【ガス会社や工事会社必見】eラーニングでガス主任技術者養成を目指そう!試験内容や勉強方法も徹底解説!
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2024.11.14 (木)Posted by NTT東日本
ガス会社や工事会社などで、社員にガス主任技術者資格の取得を目的とし効率よく学習させたいなら、効果的に学習が可能なeラーニングをおすすめします。
eラーニングを活用すれば、時間や場所にとらわれず効率的に学習してもらうことができ、ガス主任技術者資格取得も夢ではないからです。
本記事では、ガス主任技術者資格取得のためのeラーニングでの学習方法をはじめ、試験内容や勉強方法などもあわせて詳しく解説します。
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目次:
1ガス主任技術者の概要
ガス主任技術者は一般家庭で使用される燃料ガスの製造から供給までの全ての過程に携わり、ガス工作物の維持および運用する際の保安・監督を行う責任者のことで、国家資格の取得が必要です。
ガス主任技術者の最大の任務は、ガスを安全に利用者に供給することであり、ガスの性質や特性を正しく理解して、ガス供給インフラ設備の工事・維持・運用を担います。
ガス主任技術者を事業場ごとに配置することが法令で定められているガス事業者にとっては、ガス工作物を扱う現場には欠かせない存在となっており、社員に積極的に資格を取得してほしいと考える企業も少なくありません。
ガス主任技術者の仕事内容
ガス主任技術者の仕事内容としてはガス工作物の工事やメンテナンスなど、現場の業務を監督することです。
当然ながら全ての過程を安全に管理し統括しなければならずプレッシャーがありますが、ガス工事の現場に監督として関わる仕事なので、やりがいも大きいといえるでしょう。
なお、ガス主任技術者は以下のように甲種・乙種・丙種と3種類に分かれていて、それぞれ扱える範囲が異なり、甲種が最も扱える範囲が多くなっています。
ガス主任技術者の種類 |
扱える範囲 |
---|---|
甲種 | ガス工作物 |
乙種 |
・最高使用圧力が中圧または低圧のガス工作物 ・特定ガス発生設備などに係るガス工作物 |
丙種 |
特定ガスの発生設備に係るガス工作物 |
企業としても甲種資格を保有する社員が在籍していればいるほど、広範囲でガス工事に携わってもらえるため、重宝するはずです。
2ガス主任技術者試験の難易度
ガス主任技術者試験の合格率は、甲種・乙種・丙種によって異なります。
ガス主任技術者の種類 |
合格率 |
---|---|
甲種 | 10.2%* |
乙種 |
17.1%* |
丙種 |
25.9%* |
最新令和4年の合格率は、甲種が10.2%*、乙種が17.1%*、丙種が25.9%*となっており、平均しても全体の合格率は約18%なので、難易度は高いといえるでしょう。
とはいえ、甲種と乙種に比べて、丙種については合格率が高い傾向があるので、まずは社員に丙種の取得を目指してもらうとよいかもしれません。
なお、全体で60%以上の正答率を満たしていても、それぞれの科目で最低合格基準に満たないものが1つでもある場合は不合格となるので注意してください。
試験では、過去に出題された問題と類似した問題が出題されるケースが多いので、過去問をしっかり解けるようになるまで、何度も繰り返し勉強することが重要です。
しかし、マークシートだけではなく論述もあるため、問題の出題意図と回答理由を理解して、文章で説明する力も養わなければならないという課題があります。
NTT東日本が提供するひかりクラウド スマートスタディには、受講者の提出物に管理者からフィードバックできる添削機能が搭載されているので、ぜひ2週間の無料トライアルを試してみてください。
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*参考:一般財団法人 日本ガス機器検査協会公式サイト 令和4年度ガス主任技術者試験の合格率
https://www.jia-page.or.jp/files/user/doc/exam/g2022r.pdf
3ガス主任技術者試験について
この章では、ガス主任技術者試験の概要をご紹介します。
社員にガス主任技術者の資格を取得させるためのeラーニングを導入する前に、ガス主任技術者試験についていま一度理解を深めておいてください。
科目と出題範囲
ガス主任技術試験の科目と出題範囲は下記のとおりです。
- ・ガス事業関係法令(保安に関するものに限る)
- ・ガスに関する物理並び化学理論
