすい
- ● 幅広いプログラミング言語に対応
- ● 教材が豊富
「Progate(株式会社Progategate)」は、イラスト中心のスライド学習ができるので、初心者にも分かりやすい構成のeラーニングシステムとなっています。
JavaScriptやPHPなどのプログラミング言語に幅広く対応し、理論と実践を組み合わせた効率的な学習が可能で、学習の進捗がグラフで表示されるため、受講者のモチベーションを保つ効果も期待できるでしょう。
基礎レベルのレッスンは無料で提供されていますが、有料プランではより多くの教材が用意されているので、自社のニーズによっては有料プランの利用を検討してもよいかもしれません。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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◯(無料プランあり) |
8ドットインストール
- 【特徴】
- ● プログラミング学習に特化
- ● 短い動画でスキマ時間に活用可能
- ● 有料会員は現役エンジニアに質問できる
「ドットインストール(株式会社ドットインストール)」は、プログラミングの学習に特化したeラーニングサービスです。
3分以内の短い動画形式ですべてのレッスンが提供されるため、スキマ時間を有効活用してプログラミングを学べます。
また、スマートフォンからも閲覧できるうえ、有料のプレミアム会員になると、講師に直接質問ができるサポートも利用可能なので、無料で使い勝手を試してから検討してみるとよいでしょう。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
無料 |
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◯(無料プランあり) |
9ビジネスeラーニング
- 【特徴】
- ● 確認テストを完備
- ● 教材の準備が不要
- ● 階級や職種ごとの講座が豊富
「ビジネスeラーニング(株式会社大塚商会)」は、動画や漫画を活用してビジネススキルを学習できるeラーニングシステムで、確認テストが完備されており、理解度を確認しながら学習を進められます。
無料のID登録を行うだけで、多岐にわたるコースの受講が可能なうえ、自社で教材を準備する必要がありません。受講スタートマニュアルを社員に転送し、受講コースを指示するだけで簡単に研修を開始できます。
「新入社員向け」「中途社員向け」「営業向け」など、さまざまなバリエーションの講座が用意されていて、パソコンやタブレットからの受講もできるため、社員の階級や職種ごとにフレキシブルに対応できるのも便利なポイントといえるでしょう。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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◯ |
10gacco for Biz
- 【特徴】
- ● NTTグループの社員教育のノウハウを提供
- ● 100万人以上の利用実績
- ● トレンドを反映したコンテンツを随時調達
「gacco for Biz(株式会社ドコモgacco)」は、母体のNTTグループで実践してきたノウハウを提供しているeラーニングシステムです。
eラーニングアワード厚生労働大臣賞を受賞しているうえ、100万人以上の利用実績があるので、多くの企業に支持されていることがわかります。
コンテンツはトレンドを反映し随時アップデート、各講座を無料で閲覧できるデモ環境で使い勝手などを確かめてみてください。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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◯ |
11UMU
- 【特徴】
- ● 学習者のパフォーマンス向上に特化
- ● 企業に合わせた評価方法
- ● 無料トライアルで気軽に試せる
「UMU(ユームテクノロジージャパン株式会社)」は、新しい学習形式に柔軟に対応し、主に学習者のパフォーマンス向上に焦点を当てているため、スキル習得に不安を感じる方におすすめのeラーニングシステムとなっています。
質の高いフィードバックや双方向のライブ配信機能を通じて、トレーニングの効果を最大化するだけでなく、企業に合わせた評価方法を採用してUMUを活用することで、必要な情報を効果的に把握できるのが特徴です。
法人向けには2つのプランがありますが、チーム版では無料トライアルが利用できるので、事前に使用感を試してみるとよいでしょう。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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◯(無料プランあり) |
12etudes
- 【特徴】
- ● 1,400社以上の企業に人材育成研修を提供
- ● 階層別に体系化された教材で実務に活かせる
- ● セキュリティ強化も可能(オプション)
「etudes(アルー株式会社)」は、1,400社以上の企業に人材育成研修を提供してきた実績をもとに作成された、直感的なUIと多彩な管理者向け機能が特徴のeラーニングシステムです。
階層別に体系化されたeラーニング教材が充実しており、大手企業や省庁での導入実績があるうえ、権限設定やオンライン研修連携、多言語対応などさまざまな機能がそろっている点も魅力といえます。
各種人事システムとの連携やセキュリティ強化オプションも利用できるため、大規模な運用を検討する際におすすめのeラーニングサービスです。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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要問い合わせ |
13SAKU-SAKU Testing
- 【特徴】
● 直感的な操作性
● 豊富な学習管理機能
● 実践的な既成コンテンツ
「SAKU-SAKU Testing(株式会社イー・コミュニケーションズ)」は、マニュアルがなくても操作できるほど直感性に優れています。
また、学習管理機能は、部署やグループ別に学習状況を確認できます。既成コンテンツも豊富で、カテゴリーごとに専門家が講師を担当。現場を想定した実践的な内容を学習できます。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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◯ |
14AirCourse
- 【特徴】
● 初期費用が無料
● 幅広いテーマの既成コンテンツ
● 使いやすいユーザインターフェース
「AirCourse(KIYOラーニング株式会社)」は、初期費用が無料なので、導入コストを抑えたい企業にとっては大きな魅力でしょう。
