課題
行政業務においては、いまだ電話、FAXなどでの連絡、紙やホワイトボードによる情報共有・管理なども多く、業務稼働の効率化が課題となっています。
また、街のさまざまなトラブルや事象に対する市民からの連絡について、みえる化と迅速な対応など、市民サービスの向上が求められています。
取り組み
日欧共同研究開発事業、産学連携を通じ、スマートフォンのカメラや位置情報を活用した住民から行政への連絡、および行政内での迅速な情報共有と対応を可能にしたレポーティングプラットフォーム「楽と~ばん」を開発・提供しました。
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※「楽と〜ばん」はポートへフナー株式会社の提供商品です。
行政と連携したゴミ収集業務における実証実験で1日2時間以上の稼働削減を実現しました。
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本事例はあくまでも一例であり、すべてのお客さまについて同様の効果があることを保証するものではありません。
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人口44万人の実証実務協力自治体/「楽と~ばん」の開発段階での実証実験データ(2018年11月NTT東日本委託調査による)
WEBアプリケーションのため、面倒なインストール作業不要で、マルチデバイスでの利用が可能です。また、管理するレポートの種類やユーザー情報、緊急時のメール通知など、個別要望に応じた設定ができます。
Before
電話・FAX・地図・ホワイトボードでの対応(アナログ)
対応煩雑(確認→選別→手配)⇒非効率な情報伝達で迅速な対応ができない
After
一箇所に情報が集まり、連絡・報告稼働を軽減
写真で現場の状況を確認でき、迅速な対応が可能に
他にも、道路管理、公園管理、各種設備管理、鳥獣対策、被災状況管理、観光PRなど、あらゆる業務分野で活用可能。
導入によるメリット
サービスのポイント
- 写真と位置情報を付けてレポートとして共有できるので、詳細の説明や地図での場所の特定といった面倒な作業を削減できます。
- リアルタイムで情報が共有され、画像で状況が確認できるため、現地に出向くことなく対応判断が可能になり、対応を効率化できます。
- 投稿データは、CSV形式で出力ができ、データ分析に活用可能です。自由にカスタマイズできる報告書フォーマットによる紙媒体の報告書出力も可能です。
- 業務に関わるレポートタイプを自由に設定でき、ユーザーやレポートタイプごとに投稿の振り分けおよび管理が可能です。
- WEBシステムなので、WEBブラウザさえあればシステムをすぐに利用できます。
- 地図上に管理区域や施設などの情報を表示させることができるため、地域に特化したレポート管理が可能です。
- 街の見える化により、市民とのコミュニケーション活性!
- 市民からの連絡にも迅速に対応でき、市民サービス向上!
- 実証実験では情報伝達に係る稼動を1日あたり2時間以上削減!
- 蓄積したデータを分析し、効率的な業務の計画策定が可能!