- ・ガス工作物の工事、維持並び運用に関する技術
- ・ガス工作物の構造及び機能
- ・ガスの成分分析及び熱量などの測定
- ・ガス器具の構造及び機能
引用元:一般財団法人日本ガス機器検査協会公式サイト ガス主任技術者試験:試験実施の内容
https://www.jia-page.or.jp/exam/examination/outline/
出題数と配点
ガス主任技術試験の出題数と配点は次のとおりです。
- ・法令 16問出題すべて解答・・・1問につき5点
- ・基礎 15問出題中10問を選択して解答・・・1問につき5点
- ・ガス技術 27問出題中20問を選択して解答・・・1問につき5点
- ・論述 法令に関するもの1問出題、解答・・・35点満点
- ガス技術に関するもの3問出題中1問選択し解答・・・35点満点
参考:一般財団法人 日本ガス機器検査協会 ガス主任技術者試験 試験実施の内容 試験時間及び試験科目
https://www.jia-page.or.jp/exam/examination/outline/
出題形式
ガス主任技術試験の出題形式は、法令・基礎・ガス技術の問題が5肢択1方式によるマークシートで、論述は記述になります。
試験時間
ガス主任技術試験の試験時間は、マークシート問題が2時間*、論述問題が1時間*です。
*参考:一般財団法人 日本ガス機器検査協会 ガス主任技術者試験 試験実施の内容 試験時間及び試験科目
https://www.jia-page.or.jp/exam/examination/outline/
合格ライン
ガス主任技術者試験の合格基準は以下を参照してください。
- 1. マークシート問題(法令、基礎、ガス技術)並びに論述科目の問題の合計点:300点満点中180点以上*
- 2. マークシート問題の法令科目:80点満点中、25点以上*
- 3. マークシート問題の基礎科目:50点満点中、15点以上*
- 4. マークシート問題のガス技術科目:100点満点中、30点以上*
- 5. 論述科目:70点満点中、20点以上
- 6. 論述問題の法令科目(35点満点)並びガス技術科目(35点満点):どちらも0点がないこと*
*参考:一般財団法人 日本ガス機器検査協会 ガス主任技術者試験 試験実施の内容 試験時間及び試験科目
https://www.jia-page.or.jp/exam/examination/outline/
受験料
ガス主任技術者試験の受験手数料は、12,700円(非課税)*となっています。
*参考:一般財団法人 日本ガス機器検査協会 よくある質問 ガス主任技術者試験 資格について
https://www.jia-page.or.jp/questions_list_gas/
試験会場
令和5年度のガス主任技術者試験の試験会場は、札幌、仙台、東京、名古屋、富山、大阪、広島、高松、福岡、沖縄でしたが、令和6年度の試験会場は2024年1月13日時点では未発表です。
例年9月下旬に試験が実施されていますが、各自治体によって開催日が異なる場合があるので、一般財団法人日本ガス機器検査協会公式サイトをチェック、もしくは各自治体の窓口に問い合わせてください。
4eラーニングを使った学習方法
自社の社員に難易度が高いといわれているガス主任技術者試験の合格を目指してもらいたいなら、仕事をしながらでも効率よく勉強できるeラーニングを活用することをおすすめします。
ガス主任技術者試験に合格するためには、約80時間から100時間*の勉強時間が必要といわれており、仕事をしながらだとハードルが高いと感じてしまいがちですが、eラーニングであれば通勤時間やスキマ時間を使って自分の好きな時に学べるので、勉強時間を効率的に確保してもらえるからです。
また、理解できない内容があったとしても繰り返し見ることが可能なため、自分のペースで納得するまで勉強できるのもメリットといえるでしょう。
独学ではモチベーションを維持できなかったり、何から手を付けていいのかわからない人がいたりするうえ、企業側で研修や勉強会を設けるにしても、忙しい業務の合間や勤務時間外に研修を設けなければいけないので、管理者の負担になりかねません。
一方、eラーニングでは、時間や場所に囚われずに好きな時に勉強することができるため、試験勉強する社員と企業ともに業務の効率化が期待できます。
*参考:建築設備ビズ ガス主任技術者の試験の合格率からみる難易度【勉強方法も解説】
https://kenchiku-setsubi.biz/gasshuningijutsusha/
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