既成コンテンツの数が非常に多く、コンプライアンスやハラスメントの研修動画もあります。システムに不慣れな従業員でも直感的に操作できる仕様となっています。
【サービス詳細】
初期費用 |
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無料トライアルの有無 |
無料 |
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◯ |
15学び~と
- 【特徴】
●教材作成が容易
●動画や音声の編集も可能
●CSVデータで分析が効率的
「学び~と(エスエイティーティー株式会社)」は、学校法人駿河台学園の100年以上にわたる教育ノウハウを結集させたクラウド型のeラーニングシステムとなっています。
教材が容易に作成できます。パワーポイントなどの資料からスライドをはじめ、テストやアンケートを手軽に生成でき、動画や音声の編集も可能です。
また、教材や個々の進捗度をレポートで把握できるうえ、加えて、CSVデータでのエクスポート・インポート機能があり、受講者名簿の大量追加やデータ分析を効率的に行えるでしょう。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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◯ |
16Know-baton
- 【特徴】
● 独自のコンテンツを作成できる
● マルチデバイスで学習可能
● 受講者の理解度測定と進捗管理で履修徹底
「Know-baton(株式会社デジタル・ナレッジ)」は、コンテンツ作成機能を使用することで、PowerPoint、動画、音声などを組み合わせて独自のオンライン教材を素早くかつ手軽に作成可能なeラーニングシステムです。
マルチデバイスで学習が可能となっており、組織内での知識やノウハウの共有を促進し、コミュニケーションの向上やチームの連携強化が期待できます。
理解度チェックシートを用いて研修成果を確認・評価できるため、受講者の理解度測定と進捗管理で履修を徹底できます。低コストで教育コンテンツを運用したい企業におすすめです。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
要問い合わせ |
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要問い合わせ |
17学びばこ
- 【特徴】
● 直感的で使いやすいインターフェース
● 料金形態が豊富
● オプションが充実
「学びばこ(株式会社テクノカルチャー)」は、直感的で使いやすいインターフェースが特徴で、PowerPoint、PDF、Excel、Word、mp4のデータを手軽に教材として導入可能なeラーニングシステムとなっています。
テストも選択式や記述式といった仕様にかぎらず、時間制限の有無やランダム出題などが手軽に設定可能です。
なお、料金形態が豊富で、クラウド版とオンプレミス版が選択できます。IPアドレス制限や多言語対応、操作ログ管理などのオプションも充実しているので、柔軟で多岐にわたる運用をしたい企業は重宝するでしょう。
【サービス詳細】
初期費用 |
月額料金 |
無料トライアルの有無 |
無料 |
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◯ |
7eラーニングプラットフォームの導入事例
実際にeラーニングプラットフォームを導入した企業では、どのような課題が解消したのでしょうか。「ひかりクラウド スマートスタディ」を導入した企業の事例を2つ紹介します。
独自のコンテンツを配信し、さまざまな研修に活用|株式会社ネクスコ・パトロール関東さま
- 株式会社ネクスコ・パトロール関東は、NEXCO東⽇本グループの⼀員として関東地区における交通管理業務をおこなう専門会社です。
集合研修では、入社後の新人研修以降は管理職向けの研修のみで、非管理者である中間層を対象にした研修はなかなか実施できていませんでした。全社員へ平等に研修を受ける機会を与えたいと思い、eラーニングプラットフォームを導入することを決意したそうです。その後、以下のような課題の解消、効果が見られました。
【導入効果】
● 自社オリジナルのコンテンツ配信ができるため、独自の教育研修やコンプライアンス研修など多岐にわたる研修に対応できるようになった - ● 研修内容の質が均一化できるようになり、オンライン研修でも質の高い研修を実現できるようになった
● 受講者が自由な時間に研修を受講できるため、研修効率が向上した
詳しくはこちらで紹介しています。
導入事例: 株式会社ネクスコ・パトロール関東さま | ひかりクラウド スマートスタディ
学習の自由化で職員のモチベーションがアップ|社会福祉法人県央福祉会さま
- 社会福祉法人県央福祉会は、福祉・介護・療育・保育・医療等の分野において事業をしています。フルタイムの職員よりもパートタイマーの職員が多く、110を超える事業所では職員の質の平準化が難しいという課題がありました。eラーニングプラットフォームを導入後、以下のような課題の解消、効果が見られました。
【導入効果】 - ● 意欲の高い職員のモチベーションを保つことができ、職員のフォローにつながった
- ● 直感的な操作で利用できるため、使い方のレクチャーもスムーズにおこなえた
詳しくはこちらで紹介しています。
導入事例: 社会福祉法人県央福祉会さま | ひかりクラウド スマートスタディ
8eラーニングプラットフォームの導入ステップ
eラーニングプラットフォームの導入を成功させるためには、綿密な計画と実行が不可欠です。導入までの手順は以下の5ステップです。
まずは、「なぜeラーニングプラットフォームを導入するのか」「導入によってどのような課題を解消したいのか」といった導入目的を明確にしておきます。
導入目的が明確になったら、複数のeラーニングプラットフォームを比較検討します。比較のポイントや選び方は本記事を参考にしましょう。
導入したいeラーニングプラットフォームが決定したら、トライアルを申し込み、操作性や機能性を確認します。
トライアルに問題がなく、今後も継続していく場合には契約手続きをおこない、利用を開始しましょう。
9eラーニングプラットフォームの導入で人材育成を効率化
eラーニングプラットフォームは、人材教育のデジタル化を推進する重要なツールとして広く活用されています。受講者が時間や場所にとらわれずに学べる環境を提供し、学習の効率性と柔軟性を向上させます。
また、管理者にとっても、コンテンツの管理や学習者の進捗状況のリアルタイムな把握が容易におこなえるほか、集合研修では実現の難しいコスト削減や教育の質の均一化などができるため、今後ますます導入する企業は増えていくことが予想されます。
ぜひ自社に合ったeラーニングプラットフォームを導入して、人材育成の効率化を図ってみてはいかがでしょうか。