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2019.01.31 (Thu)

Wi-Fi環境導入のメリットと活用法(第6回)

飲食店にWi-Fiを設置するメリットとは?事例もあわせて紹介

最近、カフェなどを中心に、飲食店においてもWi-Fiの導入が進んでいます。実際、Wi-Fiを導入することによるメリットは多く、顧客数の増加、顧客満足度の向上にもつながっています。

そこで本記事では、飲食店でWi-Fiを導入するメリットや導入方法、さらに導入にかかるコストなどについても紹介していきます。

飲食店にWi-Fiを設置するメリットとは?

飲食店でWi-Fiが使えると、顧客側のメリットが多い印象ですが、実際にはどのような効果があるのでしょうか? まずは、Wi-Fi設置によるメリットから紹介します。

集客ターゲットが広がる

今では多くの人がスマートフォンを持つようになったため、SNSやスマホゲームの利用頻度が上がっています。そうすると当然、通信制限を気にする人も多くなってくるわけです。
だからこそ、公共のWi-Fiを利用したいというニーズは高まっており、店舗内でもフリーWi-Fiを使用できれば、さらなる集客効果が期待できるでしょう。

また、Wi-Fiは、インターネット環境を必要としている外国人旅行者の需要もあります。Wi-Fiを設置することで若い世代や外国人といった顧客の層がさらなる広がりを見せると共に、口コミなどで「あの店はWi-Fi環境が整っていた」という情報が広まれば、自然と集客アップにつながる可能性があります。

料理が提供されるまで、より快適に過ごせる

飲食店では、料理や飲み物が提供されるまでに、当然待ち時間がかかります。そこで、無料でWi-Fiを使うことができる環境であれば、「待っている間にゲームをしよう」「写真をSNSに投稿しよう」など、来店客は通信量を気にせず時間をつぶすことができるようになり、快適に過ごすことができるわけです。さらに、通信量が重い動画であっても、Wi-Fi環境下なら快適に利用することが可能です。
こうして顧客満足度は上がり、「また利用しよう!」と思ってもらえるのではないでしょうか?

飲食店にWi-Fiを設置するデメリット

ここまでは、Wi-Fiを設置することが集客面においてメリットとなる旨を解説してきましたが、同時に覚えておくべきデメリットも存在します。これらの点もしっかりと加味して、導入すべきかを検討してください。

導入費用・月額費用が必要となる

Wi-Fiを設置・利用するためには、もちろん費用がかかります。レンタル・購入の違いで値段は変わってきますが、どちらの場合においてもルーターの使用料は必要です。また、設置するにあたって、初期費用や設置の工賃などがかかる場合もあります。

食事ではなく、Wi-Fi使用が目的の顧客もいる

Wi-Fiを設置することで、「店舗=ネットを使う場所」になってしまう可能性があります。ネット使用が目的で飲食をすることが目的ではない顧客が増えると、回転率・客単価共に下がります。
飲食を目的として来店する顧客のイメージダウンにもつながりますし、そこで働く店員も「あの人は、いつ帰るのだろう?」「全然注文してくれない......」などとネガティブな感情を抱いてしまい、それがモチベーションの低下につながる場合もあるため、対策を考えておく必要があるでしょう。

飲食店に設置するWi-Fiを選ぶ基準

前項までお話ししたメリットとデメリットを考慮し、いざWi-Fiを導入しようと決断。しかし、Wi-Fiサービスの選択肢は、数多くあります。迷った際に役立つ検討基準を以下に挙げていきますので、参考にしてください。

初期費用・月額料金・解約時の費用

Wi-Fiを設置するには、まず初期費用がかかります。また、設置するWi-Fiによって、30,000円~50,000円と料金が変わります。Wi-Fiの設置や設定を自分でする場合には初期費用不要という通信会社もありますので、そのようなサービスを検討するのもよいでしょう。一般的な月額料金としては、2,000円~5,000円が相場になっています。
また、解約する際には費用がかかる場合もあり、契約の残月数に応じて金額が異なるので注意しましょう。

まずは、契約期間・品質の観点でニーズが満たされているかを確認し、次に最適な価格設定になっているプランがどれなのかを考えるとよいと思います。

同時接続台数・通信速度

Wi-Fiを設置できるなら何でもいいというわけではなく、同時接続台数も重要なポイントです。Wi-Fiには同時接続台数が決まっており、これが少ない場合、「ネットがつながらない」という顧客が出てしまいます。
さらにネットを使う(使ってもらう)上では、通信速度も気になるところ。せっかくWi-Fiを導入したのに、「速度が遅くて使えない」というクレームが出るような状況にしないためにも、まずは同時接続台数と通信速度を確認しておきましょう。

接続方法・セキュリティ

Wi-Fiに接続するには、SSIDとパスワードのふたつが必要になります。これらは設置する際に伝えられますので、無くなさいように保管しましょう。

便利なWi-Fiですが、セキュリティ対策が甘いと解読され、第三者への情報漏洩につながるリスクもあります。アドレス帳やクレジットカードなどのデータ漏えいや改ざんを防ぐためにも、セキュリティ対策をしっかりと整えきましょう。そうすれば、顧客も安心してネット利用ができます。

飲食店にWi-Fiを設置する流れ

最適なWi-Fiが決まったら、あとは実際に設置するだけです。以下では、Wi-Fiを設置する上でまず何からやるべきなのか、さらに、申し込みから設置までの流れについても解説していきます。

Wi-Fi業者に申し込み

どの会社のWi-Fiを設置するのかを決めたら、まずは電話やメールで問い合わせましょう。Wi-Fiに詳しくなくても大丈夫。専門のスタッフが、丁寧に説明してくれます。 また、その際に初期費用やセキュリティ対策など気になることも一緒に確認しておくと、そのあとの流れがよりスムーズになります。

Wi-Fi設置の工事

Wi-Fiを設置するには、工事が必要となります。自分で設置をする場合、費用はかかりませんが、業者に頼んで設置工事を行う場合は費用がかかります。また、契約を結ぶとWi-Fiの設置に必要なものが送られてくるので、自分で設置する場合には、通信機器とルーターをつなげて利用可能な状態にします。接続にはSSIDとパスワードが必要ですので、失くさないようにしっかりと保管しておくことも大切です。

飲食店のWi-Fi設置事例

具体的な導入後のイメージができるよう、最後に、飲食店でWi-Fiを設置している事例を紹介します。

また、飲食店だけでなく、他業種店舗やオフィスでのWi-Fi活用事例について、以下の記事でも解説しています。もっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

居酒屋でのWi-Fi設置事例

居酒屋Aでは、店員の教育を動画で行っています。動画で接客や調理についてのマニュアルをつくり、さらに店員同士で覚えたことを互いに見ることができるようにするなど、動画の共有によってお互いのインプット・アウトプットを行っています。
こういった動画共有を行うにあたり、ネット利用が不便では効果も半減するため、Wi-Fiの導入がなされました。

導入後、従業員はWi-Fiを活用する都度、自身のデータ通信量を気にせず動画を気軽に更新・閲覧できるようになりました。また、動画の更新・閲覧頻度が上がることで、店の接客やサービス向上につながり、それがひいては業績アップにもつながっています。

カフェでのWi-Fi設置事例

あるカフェでは、日本人だけでなく、外国人の顧客など幅広い利用者に気楽に滞在してもらえるようにと、Wi-Fiを設置。さらにWi-Fi利用の説明書を英語ほか多言語にも対応、内容もシンプルにしたため、店員が口頭で説明するまでもなく手軽に利用してもらうことができる環境になっています。
また、制限時間など接続時の利用制限を設定することができるため、長時間滞在も防止可能。これにより、一定の回転率を維持しながら顧客満足度を向上させることができて、利用客の増加やリピートにつながっています。

まとめ

Wi-Fiを設置・利用するにはコストがかかりますが、集客アップなどの面に大きな影響をおよぼすというメリットは見逃せません。さらに「また来たい」と思ってもらうこともできるため、顧客満足度の向上にもつながります。
現状をしっかりと把握した上で、一度検討してみてはいかがでしょうか?

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